ベトナムはコネ社会だ。
断言していいかどうか、人によって判断がわかれるかもしれないけれど、わたしはそう思う。
穴があったら、縁者で埋める♪
良職あれば、縁者で埋める♪
適材適所?な~に、それ?
はい。みなさん、お察しですね。
ワタクシ、只今、穴に縁者方式の被害を最大にこうむっております。
取引先企業で、日本語のできる人材を急募していました。で、その穴に埋められたのが、その企業の社員の妹ちゃん。
妹ちゃん、確かに日本語、できます。旅行社に努めているので、その方面の言葉はよく知ってるし、普通の会話中も「chikozo様」とお客様呼びしたりでちょっと大げさだったりするけど、旅行関係の仕事はうまくできると思うし、実際、うまくやってるんやと思う。
でも、でもよ。パソコンで文書を作成するような仕事をほとんどしたことがない妹ちゃん。その妹ちゃんに、文書作成やら編集やらの仕事をさせるか?普通。
ワード、エクセル、使えません。
でも、甲斐甲斐しくがんばってます。ミス満載で。
通訳しようにも、その分野の知識ゼロで、できるわけありません。ベトナム語の内容も、よくわかってへんねんから、あたりまえやっちゅうねん。
はあ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・。
普通、急募するようなポストって、その分野の経験者を入れるやろ?
なんでクライアント側の私がアシスタントを育てなあかんねん!
しかも、向いてないと思うねん。彼女。細かい仕事。
今、彼女が今日もってきた書類のチェックをしていますが、やっぱりミス満載。前回指摘したことも直ってない。
「chikozo様、すごいねー。忙しいねー。」
って、あんたがわたしの仕事増やしてること、わかってるか?
「chikozo様、ありがとねー。」
様付けのあとに、「ありがとねー」と言われると、力が抜ける。
今、あんたはこの仕事でお金もらってるってこと、ちゃんと理解してるか?
プロ意識のない人が多い。そう感じるのは、わたしだけ?
人には、向き、不向きというものがあるはず。
わたしは、この妹ちゃんをこのポストから外してもらいたいのですが、妹ちゃんであるがゆえに口を出しにくく。
きっと、同じようなことが、全国各地で起こってるんだろうなー。
もう少し、適材適所で人を配置すれば、この国、もっといろんな事がうまく進むだろうに。
いやぁ、今日は、愚痴愚痴になっちゃった。
ま、たまには、いいよね。
ここに書いて、ちょっとスッキリしたところで。
再び、ミス満載の書類と向かい合ってきます…………。 いやー。やりたくないー。