ま、こんな感じで@Hanoi⇒にっぽん⇒フィリピンへ

ハノイの思い出を引きずりつつ、
日本の生活とベトナム後遺症をつづってきましたが、
ちょっと浮気して、アジアの島国へ♪

納棺夫日記

2011-07-03 11:51:47 | フィリピン

日比友好月間の7月。
いろいろな無料イベントが行われます。
その口火をきるのが、毎年、映画祭。

今年のオープニングは「おくりびと」で、
わたしも、見に行ってきました。

「おくりびと」は前に、中国出張の飛行機の中で見たのですが、
ラスト5分のところで、無残にも

「着陸態勢に入ります」

と、ビデオを切られてしまっていたのです…。

というわけで、大きなスクリーンで、
改めて見て、いろいろなことを考えました。

生と死。
家族。
愛。
人生。
仕事。
本音と建前。


で、去年、バザーで見つけて買っていた
『納棺夫日記』を読み始めました。

作者である青木新門氏は、
最終的に、「おくりびと」は『納棺夫日記』を映画化したものではない、
とすることで、許可を出したというような記事をネットで読みました。
舞台が富山から山形に変わっていることや、
独自の死生観、宗教観が入っていないから、と。

読み始めて、確かに思います。
確かに、違う。

まずは、読み終えてから、
感想を書きます。

が、今、思うこと。
人のことを大切にしよう。
自分のことを大切にしよう。
命を大切にしよう。
毎日、やりたいことをやろう。



日本人男性って…

2011-07-01 07:25:19 | フィリピン

残業が長引きそうで、昨夜、スタバに買い出しに行くと。
いつもの通り、なじみの店員さんが
「Hi~、ちこぞう!まだオフィスにいるの!?」と話しかけてくれた。

彼女は昨日、棚卸のチェック担当だったらしく、
「わたしは深夜3時まで仕事…」と、
お互いの残業ぶりを嘆いていたのですが、
突然、彼女が、こんな質問をしてきた。


「ねえ、ねえ、ちこぞうさん。
 日本人の男性が女性に好意を持っているかどうかって、
  どうやって、見分けるの!?」

 

と。


おお。
すごい質問だ。

そんなのに、すらすら答えられるようだったら、
今も一人で海外を転々とはしてないよ。きっと。

と答えたら、彼女も笑っていたけれど、
彼女のストーリーは、こうだった。

長くなるので、割愛しますが、
5年ほど前、日本人男性と親しくなった。
彼に好意を抱く同僚が多く、多くの人が彼にアプローチしたけれど、
彼は私といっしょに食事に行ったり、パーティーに行ったりしたがった。
私の両親にまで会いたいと言い、会いにきた。

だけど、彼は、一度も、自分の気持ちを言葉に表してくれなかった。
”I love you” はもちろん、”I like you” も。
彼が自分のことをどう思って、誘ってくれているのかがわからなくて、
何度も質問してみたけれど、
答えはいつもなかった。

彼はフィリピンでの仕事も探していたけれど、
日本での仕事が見つかって、帰国することになった。
彼は、
「これからも、友だちでいよう」
と言って、帰国した。
最後に、一度だけ、キスをした。

その後は、メールも電話も返事がない。
ただ、一度だけ、
この間の地震で心配になって、メールを送ってみたら、
返事が来た。
無事でよかった。

でも、当時、彼は何を考えていたんだろう。
日本人男性って、どうなの? 
ちこぞう、日本人男性って、みんな、こんな感じなの?


と。


彼女と立ち話をすること20分。
日本人男性は、ことばで表現するのが
得意じゃない人が多いと思う。ほかの国の人に比べて。
と、自分の感想を言う。
もちろん、人によって違うけど。と付け加えつつ。


言葉と態度で分かりやすく気持ちを表現してくれる男性に慣れている人は、
混乱するだろうなあ…と、そんなことを思いながら、
スタバを去りました。

というわけで、日本人男性のみなさん。
ことば、大切ですよん。