太平洋戦争中、旧海軍の依頼で機体の着氷実験に使われ、北海道の山中で見つかった零式艦上戦闘機(ゼロ戦)の右主翼が22日から倶知安町の倶知安風土館で展示される。
翼はニセコアンヌプリ(1、308メートル)の山中で見つかった。長さ約4・8メートルで昨年6月、約60年ぶりに山から下ろされた。翼はほぼ原形をとどめていた。
倶知安風土館によると、実験は雪の結晶の研究を専門としていた元北海道大教授の故中谷宇吉郎氏が、着氷メカニズムを解明するため、1943年ごろから山頂の観測所で実施。終戦直後、機体は山中に捨てられた。
学芸員の岡崎克則さん(48)は「倶知安の歴史の一面でもあるので、特に子供たちに見てもらいたい」としている。
共同
翼はニセコアンヌプリ(1、308メートル)の山中で見つかった。長さ約4・8メートルで昨年6月、約60年ぶりに山から下ろされた。翼はほぼ原形をとどめていた。
倶知安風土館によると、実験は雪の結晶の研究を専門としていた元北海道大教授の故中谷宇吉郎氏が、着氷メカニズムを解明するため、1943年ごろから山頂の観測所で実施。終戦直後、機体は山中に捨てられた。
学芸員の岡崎克則さん(48)は「倶知安の歴史の一面でもあるので、特に子供たちに見てもらいたい」としている。
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