雪害の記録 2006 Apocalypse

君死にたもうことなかれ

(北海道)JR北海道、DMV脱線防止へ対策・除雪車開発を検討

2005年11月30日 | 雪対策(技術開発・利雪・克雪)
JR北海道は道路とレールの両方を走行できる新型車両「デュアル・モード・ビークル(DMV)」について、脱線防止に向けた対策案をまとめた。今月14日の脱線事故を受けた措置で、専用の除雪車の開発や、車両の連結方法の変更を検討する。通常は10センチとしている除雪基準も厳しくする方向で見直す。

 来月中旬から同社の苗穂工場(札幌市)内で走行試験を実施。データを蓄積したうえで最終的に決定する。対策案は30日にも公表する。

 今回の事故は踏切を通過する際に雪でゴムタイヤが浮き上がった可能性が高いという。線路上の雪は除雪車で排除しているが、踏切は形状が複雑なため、一般の除雪車では取り除けない。このため踏切での処理に優れた新型の除雪車を開発する。

 また現在の新型車両は2両編成で、人が通過できるようにマイクロバスの後部同士を連結している。2両目は後ろ向きに走行する形になっているが、運転席側を前にした方が鉄輪やタイヤにかかる荷重のバランスがよくなり、安定走行しやすいとみている。

日経
コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« (欧州)異例の寒波 ホーム... | トップ | (克雪)靴に簡単に脱着でき... »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

雪対策(技術開発・利雪・克雪)」カテゴリの最新記事