北海道の釧路市動物園は2日、同園が飼育している国の天然記念物シマフクロウ7羽のうち、国内最高齢の「しのぶ」(42歳、雌)が4月30日に死んだと発表した。
同園によると、人間なら120歳ぐらいに相当し、死因は老衰。4月21日の大雪で体がぬれ、衰弱したため手当てを受けていた。
しのぶは1963年、北海道十勝地方の山林で、ふ化から3カ月程度がたった状態で発見、保護された。釧路市動物園で飼育され、65年から東京の上野動物園に移った。93年には繁殖のため釧路に戻ったが、無精卵を2個産んだだけだった。
現在、国内の動物園でシマフクロウを飼育しているのは、釧路市動物園だけとなっている。
共同
同園によると、人間なら120歳ぐらいに相当し、死因は老衰。4月21日の大雪で体がぬれ、衰弱したため手当てを受けていた。
しのぶは1963年、北海道十勝地方の山林で、ふ化から3カ月程度がたった状態で発見、保護された。釧路市動物園で飼育され、65年から東京の上野動物園に移った。93年には繁殖のため釧路に戻ったが、無精卵を2個産んだだけだった。
現在、国内の動物園でシマフクロウを飼育しているのは、釧路市動物園だけとなっている。
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