携帯電話で飛行を制御するカメラ付き飛行ロボットを東京都大田区の中小製造業者を中心とする民間非営利団体(NPO)「大田ビジネス創造協議会」と東京大などのグループが開発、二十五日、東京都大田区の昭和島運動場で試験飛行を公開した。ロボットの外観は全長一・一メートル、両翼幅一・四メートル、重さ約一キロの飛行機で、携帯電話と同タイプの電池で動く。
二個の携帯電話を搭載し、地上の飛行制御用パソコンと通信しながら、衛星利用測位システム(GPS)も利用して飛行する。搭載されたカメラの映像は、携帯電話経由でリアルタイムでパソコンに送られる。開発費は約千五百万円。
微弱な電波で制御する従来のラジコン飛行機より飛行範囲は広い。携帯電話の通話エリア外でトラブルがあった場合に備え、高度が下がると自動的にパラシュートが開くといった対策も取る。
東京大の鈴木真二教授は「アンテナの改良などの課題は残っているが消防や警察に配備され地震時の初動観察などに活用できるロボットを目指したい」と話している。
ロボットは六月九日から十九日まで、愛・地球博(愛知万博)でも展示される。
東京新聞
二個の携帯電話を搭載し、地上の飛行制御用パソコンと通信しながら、衛星利用測位システム(GPS)も利用して飛行する。搭載されたカメラの映像は、携帯電話経由でリアルタイムでパソコンに送られる。開発費は約千五百万円。
微弱な電波で制御する従来のラジコン飛行機より飛行範囲は広い。携帯電話の通話エリア外でトラブルがあった場合に備え、高度が下がると自動的にパラシュートが開くといった対策も取る。
東京大の鈴木真二教授は「アンテナの改良などの課題は残っているが消防や警察に配備され地震時の初動観察などに活用できるロボットを目指したい」と話している。
ロボットは六月九日から十九日まで、愛・地球博(愛知万博)でも展示される。
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