自作真空管アンプ製作日記

オーディオ用、真空管アンプの製作に挑戦。 簡素な装置で、メーカー製に負けない、デザインのアンプに挑戦しています。

電源分離型 ラインアンプの電源部の紹介

2015年02月28日 | オーディオ
1今回の電源分離型コントロールアンプの電源部です。(上がコントロール部で下が電源部)



電源の影響を極力なくする為、アンプ部と切り離しました。 音質に与えるノイズの低減は格別の物です。
クロストロークを良くするため、LRを完全に分離しました。
コスト上昇と重量や大きさの点で不利になりますが、この効果はコスト上昇以上に有ります。
プレート電源、ヒーター電源(LR共)とも定電圧にしています。 
また、電源スイッチ及びコントロールアンプのリレー操作電源もこの電源部より供給しています。

その為に、電源分離、左右電源別々によるクロストローク向上による定位の安定を狙っています。


電源部のフロント部です。 左側に、電源ランプ(LED)を組み込んでいます。




上部よりの写真 (黒い丸は、映り込みです)




後ろ側で、左側が電源コネクターとヒューズで右側の大きい方(青色)がコントロールアンプへの送り電源コネクターで小さい方は、
将来の別ユニットの為の電源供給コネクターです、




電源部の内部です。
左より角型チョークトランス2台と角型電源トランス2台です。 漏れ磁束を極力小さくするためケース入りを採用しました。(LR別電源の為2台有り)
その横(右端)が、リレーコントロール様の電源で5v3Aと12v0.5Aのスイッチングレギレーターを採用しました。(12vは電源入切リレー用、5vは入力出力切替用リレー電源)
左下側に、ヒーター用整流基盤と3端子定電圧icで、12vと6vに変更出来るようにしています。その横が(中央)がプレート電源用の整流基盤とブロック電解コンデンサーです。
右側が、電源用のリレーです、アンプの電源スイッチ(リモート操作)で入切しています。(アンプには、ノイズ防止(交流回路入れない)の為です)




電源部の回路図です。(ヒーターは、SRPP回路で使用の為、約60v程度電位を上げています)




プレート電源用の定電圧基盤です。(LR)に2回路  電圧は200vで50v程度変化出来る様にしています。 (3端子レギレター採用)




電源部とラインアンプをラック上段と下段に離して設置した写真です。





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