励磁スピーカーの紹介は今後として、今回はレコード再生におけるイコライザーの重要性を認識しましたので、発表します。
今までに製作した、電源分離型コントロールアンプの内のイコライザー回路をCR型よりLCR型に変更し、音質の向上を図りました。
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下の写真の内、右側(黄色い色)のコイルを購入しました。 (イコライザー用のコイル 左右の2組です)
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見た所、磁気の影響が有る様なので、銅テープで磁気影響を避ける様にしました。
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イコライザーのLCRのみ、市販の基盤にくみ上げました。 このようにするとメンテナンスが楽です。(コネクター接続で取り外せるため)
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ユニット型にする為、ベースに 100mm 200mm角のアルミ板を使用しました。(100mm 300mm の板を200mmに裁断)
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このアルミ板に、アンプ部とトランスにLCRユニットを組み上げている所です。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/60/99/33f252d0852994121beb469a895a8758.jpg)
組み上げ、配線も出来ました。
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ラインアンプに組み込みました。 (今までのCR型の基盤は撤去です)
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元の、CRユニットが付いている写真で、上の写真の様に変更しました。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/70/ea/4136a40d468bf726fe7a0b28201be3d9.jpg)
アンプ部の全体の写真です。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/23/69/8b2368865fff17fed716b8de60633853.jpg)
イコライザーユニットの回路です。 左の入力のトランスはMCトランスです。
また、LCRユニットへの送りに、インピーダンス変換の為のトランスを乗せています。
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全体の音質は、NF型やCR型よりも、ノイズが低く音声等が浮かび上がった音質になり、大変満足しています。
この回路で鳴らすレコードの音は、各楽器や音声が1個1個浮かび上がってきます。 この音を聴くと他の音は聴けなくなりますよ。
今回も素晴らしい作品ですね。先程、貴ブログの読者登録をしたところです。恐らく、正12面体BOXで聞かれたもっと素晴らしいものと存じます。
今回のLCR型イコライザーでの試聴印象は。
低インピーダンス駆動による、透明感が一段と増した事と、1音1音が浮かび上がっている感じです。 特に、音声は惚れ惚れします。
NF型とは雲礼の差で、CR型よりもより深い音質です。
ご提案有難うございます。正12面体BOXとは、想像は出来ますが具体的には都の様な物でしょうか?
今は、励磁型スピーカー作りに凝っています。 今後は励磁の同軸型か励磁のホーンツィーターを検討しています。
返信、有難うございます。
正12面体SP・BOXは、以前からありました。
当方は、12面体の一面のみにユニットを取り付けるところから
試作し手作り品ですが、実用化商品に仕上げることができました。
詳細は、下記ヤフオクをご覧ください。商品説明には、試聴記および
購入された方の製作&試聴記も載っています。
https://page.auctions.yahoo.co.jp/jp/auction/u142778958
情報有難うございました。
検討して見ます。
偶々、拝見しましたらLCR EQの記事。。
当方も過去に双方を研究した経緯があります。
まあ、双方共、良し悪しと言いますか、良否はあります。
さて、今回のLC回路ですが、御存知の様にLもCも極性が御座います。
交流的な性能面では、特にかなり精度の高い計測をしても、差を見付け辛いかと思います。
然し、肝心な最終的なサウンド面で違いが生まれる。。と言う現象が往々してあります。
Lは巻始めと巻終わりで、どちらに信号を入力するかで変化を生じる訳です。
Cの場合も同様で、以前は皆、マーキングがあり。それをインピーダンスの低い側に使用するのが通例でしたね。
では、Lはどうか。。
Lでも同様ですが、オーディオ領域では巻線の双方を切り替えて、聴いて判断されても宜しいかと思いますね。
まあ、お気に入りの方に接続されたらと思います。
時に思った以上に、変化がある場合もありますので。。
但し、これが高周波領域の場合、コイルも1番と2番と番号の記載があり、守らねばならない様です。(浮遊容量の関係から)
尚、コイルでも分割巻されてリケージの少ない仕様は、極性の差が少ない場合が多い様です。
現在は組み込んでいますので、現在組み換えは無理と思います。
今度製作の時は、指摘の方法を実験したいと思います。 良い情報有難うございます、参考にさせていだきます。