自作真空管アンプ製作日記

オーディオ用、真空管アンプの製作に挑戦。 簡素な装置で、メーカー製に負けない、デザインのアンプに挑戦しています。

オーディオスピーカー、2インチウッドホーンの製作 その3

2009年01月10日 | オーディオ

今回は、スピーカー(2インチウッドホーン)の、天板と低板の加工を発表します。
(オール自作のスピーカー群で、今回は発表は真ん中のホーンスピーカーです)


 出来上がった、2インチウッドホーンの写真です。





正面からの写真です。





ホーンの天板底番の製作過程ですが、一番難しく大変な所ですので、少々細かく説明します。


下記の寸法図が、カーブの裁断図です。(この通り、トリマーで荒削りします)





25mm厚の集成材を3枚重ね、75mm厚を製作します、トリマーで深く削る事が出来ませんので、
1枚目を少々荒削りし2枚目を張り合わせ、2枚目を荒削り次に3枚目を張り荒削りする工程で行いました。


下の写真は、2枚目を張り合わせ荒削りしている所です。








2枚目の荒削りが終わり、3枚目を張り合わせ、荒削りしている所





天板底番2枚、2組で計4枚です。(75mm厚ですから、想像以上に大きく重たいです)




今までの工程で3枚目を荒削りし、終了した所です。




今度は、荒削りした板をなるべく正確に削る工程です。

削りカーブの図




上記のカーブを正確に削るための小道具を製作します。

まず、厚紙(ダンボール等)をカーブに合わせ製作します。




厚紙をカッターにて、裁断した所




裁断した厚紙(色つきダンボール使用) (色は関係無、判り易くしたため色つき使用しました)




サンダー(ペーパー)で、厚紙のカーブに合わせ、削っている所(一番難しい所です)
慎重にしました。
(ほこりが舞い上がりますので、マスクが必要です)




厚紙に合わせている所



400番ペーパーで仕上げを行いました。
 (何とか削りが終わった所です)




濡れ雑巾で拭きあげ、乾いた所




出来上がり4枚です。






続く





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2 コメント

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ホーンの研磨 (ジャマ)
2009-01-31 22:34:58
これはとても参考になるノウハウですね。
肝心なホーンのカーブ形成は、サンダー(ペーパー)で、厚紙のカーブに合わせ、削っておられますが、どのくらいの時間をかけられていますか?とても一日では終わらないですよね。
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Unknown (Unknown)
2009-02-02 07:26:09
コメント有難うございます。
具体的には忘れましたが、2日位だったと思います。(8時間*2日)
印象にあるのが、削りの時のホコリが多くマスクを使用しなければいられない事とでした。 その理由で、サンダーがけの荒削りは、4個続けて行いました。
半日(4時間位でしたか?)最も気を付けた所は、削り過ぎないことです。

後1.5日位をペーパーで仕上げにかけました(ここは、拘りですからいくらでも日をかけれます)。
一番目立つ所ですから、根気だけです・・・。

近い内に続きを発表します。 

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