湯釜

草津白根山の火口湖である湯釜。色鮮やかな湖面は、見る人々を魅了します。美しい湖ですが、実はとても危険な湖でもあるのです。
【開通期間】
4月下旬~11月中旬
※期間中も噴火警戒レベルが上がると通行止めとなる可能性があります。事前に確認した方が良いです。
【駐車場】
¥500
前回:
【群馬】未完成の巨大ダム『八ッ場ダム』平成29年7月現在の姿(長野原町)
2017/7/8(土)
長野県の志賀高原と群馬県の草津を結ぶ志賀草津道路(国道292号線)を走る。

2014年6月以来噴火警戒レベルの引き上げで長いこと通行止めでしたが、2017年6月7日ついに開通しました!このときを待っていました!
ずっと見てみたかった草津白根山の湯釜を目指します!
湯釜の駐車場は500円。

そこから湯釜までは、約10分の登り道。
フリーのポールがたくさんあるので、ヒザの負担を軽減できます。

道は舗装されているので、サンダルでも大丈夫!でも、斜面が続くので足首痛めないようにご注意ください。

展望台につきました。

ここまでの道は舗装されていると言いましたが、展望台はジャリ。湯釜を見に急ごうとすると、ずるっといってまうので足元にはご注意を!
(私もずるっとなりました。)
こちらが湯釜。

何この色!!!
エメラルドグリーン?それとも水浅葱色?
もしくはバスクリン!旅の宿!

これまで美瑛の青い池(北海道)や寸又峡夢の吊り橋(静岡県)など同系色の景色を見てきて慣れているはずなのですが、思わず声が出てしまう美しさ。
こういった自然スポットはその日の天候や前日の雨などで見え方が変わるので優劣つけるのは難しいかと思います
その理由として思い付くのは、あまりにも色が浮いていること。

ほんとにそこだけ別の塗料で塗りつぶしたかのような浮き具合。油絵の1ヶ所だけポスカで染めたような、文字通り異色なのです。
この美しい湖は、pH1.0前後のとても強い酸性です。
pHといわれてもよくわかりませんが、日本の酸性湖で有名な青森県恐山にある宇曾利湖(うそりこ)はpH3.5、宮城県大崎市の潟沼(かたぬま)は1.4。
これらを凌ぐpH1.0の湯釜は、日本一危険な湖といっても過言ではないかもしれません。
(※pHは0に近いほど強い酸性となります。)
湯釜駐車場の周辺にはレストランやカフェ、おみやげ屋さんがあります。

湯釜ソフト(¥370)あります。

クマザサを使って湯釜カラーをイメージしたソフトクリーム。めっちゃ美味しそうなのですが、ソフトを食べるには少し寒い・・・
ということで、チーズベイクドカレーパン(¥350)にしました。

おみやげ屋さんにあるポテチはパンパン!

そう、ここは標高2,000mというかなりの高所なのです。
お次は話題の国境線へ・・・!!
次回:
【長野】そこは危険な国境線『毛無峠』(高山村)
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