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【長野】野沢温泉で過ごす夏の夜~ホタルと河一屋旅館と13の外湯~(野沢温泉村)

2017-08-25 12:00:00 | 長野県



夜の野沢温泉




広い長野県でも北部に位置する野沢温泉。珍しく旅館に泊まって夜の温泉街をお散歩してみました。冬はスキーヤーでにぎわうところですが、夏ならではの魅力も見つけました!

前回:
【長野】そこは危険な国境線『毛無峠』(高山村)



2017/7/8(土)

1泊2日の群馬・長野旅。

当初の予定では、草津温泉あたりで夜を明かすつもりだったのですが、少し足を伸ばして野沢温泉までやってきました。

長野県の北部に位置する、スキーのメッカでもあるこの温泉街。夏はいったいどんな様子なのでしょうか。




■宿泊がおすすめ!




私にとっての温泉といえば、基本的に車中泊時のお風呂。
日帰り可能な温泉につかり、名所などがあればちょっと散歩してみたり、名物があれば手頃な食事処へ入ってみたり。これでかなり満喫できます。


でも、野沢温泉は宿泊がおすすめ!

まず、温泉街は小さく密集しているので、車で移動がしにくいです。細い坂道ばかりです。

また、駐車場もそんなに多くはなさそう。やっぱり旅館や民宿に泊まってぶらぶら散歩するのに向いている気がします。

そして、このあと紹介する外湯がなかなかハードなのです・・・。


私も今回は珍しく旅館に泊まってみました!





■あたたかい接客の河一屋旅館





今回泊まった宿は河一屋旅館

当日限定、素泊まり¥6,000です。

ゲストハウスや民宿ばかりに停まっている私の普段の旅スタイルから考えると、そこそこ高価に感じるお値段。

でも、色々と楽しめたので結果的には大満足!


まず、受付のお姉さんが物凄く感じが良いのです。
おすすめの場所や食事処などをとっても丁寧に教えてくれます。優しさが溢れすぎてます。


ちょっと話しただけで、早くも「ここに泊まって良かった」そう感じました。



こちらが本日のお部屋。

トイレと風呂はついていませんが、リニューアルしているのでとってもきれい!

冷蔵庫やテレビなどの設備は、通常の旅館通り。ドライヤーもお部屋にあります。



荷物を置いて浴衣に着替えたら、温泉街の散策に出発!






■夜のお散歩




夜の温泉街を浴衣で散策、実はちょっと憧れていたシチュエーション!車中泊や日帰りでは味わえない楽しみの1つです。

素泊まりプランなので、まずは夕飯さがしに出発!

宿でおすすめされた良味へ。

こちらは、21時まで営業のお蕎麦屋さんです。


信州といったらざるそばですよね。





こちらは野沢温泉の名物、麻釜(おがま)

ここは、村の人が野菜を茹でるところ。危険なので、観光客は柵の外から眺めるだけ。

そんな生活の場である麻釜、夜はとっても静か。

こんな夜中に野菜茹でてる人がいたら、それはもうあずきとぎとか妖怪の類いとしか・・・



あれ、人がいる!

白いランニングシャツを着たオジサンが缶ビール片手に熱唱している!!


なぜ湯けむりにつつまれて熱唱しているのか。
気になる選曲はビックカメラのCM曲の原曲でした。




そして、夏の野沢温泉で見逃してはいけないのがホタル!!!!

河一屋旅館のすぐ近くの川にホタルがいっぱい!!

写真にはまったく写りませんが、たくさんのホタルを見ることができます。

詳しい場所は・・・旅館の方や地元民にきいてみてね。






■困難の外湯めぐり




野沢温泉街の魅力の1つに外湯めぐりがあります。

なんと、外湯が13ヵ所!しかも全部無料

なぜこんなことになってるかといいますと、もともと野沢温泉に暮らす人の自宅にはお風呂が無かったのだそう。

村民向けにつくられた温泉ですが、今では観光客も気軽に利用することができます。


こんなにあってどうしよう・・・どこへいくか全然決められません。



ちょっと調べてみると、ここのサイトがレポートも丁寧でわかりやすい。

あれ、よく見ると今日泊まってる河一屋旅館のサイトでした!Webにもにじみ出る優しさ。




というわけで、最初は最もメジャーな大湯から。


温泉街でも人が多く集まるにぎやかなエリアにあります。

江戸時代の趣を再現した湯屋建築で、とても存在感のある外観。屋根が三重になってますが、内部は吹き抜けの空間。

中に入ると、『ぬる湯』と『あつ湯』の2つの浴槽があります。


まずは『ぬる湯』。

あっつい!!!
ぬる湯というのにあっつい!!!




ということは、『あつ湯』は・・・。


無理!!
まったく入れません!


結局、ぬる湯に足をちょっとつけて終わりました。

聞いた話によると、この大湯が一番熱いらしい。ほっ。




まったくお湯につかれなかったので、別の外湯にも行ってみよう!


つぎは麻釜の湯

先ほどの麻釜は「おがま」ですが、ここでの読み方は「あさがま」。


ここは浴槽1つ。


・・・あっつい!!!


他に人がいなかったので、水で少し薄めてみました。
なんとか腰まで入れるように。



肩まで温泉に浸かりたい!

ということで、もう1ヶ所!熊の手洗湯へ。



外湯の中で一番ぬるいと言われています。もう私にはここしかない。


ここも『ぬる湯』と『あつ湯』の2つがあります。

『あつ湯』には見向きもせず『ぬる湯』へ。


な、なんとか胸まで入れました。でも、ちょっとあつい。長くはもたない・・・。


野沢温泉、基本的にどこも熱いです!!!!


そして、外湯はどれもコンパクト。

脱衣場は無く、小さな湯船を囲むようにスノコと棚があるだけのシンプルなつくりです。

必然的にあまり長湯する雰囲気ではありません。また、髪の毛を洗ったりする雰囲気もありません。もちろんドライヤーなどの設備もなし。

また、全て同じ利用時間。
4~11月:5:00~23:00
12~3月:6:00~23:00

早朝から遅くまで開いているのでとても利用しやすい!




夏の夜風は少し涼しくて、風呂上がりでも湯冷めしないちょうど良い気候。

これにて外湯めぐりは終わりにします。










一通り散歩し終えたので、河一屋旅館へ戻ってきました。

この旅館の温泉は、なんと24時間入浴可能!これは嬉しい!

外湯が23時までなので、思いっきり外湯めぐりしたあとに髪の毛洗ったりできますね。


そして、そんなに熱くない!

外湯がドS仕様の野沢温泉において、これも嬉しい!


ゆっくり温泉につかることができました。

もし日帰りで来ていたら、熱いお湯が苦手な私はまともに温泉につかれなかったかもしれません。



風呂あがりの一杯!

自販機にはミステリーゾーンと書かれたあやしいメニューが・・・

何が出るかはお楽しみってやつですね。これにしよう!

ファンタグレープでした!これは大当たり!!
もし、あったかいおしることか出たら泣いていたかもしれません。


今日はよく眠れそうです。

次回:
【長野】野沢温泉で過ごす夏の朝~足湯と野沢菜と道祖神~(野沢温泉村)





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