【神奈川県まとめ】

ほのぼのした公園内で古城のような圧倒的な存在感を誇る廃墟。廃墟の中では比較的アクセスしやすく、「ちょっと見てみたい」「写真撮りたい」といったライトな廃墟ファンにぴったりの物件です。
前回:
【東京】まるでメルヘンなテーマパーク!フリータイム猫カフェ『てまりのおしろ』(吉祥寺駅)
2018/12/8(土)
今日は久しぶりに横浜に来ています!
今回の目的は「根岸競馬場跡」と「工場夜景」。なかなかマニアックなチョイスです。
最初は根岸競馬場跡から。
競馬場跡は、山手駅から約1kmほどのところにあります。
駅からバスでアクセスすることもできますが、徒歩15分くらいなので歩いて行くことにしました!
廃墟の魅力の1つに、行くまでの道のりって絶対あると思います。
通常は山の中にあったり、そもそもどこにあるのか正確な位置がわからなかったりするため、苦労してたどり着くというプロセスを踏むことになります。
この競馬場跡は、そんな廃墟たちに比べると圧倒的なアクセスの良さ!
とはいえ、横浜の歓楽街を離れて住宅街の細い道を歩いて行くのは、普通の観光地では無い場所へ向かうようでちょっとだけわくわくします。
(私は廃墟マニアではありませんよっ!)
競馬場跡は、現在根岸森林公園となっています。


ランニングや犬の散歩をしている人がたくさん。住宅街にある、平和な市民公園といったイメージです。
ここは、1867年に日本で最初の洋式競馬が行われた根岸競馬場(横浜競馬場)の跡地。
戦後は米軍に接収されてしまい、モータープールやゴルフ場という歴史を踏みつつも、長いこと返還されることはありませんでした。
1973年についに返還されたものの、それまでの期間で周囲は住宅街となっており、また他の競馬場の近代化が進んでしまっており、ふたたぴ競馬場として利用することはてきなくなっていました。
その後、1977年に公園として生まれ変わり、現在は地域の人々の憩いの場となっております。
そんな公園を歩いていると、明らかに違和感を放つ巨大な建造物が見えてきました。

穏やかな公園に突然現れるのがコチラ。

あまりのインパクトに、カールオルフのカルミナブラーナ でも流れてきそうな雰囲気です。
からまるツタや割れたガラス、貼られたベニヤ板やトタン、錆び付いた鉄骨、フェンスと有刺鉄線に枠だけの窓・・・さらっと見ただけでも、廃墟の持つ退廃的な魅力がぎっしりと詰まっているのがわかります。



この建物、正確には旧根岸競馬場一等馬見所といい、近代化産業遺産にも認定されております。
見ての通り、全面有刺鉄線に囲まれているため、中に入ることはできません。
でも、その存在感は凄まじい。
軍艦島に興味があるけど遠くてなかなかチャンスが無い、なんて人にもおすすめな会いに行ける廃墟です。
この辺りは高台になっているため、眺めもとても良い。遠くに見えるのは横浜のランドマークタワー。

かつては横浜に居留する外国人や貴族たちでにぎわっていたこの場所ですが、現在は滑り台やターザンロープなどの子どもの遊び場。

この一等馬見所は、そんな時代の移り変わりを静かに眺めています。
根岸森林公園の隣にあるのは、根岸競馬記念公苑。
ここには馬の博物館があるのですが・・・・

やってない!!!展示替えのため、ただいま休館中でした。
博物館には入れませんでしたが、周辺を歩いているとかわいいものからリアルなものまで様々な馬の姿を見ることができます。



博物館から少し離れたところにはポニー広場があり、そこには実際に飼育されている馬たちの姿も!


小学生くらいの子どもたちが馬の世話をしています。クラブ活動とかでしょうかね。
日本の在来馬である道産子、野間馬、与那国馬といった、ちょっとレアな馬たちも。

競馬場としての役目は終わっていますが、馬について知ることができるスポットでした。
次は馬の博物館が開いているときにまた来よう!
このあとは関内にある熱中屋でモツ鍋食べました。
さあ、工場夜景クルーズの時間です。
次回:
【神奈川】海上から見る魅惑のイルミネーション『京浜運河 工場夜景クルーズ』(日本大通り駅/関内駅)
【神奈川県まとめ】
根岸競馬場跡

ほのぼのした公園内で古城のような圧倒的な存在感を誇る廃墟。廃墟の中では比較的アクセスしやすく、「ちょっと見てみたい」「写真撮りたい」といったライトな廃墟ファンにぴったりの物件です。
前回:
【東京】まるでメルヘンなテーマパーク!フリータイム猫カフェ『てまりのおしろ』(吉祥寺駅)
2018/12/8(土)
今日は久しぶりに横浜に来ています!
今回の目的は「根岸競馬場跡」と「工場夜景」。なかなかマニアックなチョイスです。
最初は根岸競馬場跡から。
■競馬場跡へのアクセス
競馬場跡は、山手駅から約1kmほどのところにあります。
駅からバスでアクセスすることもできますが、徒歩15分くらいなので歩いて行くことにしました!
廃墟の魅力の1つに、行くまでの道のりって絶対あると思います。
通常は山の中にあったり、そもそもどこにあるのか正確な位置がわからなかったりするため、苦労してたどり着くというプロセスを踏むことになります。
この競馬場跡は、そんな廃墟たちに比べると圧倒的なアクセスの良さ!
とはいえ、横浜の歓楽街を離れて住宅街の細い道を歩いて行くのは、普通の観光地では無い場所へ向かうようでちょっとだけわくわくします。
(私は廃墟マニアではありませんよっ!)
■平和な公園に到着
競馬場跡は、現在根岸森林公園となっています。


ランニングや犬の散歩をしている人がたくさん。住宅街にある、平和な市民公園といったイメージです。
ここは、1867年に日本で最初の洋式競馬が行われた根岸競馬場(横浜競馬場)の跡地。
戦後は米軍に接収されてしまい、モータープールやゴルフ場という歴史を踏みつつも、長いこと返還されることはありませんでした。
1973年についに返還されたものの、それまでの期間で周囲は住宅街となっており、また他の競馬場の近代化が進んでしまっており、ふたたぴ競馬場として利用することはてきなくなっていました。
その後、1977年に公園として生まれ変わり、現在は地域の人々の憩いの場となっております。
そんな公園を歩いていると、明らかに違和感を放つ巨大な建造物が見えてきました。

■圧倒的な存在感!!
穏やかな公園に突然現れるのがコチラ。

あまりのインパクトに、カールオルフのカルミナブラーナ でも流れてきそうな雰囲気です。
からまるツタや割れたガラス、貼られたベニヤ板やトタン、錆び付いた鉄骨、フェンスと有刺鉄線に枠だけの窓・・・さらっと見ただけでも、廃墟の持つ退廃的な魅力がぎっしりと詰まっているのがわかります。




この建物、正確には旧根岸競馬場一等馬見所といい、近代化産業遺産にも認定されております。
見ての通り、全面有刺鉄線に囲まれているため、中に入ることはできません。
でも、その存在感は凄まじい。
軍艦島に興味があるけど遠くてなかなかチャンスが無い、なんて人にもおすすめな会いに行ける廃墟です。
この辺りは高台になっているため、眺めもとても良い。遠くに見えるのは横浜のランドマークタワー。

かつては横浜に居留する外国人や貴族たちでにぎわっていたこの場所ですが、現在は滑り台やターザンロープなどの子どもの遊び場。

この一等馬見所は、そんな時代の移り変わりを静かに眺めています。
■馬にも会える!
根岸森林公園の隣にあるのは、根岸競馬記念公苑。
ここには馬の博物館があるのですが・・・・

やってない!!!展示替えのため、ただいま休館中でした。
博物館には入れませんでしたが、周辺を歩いているとかわいいものからリアルなものまで様々な馬の姿を見ることができます。



博物館から少し離れたところにはポニー広場があり、そこには実際に飼育されている馬たちの姿も!


小学生くらいの子どもたちが馬の世話をしています。クラブ活動とかでしょうかね。
日本の在来馬である道産子、野間馬、与那国馬といった、ちょっとレアな馬たちも。

競馬場としての役目は終わっていますが、馬について知ることができるスポットでした。
次は馬の博物館が開いているときにまた来よう!
このあとは関内にある熱中屋でモツ鍋食べました。
さあ、工場夜景クルーズの時間です。
次回:
【神奈川】海上から見る魅惑のイルミネーション『京浜運河 工場夜景クルーズ』(日本大通り駅/関内駅)
【神奈川県まとめ】
広く浅くって感じですが、そこそこ色々聴いてますよ~♪カルミナブラーナはこういう大きな廃墟にぴったりな気がしてます。