MFコミックス・アライブシリーズ。
菅野マナミさんの単行本です。
帯コメントには、
「聞いてください、ひまわりさん!
今日も、彼女はきっと迎えてくれる。」
とのこと。
表紙からも分かる通り、落ち着いた雰囲気の作品です。
古めかしい「ひまわり書房」にいるのはクールでドライな店長・ひまわりさんと、
そのひまわりさんの事が大好きな女子高生・まつり。
そんな二人を中心に繰り広げられる、ゆるゆるふわふわ日常系作品!
という訳で、
冒頭からひまわりさんにアタックし、つれなくふられてしまうまつり。
基本、こんな感じの日常です(笑)
ひまわりさんのいる「ひまわり書房」は古めかしい本屋さんで、どこか懐かしい感じの本屋さん。
そして、そこに不似合いな、落ち着いた美人のひまわりさん。
そんな両者の不釣合いな感覚がきっとお客さんを引き寄せるのでしょうね。
本屋さんならではの、本を愛するセリフ。
自分も本好きとして、思わず納得してしまいます。
ただ、この作品は本の良さもさることながら、
ゆるい百合テイストが空気中に流れている事も大きな魅力です!
まつりとそのクラスメートであったり、まつりの妹・風子であったり、
そして、そんな彼女らに翻弄されるひまわりさんであったり。
それぞれの関わりが、見ていて非常に微笑ましいのです!
そして、本が好きなひまわりさんの事を一生懸命に理解しようとするまつりがまた可愛い!
さらには、プロの作家さんが登場。
実は彼はひまわりさんの兄で・・・?
という展開も実に面白かったです。
今は2巻も出ていますが、今後も続刊となるかどうかはまだわからないようですね。
凄く面白い、というかこの作品の空気、というか雰囲気が凄く好きなので、
是非是非、今後も続いて欲しい作品だと思います!
ひまわりさん (MFコミックス アライブシリーズ)
posted with amazlet at 11.12.06
菅野 マナミ
メディアファクトリー (2011-01-22)
メディアファクトリー (2011-01-22)