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読書期に入ったかな

移動が長い時にはものを考えたりするのにはいいのだけど、そろそろネタ切れ、というときにはやはり本を読むのが一番いい。読み終わるたびに買っていると僕の収入現状ではあっという間に破綻するので、ちょっとした「読書期」という周期を作って読むようにしている。もちろん文庫か新書で。

今読んでいるのは女流作家の「さわドロ」とした恋愛小説からモリタク経済学まで、できるだけジャンルを問わないようにしているんだけど、気がついたら平積みからばっかり買っているな。「受賞作」「大反響」だらけのコーナーではなく、たまにはある種ディープなものを。

そこで名前は知っているけど読んだことはない日本文学史シリーズ。まずは尾崎紅葉の『金色夜叉』から。

しかしこれほぼ原文じゃった。いくら「若い読者」向けにルビを振って現代仮名遣いにしてるっつったって、中学のテストに出てた冒頭「未だ宵ながら松立てる門は一様に鎖籠めて、真直に長く東より西に横われる大道は掃きけるように物の影を留めず…」そのまんま。これはなかなか長持ちしそうだな。
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