今読んでいるのは女流作家の「さわドロ」とした恋愛小説からモリタク経済学まで、できるだけジャンルを問わないようにしているんだけど、気がついたら平積みからばっかり買っているな。「受賞作」「大反響」だらけのコーナーではなく、たまにはある種ディープなものを。
そこで名前は知っているけど読んだことはない日本文学史シリーズ。まずは尾崎紅葉の『金色夜叉』から。
しかしこれほぼ原文じゃった。いくら「若い読者」向けにルビを振って現代仮名遣いにしてるっつったって、中学のテストに出てた冒頭「未だ宵ながら松立てる門は一様に鎖籠めて、真直に長く東より西に横われる大道は掃きけるように物の影を留めず…」そのまんま。これはなかなか長持ちしそうだな。
最新の画像もっと見る
最近の「OCNブログよりインポート」カテゴリーもっと見る
最近の記事
カテゴリー
バックナンバー
人気記事