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弘前コンサート&仙台ライブ

チャランゴの福田大治(Daijito)さんと東北へ。4/5(土)弘前でのコンサートに向けて、前々日の夜行バスで移動。早朝の弘前駅でそばを食し、しばし待っていると、今回共演のケーナ奏者、岩川光さんが迎えに来てくれました。

Daijitoさんと岩川さんが昨年の秋に知り合ったご縁で、今回呼んでいただいたのですが、その会場となるアークノア・コンサートホールでお世話になる8弦ギタリストの池田宏里さんと僕は、実は東京でお会いしたことがあり、話を聞いた時はびっくり!今から9年前(1999年)に、ミシェル・カミロ&トマティートのライブを見に行った時に相席だったというご縁。本当につながるものです……。

生音がすばらしいホールで、まさにノアの箱舟をイメージしたデザイン。岩川さんはもうすぐ20歳になる若さながら、芯のあるたたずまいと確かな技術を持った演奏家。ちなみに僕が19歳の時もまったく年相応に見られなかったけれど、その当時の自分よりも(本当の意味で)ずっとしっかりしていて、すごいなと思いました。

コンサートは大いに盛り上がりました。ボリビア修行を控えた岩川さんの演奏は本番でブレイク、そしてMCがとても頼もしく、将来が本当に楽しみです。オーナーの高橋さん、池田さんをはじめ、たくさんの方の力が集まったイベントに参加できたことがうれしいです。

さて、旅の重要な楽しみ、ごはんの時間です。勝手に津軽人になるには、岩木山の風に当たる前に、まず食事から…。焼きほたて、ほやの酢の物、そして地酒。にしんのきりこみ(こうじ漬け)が最高! 津軽三味線のライブ、温泉と、まさに贅沢な時間でした。ありがとうございます。

翌日の朝、仙台に移動。地図で見ると、関東に半分も戻る感じ…しかし電車志向の強い僕にとって、建設中の新青森駅を見て、八戸からの新幹線に乗れただけで大満足です。

昼に仙台に到着。主催の植松さんに迎えていただき、会場に向かって40分後には本番という、勢いあるスケジュール。でもこの2年間Daijitoさんと共演してきたことは、こういう時にこそ生きるもので、とても充実した熱いライブになりました。ケーナの高橋易宏さん、サンポーニャの福田恭子さんがゲスト参加。仙台では前日には地元のチャランゴ奏者が集まってのイベントがあって、夜も遅かったそうで、この日はまるでフェスティバルのステージのような、心地よい浮遊感がありました。

南米の音楽を演奏する人たちが集まり、和楽器の演奏家でもあるマスターのいるお店でのライブ。そして打ち上げは、音楽や演劇、アートのつまったすてきな居酒屋で、もちろん演奏つきで。仙台を発つぎりぎりまで、ひたすら浸っていたかったです。

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