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探検シリーズ?

穏やかな南那須の里に突如現れた野獣の恐怖!
竹林を暴れ回る謎の巨大イノシシを追え!!(声:田中信夫)

…最近めっきり朝に弱く、午前中はいまいちエンジンがかからないので、とりあえずこんな感じでむりやりテンションを上げてみた。

takenonaka

山に到着後、まずはふもとにある窯元(※この地域は陶芸が盛んで、周辺にはたくさんの窯がある)「柿窯」の主人・関根さんにたずねてみる。「いやあ、イノシシの話は聞いてますけど、見ていないですね」あれっ?




気を取り直して、というか結局いつものペースに落ち着く。先祖の墓参りの後、いよいよ手入れ開始。実は昨日も伯父が山に入ったそうで顔を出しているタケノコは比較的少なめ。ただやっぱり、動物が掘り起こしたらしき形跡も数多い。時々竹をシャベルで叩いたり、奇声をあげたりして防衛策をとるが…そのうち自分たちが探検されそう。

takenoko

地面に落ちた笹の葉をかきわけてタケノコを見つけたときの楽しさは変わらない。いい感じで作業は進む。ここで一息。以前はカセットコンロを持ち込んで焼きそばを作ったりピクニック気分だったが今回は控えめに、ごはんものだけ食す。近所のスーパーで仕入れた「手作りおにぎり(鮭)」は何かが違う。普通のコンビニ風の包みを開けたまではよかったが、なんだか手にしっくりこない。口に入れてびっくり。その大きさに思わず笑ってしまった。さすが父親の故郷だけあってか、ただでは帰してくれない。計算されたサイズの食品に慣らされている分、むしろ新鮮だ。

午後も順調に掘り進む。さすがに前回の量には届かなかったが、かなりの収穫ができた。今までは山の下に車を置いていたのが今年は道がきれいになって上まで乗りつけられるようになった分、積み込み作業は楽になった。こうして恒例行事ができるのは嬉しいが、やはり毎年ちょっとずつ何かが変わっていくのだろう。よく出かけていって「何か変わっちゃったなー」とつぶやくことがあるが、その言葉の中には、変わらないことへの願望と同じくらい、変わることへの妙な期待もあったりする。だからまた来たくなるのかも。僕もこれから長く、この静かな里山の時の流れを見守っていきたい。
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