喋りは下手だが語りたい

オタク趣味用のブログ。
最近は腐女子のことも少しずつ理解しつつあります。

オタクは隠すものであるという呪縛

2021-10-25 14:05:59 | オタク談義
鬼滅&呪術廻戦ブームでオタク界は変わるのか?古のこじらせオタクが考察!
うーん、めちゃくちゃ共感する。

私、30代後半古のオタクですけど、オタク=隠すもの、という認識に今でも囚われているもの。
最も多感だった時期に「オタク=気持ち悪い」という価値観に縛られ過ぎたんだと思う。

クラスの女子たちがドラマの話やジャニーズ、レオ様かブラピか、反町か竹野内か、という話で盛り上がっている中、
二次元のアニメキャラが好きだなんて、口が裂けても言えなかった。。
(確か当時はペルソナ2罰の周防克哉が好きで、自分のことをマヤ姉だと思い込んでいた。)

言うとしたら、冗談めかしてしか言えなかった。
冗談めかしてでも言えるのは、ジブリのキャラ(アシタカかハク)くらいだった。

しかもそれを言って許される(冗談として受け入れられる)のは、身なりもきちんとした(オタク然としていない)女子だけであった。
オシャレに気を使っていない女子がそれを言うと、
「うわ、あいつマジじゃん、、漫画のキャラをガチで好きだなんてキモ…」
というドン引き案件であった。


そうならないよう、高校時代は必死に二次元に興味のないふりをし、
大学に入ってからは死に物狂いで擬態をしようと頑張った。

オシャレ出来ないやつ=オタク
オタバレ=死

という呪いを自分にかけ、バイト代は服と化粧品につぎ込んだ。
見た目からオタクだとバレるのが絶対に嫌で、とにかくオタク要素(とそれを連想させるもの)を身の回りから排除していた。

キーホルダーなどのグッズを見に着けるなんて言語道断だった。
ぬいぐるみを持ち歩いて映え写真を撮るなんて考えられないことだった。


そう考えると、本当にオタクに優しい良い時代になったもんですね。

普遍的無意識に「オタクは隠すもの」と植え付けられている私なので、
キーホルダーなどは勿論、部屋に置くものもスタイリッシュ(あくまでも私の価値観の中で)なものでなければいけない!と、
アートと言い訳出来そうなジョジョのフィギュアくらいしか飾れなかったんですが(十分オタク)、
最近は吹っ切れてきて、アクスタやぬいぐるみなんかも飾れるようになりました。

ぬいぐるみはかわいいものだし(かわいいものはあまり好きではない)、
そもそも子供のころから好きではないし、
いくらオタクでもあんまりなぁ……と思ってましたし、
信頼するオタク友達が安室くんの巨大なぬいぐるみを買った時には、正直、マジかよ(悪い意味で)、と思いました。(ごめん)

でも今なら言える!!!

推しのぬいぐるみは愛おしい!!!!!!

今、私の部屋には煉獄さんのぬいぐるみが2つ置いてありますが、
めちゃくちゃかわいいし、子供たちも気に入って(一緒に寝たがる)るので良かったなと思います。

さすがに外に連れて行くのはやめておこうかなと思ってますが、自分の部屋の中くらい、推しに囲まれた生活でもいいよねー、と、かつての反動で今更グッズを集め始めました。

まぁ、鬼滅だからセーフ、と我ながら思っているフシはありますが(ときメモとかのグッズはやっぱり買えないと思う)。

自分で自分にかけた呪いが完全に解けるのはいつか。