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水面を破壊せよ、上へ昇って

勢いよく水面を破壊する気概で、海面に湧く言葉たちであれ。

言葉の力(散文)

2010年05月21日 16時57分40秒 | 詩編
 言葉では紡げないものを「夢が紡ぎ」そして、言葉はなんと世界を紡ぐのだろう。
人間は生きるが武器である、生きている状態が武器として成り立つことが可能なのである。

 ある一筋の線がある それは 生と死を分ける境であって、人間はまずその一点から生の側へ飛び出して来る 楕円状に進んでいく人生はそのまま遠心力(=生存の力)を借りて頂点へ至り、その後はゆっくり自然に死の側へ突入していくことで終わる。
線←それが何を意味する雨のパタパタというラップか? 私は問う。数学は宇宙を超えているのだから仕方がない 言葉は宇宙を出にくい。
いつも逸脱を妨げられている気がする。生について死の方を向いて問う。私にできるのはそれしかない。
いつも死だ。言葉の視なんだ。そして、単純な解をさがす生のマラソンのゴールに到るまでの風景をミて、欲望の死へ。

 まるーく通る僕の遊歩道を。通路は一つ? 不思議な片側のみの走行。そして、宇宙に言葉はとびだせない。

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