疲れたでしょう :☆:

▲キイタン。
すやすやおやすみ。

　　昨日はとってもいい天気でした。
午前中は病院へ行き、帰りにキイタンが好物の蒸したホタテを買って帰りました。

　キイタンとムートンは、出かける前に外へと自分から遊びに行きました。
キイタンは外出しても早めに帰って来るのに、昨日はお昼になっても戻りませんでした。

　１２時半を過ぎると、心配になって来ました。
最近、キイタンのおねだりに「うるさい！」とか言ってしまったり、
おとといの晩から、キイタンがいつも眠っている場所をムートンが独占していたりで、
キイタンの不満が溜まっていると思われたのでした。

　自分の居場所がなくなると思うと、猫さん達が去って行くのを、
今まで何度も見て来ていますので、
こりゃ探しに行かないとまずいと思い、家の周りを名前を呼んで探し回りました。

　他所の家の猫や外猫ならば、いなくなっても仕方がないと諦めもつきますが、
キイタンは、母親のお腹の中にいる時から知っている子ですし、
赤ちゃんから育てた唯一の子ですから、特別中の特別なのです。

　途中でムートンと出会いましたが、
ムートンは自分を探せと言ってるかのように、
どこかに飛んで行っては、物陰から男の子にしては可愛すぎる声で鳴いて、
私の注意を引き、キイタン探しに集中できなくさせるのでした。

　「もうダメかな…。」と思った所で、
とある施設の駐車場の車の陰からキイタンが鳴きながら出て来ました。

　キイタンを抱えて家に帰り、ホタテを食べさせてあげました。
キイタンが見つからなかったら、これからホタテを見る度に、
「もうちょっと待っててくれれば、ちゃんとホタテ買ってきたのに。」
と悲しくなる所でした。

　キイタン、大好物を食べた後は、ムートンがまだ帰っていない隙に、
占領されていた場所を奪い返し、そのまま次の日の朝まで眠っていました。
暑いくらいだったからね。それはもう疲れたでしょう。