さて、年金と健康保険に引き続き、今日は雇用保険のお話しです。
事業主さんにとって負担の大きい年金・健康保険と比べて、雇用保険は比較的保険料が安く、『とりあえず雇用だけ入ってるよ』という事業主さんも。
まず気になる保険料は?
建設業の場合、
従業員さん ⇒ お給料の6/1000(30万円の場合1800円)
事業主さん ⇒ お給料の10.5/1000(30万円の場合3150円)
です。30万円のお給料の職人さんがいる場合、お給料から1800円差し引き、事業所で3150円足して預かっておくわけですね。
どういう場合、加入しなきゃいけないの?
31日以上、雇用が見込まれる場合です。
パートさんやアルバイトの方も、31日以上雇う場合は加入しなければなりません。
どういう給付があるの?
よく聞くのは『失業保険』といわれていたものですね。従業員さんがお仕事を辞めた場合に貰える給付です。
でも実は、従業員さんだけでなく事業所にとっても、色々な種類の給付があるんです。
(クリックで拡大図が見られます)
種類が多すぎて何がなにやら
ざっくり説明すると、『雇用の安定をはかるため』に色々なことをしているんです。
失業してしまった人には、給付と教育。就職促進のために。
会社には、なるべく失業させないように、年配の方も雇えるように、従業員さんの能力向上のために、などなど。
例えば、年配の方を雇い続けたらお給料の一部を補助しますよ、とか。
知っていたらメリットが結構ありそうな雇用保険。
千葉土建でも加入のお手続きができますので、興味のある方は一度お電話下さい