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宮原猛の”歯”から”全身へ”、”全身”から”宇宙”へ!

歯の問題は「病気」ではありません。ただの「信号」です。
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歯と5月病

2013年05月08日 | 病気と社会

どうも最近、ブログ更新が滞りがちになってしまいます。

↑こんなタイトルを付けておきながら、自分が5月病だったりして?



ところで、最近「5月病」ってあんまり言わないんですかね?

最近は、より病気っぽく「鬱病」とか「適応障害」とかいうんですね?

 

新生活、新入学、新社会人、など生活環境が変わって、目まぐるしい時期から

 

少し時間が経ってハタ、と考えるんでしょうか。

 

上司や同僚となじめない。

 

この仕事、自分に合ってるんだろうか?

 

学校行きたくない。

 

仕事行きたくない。

 

あのころは楽しかったなぁ・・・。

 

実家が恋しい・・・。



それまでの生活や環境と比べてしまうんでしょうか。

比べた結果、これからの生活や将来に自信がなく、不安になるんでしょうか。

 

・・・・それが歯と何の関係が?・・・・

 

と思われるでしょうね。



●生活が変わって不安になることで、食生活や食べる内容が変わってくる。

 

→歯肉炎や口内炎、虫歯、歯周病が増える。



●今まで学生だったのが、外回りの営業やデスクワークで体のバランスを崩す。

 

→顎やかみ合わせに変化を来たし、歯が痛みだす。



●環境や人間関係にストレスを感じ、自律神経の乱れから歯ぎしりや食いしばりが増える。

 

→頭、顔、顎、首、肩の痛みを感じたり、歯のマイクロクラック(微小なヒビ)から虫歯。



・・・なんてことは、古くから言われてきたことです。

 

真新しい情報ではありません。

 

・・・しかし、これらは何も「5月病」に限ったことではありません。



ちょっと疑問に思ったんで、「新年度」を調べてみました。

 

Wikipediaがすべて正しいわけではありませんが、

 

以下のようなことがわかりました。

 

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・


●年度(ねんど)は、特定の目的のために規定された1年間の区切り方。

 

●会計など事務作業を目的としたものが中心で、

 

その多くは政府機関や業界団体等により決定されている。

 

●日本における具体的な年度の例としては、4月から翌年3月までを括る「会計年度」や

 

「学校年度」などが有名である。この区切りは明治時代から続く。



・・・とのことで、そのうえで、

 

  • いも年度 - 日本、9月開始
  • 生糸年度 - 日本、6月開始
  • 砂糖年度 - 日本、10月開始
  • 大豆年度 - 日本、10月開始
  • でん粉年度 - 日本、10月開始
  • 穀物年度 - アメリカ、9月開始
  • 小麦年度 - アメリカ、6月開始
  • トウモロコシ年度 - アメリカ、9月開始
  • 米穀年度- 日本、11月開始
  • 麦年度 - 日本、7月開始
  • わら工品年度 - 日本、11月開始
  • 綿花年度 - 日本、8月開始
  • 羊毛年度 - 日本、7月開始
  • 醸造年度 - 酒造業界用の年度。日本では国税庁が規定した7月開始のものが使われている

    ・・・らしいですよ。


    更には・・・

  • 農薬年度 - 日本、10月開始
  • 肥料年度 - 日本、6月開始+(2009年度までは7月開始+)
  • 冷凍年度 - 空調・冷却機器業界用の年度。日本では日本冷凍空調工業会が規定した10月開始のものが使われてきたが、冷暖房兼用エアコンの普及により平成15年(2003年秋)をもって廃止となった。現在では通常の会計年度(4月開始)が用いられている。

    ・・・・なんてのもありました。



    要するに、新年度は4月スタート!!  


    っていうのは歴史的にかなり浅いもので、


    「何を始めるか」によっては、年度設定ははまちまちだし、


    世の中一斉にスタートを切らされる理由は、


    極めて経済的、政治的な理由のようです。


    これで安心しました。


    やる気が起きない、ブログを更新できない理由は


    あまり自分とは関係がなかったようです。


    スタートは、自分の準備に合わせ、いつ始めたっていいんです。


    僕は高校のとき陸上やってましたが、


    スターティングブロックに足を乗せてないのにスタートさせられたら


    自分の走りなんてできないですよ。


    競技に出る以上は、


    「位置について、よーい、パーン!」のタイミングに合わせるように


    トレーニングしてリズムをつくって臨むわけですが、


    社会生活では、みんなが同じタイミングに合わせること自体に無理があります。



    人より順調に乗り切れてることに優越感を感じることもなく、


    スタートを切れなかったことに恥じることもなく、


    環境になじめないことに自己嫌悪することもなく、


    それが原因で体調を悪くしたことが病気でもなく。



    歯はセンサーですから。


    歯は全身のセンサー。


    全身は生き方・考え方のセンサー。


    自分らしくないスタートとタイミングには、センサーは敏感に反応するものです。




    ・・・5月病・・・


    それにしても、日本人は新たな「病気」をつくるのが得意ですね。





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