Everyday is a new beginning. Please be strong and positive. 最初の画面に映し出された言葉です。
ポール・スミスさんが今までどんな人生を送ってきたか、仕事の仕方とかマーケティングのやり方の講演でした。
11歳の時に競技用の自転車を買ってもらったが、事故で骨折して3カ月入院。入院先で知り合った友人とパブにいったらそこにアート系の学生がたくさんいて感化された。悪い出来事があってもその先には良いこともある。18歳で友人が洋服の店を出すので手伝い、22歳に今の妻と会う。彼女のデザインのものを売っていたが、教えてもらってデザインをするようになる。奇抜な服だったので店は金・土・日のオープンで月~木はいろんな仕事をした。ひとつのことだけに特化して生計をたてるのは難しいのなら、他のことでバランスをとりながらやるといい。
建築であれ、グラフィックデザインであれ、ありとあらゆることに気を配る。Communication(いろんな人に言葉をかける) デザインの良さは語りかけなければわからない。 Individual(個性: いかに最大限発揮して差別化を図るか) 自分らしさを前面に出す。 Quality(室:最高級を求める)。
You can't do it without doint it. 若いうちにさまざまな経験をして将来のビジネスを考える。やってみなければ何も達成できない。
思いこみは厳禁。You can find inspiration in everything. If you can't, then you're not looking properly. 自分自身の力で創造し、常に疑念の心をもって物語を見る。
思考はグローバルに、実際は地元密着型。各国に出店してますが、ロスアンジェルスにある店の外観がかっこよかったです。通りで一番目立つ色です。フランスの一店舗は30年レストランだったところをそのまま手直しせず、キッチンの上に靴を飾ってました。イギリスの一店舗のドアは全部にコインを貼り付けてディスプレイされてます。多くのマスコミに紹介されました。Think Global. がThink ガルボと聞こえて、グレタ・ガルボがどうしたと思いました(爆)。
受付したときにポールスミスのRHODIAのメモ帳、講演の最後にメッセージが印刷されたハンカチが配られて、おばさんはファンになりました(爆)。好意に応えるべく4/20まで予約受付中のチャリティTシャツを申し込みました。利益の全額を日本赤十字社を通して被災地に義援金として 寄付するそうです。