丘の本棚

こどもたちとの毎日を気ままに綴ります。

七つの星

2023-05-16 23:09:10 | おすすめの本

日曜日、雨が降って外で遊べないので、
プラネタリウムに行ってきました。



この日のプログラムは「北斗七星」のお話でした。

北斗七星といえば、トルストイの「七つの星」ですね。
日照り続きで水不足の中、病気のお母さんのために、水を探しにいく女の子のお話です。


あとは、春の大三角のお話もありました。
春の大三角はおとめ座のスピカが有名ですか?
漫画が映画化されましたしね。




ここは、科学館もあって、とても勉強になります。
何度来ても、いつも「へ~!」と思うことばかりです。


一部をご紹介します。



エアホッケーみたいなもので、こどもたちがいつも大喜びです。
昨年の長男の自由研究で、万有引力を調べた時にも参考になりました。


ハッブル宇宙望遠鏡の名前になっているハッブルさんです。
コントローラーを操作して、地球を見ることができたり、色々な惑星や宇宙を移動しながら見ることができます。
惑星の回転スピードを比較して見ることができるので、
「木星はやっ!」
と思わず声に出してしまいます。


他にもたくさんありますが、またの機会に…。




さて、今日は星がテーマの本をご紹介します🍀

こどもたちが大好きな一冊。
よく読んでいます。
「七つの星」のお話や、「マウイ」の
お話なども。



北斗七星は、「ひしゃく星」って言うけど、柄になる部分が曲がってると思うんだけど…
とか思ってしまう私のような人は、これを読んでみてください。
「と」と「ひしゃく」の説明が分かりやすく、絵で描かれています。
さすがは、かこさとしさんです。




じーっくりと絵を鑑賞すると楽しいです。
絵を見ながら、こどもと一緒にガリレオの一生を追えますし、昔の人々の考えに触れることができます。
歴史の勉強にもなります。




みなさんのお近くには、プラネタリウムありますか?
おすすめのプラネタリウムがありましたら、また教えてください🤗

読みたくなるとき

2023-05-02 17:37:35 | おすすめの本
ときどきふっと、タクシーの松井さんが読みたくなります。
空色のタクシーに乗っている松井さんを、ご存知でしょうか?



あまんきみこさんの「車のいろは空のいろ」シリーズの主人公、タクシー運転手の松井五郎さん。
実は、松井さんが乗せるお客さんは、ちょっとワケありな人(人?!)ばかり。


「あれ、もしかしてこのお客さんって…?」
お話の途中で気付くときもありますが、最後の最後まで全然わからなくて
「え~?!そうだったの~?」
意外なお客さんの正体にびっくりしたり…。


こどもの頃は、松井さんに会いたくて会いたくて、どこかに空色のタクシーが走っていないか探したこともありました。
このお話を読むと、あなたもきっと探したくなります。
松井さんが運転する、空色のタクシーを…。



このシリーズはたくさんお話があるのですが、先日『星のタクシー』を読んでいるときに、
「あっ!ここにも出てきている!」
と、気付いたことがあるんです。


春の夜、松井さんは、公園でふたりの女の子に出会います。
公園の入口で、何の花かわからないけれど、「ほんのりいいかおり」がすることに気付きました。
そして、「ふわんふわんの白いわたがしのような花」―桜を見つけるのです。

松井さんがその夜桜を見つけた瞬間、
思わず「これだ!」と心の中でさけびました。



おそらく、オオシマザクラですよね。

春休みに、長男の理科のワークを丸つけしていたら、桜についてのコラムがのっていたんです。
オオシマザクラが紹介されていて、それから桜を見るたびに、よく観察していると、家のすぐ近くの公園にもありました。
「あのときの桜も、これだったんだな~」と納得しました。

夜桜見物 - 丘の本棚

夜桜見物に行ってきました。夕方6時からライトアップだったので、それに合わせて出発!この桜、なんだか丸っぽいかたまりになって咲いていました。ソメイヨシノ…では...

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今日のおやすみ前の一冊をご紹介🍀

あまんきみこさんの「車のいろは空のいろ」シリーズより、『星のタクシー』



ストーリーテリング

2023-05-01 23:06:39 | おすすめの本
今日は長女の誕生日👧



ここ最近の長女は、「謎解き」や「ミステリー」の本を多く手に取るようになりました。
かと思いきや、小学生女子らしいかわいい挿し絵の本を読んでいることも多いです。


「これ、おもしろいよ。読んでみたら?」
と言われて、おすすめしてくれることも多くなりました。
ちょっと前までは、「読んで、読んで」と言っていたのに…。
(まあ、今でも「夜のお話に読んで」と持ってくることもありますが)




長女や長男が小さい頃は、もう夜にはこちらが一秒でも早く横になりたくて、
寝る前の読み聞かせなんて、とてもとてもできませんでした。


だから、長女も長男もよくわかっていたんだと思います。
絵本を持ってくるのは、私が洗濯ものをたたむ時。
ふたりとも決まって、私が服をたたもうとすると「読んで」と持ってくるんです。


なぜかって、それは「洗濯ものをたたむ」=「他の家事が一段落ついた」証拠だとわかっていたからなんでしょう。


離乳食作りや、こどもたちの汚した後始末に比べたら、
服なんてたたまなくても死にはしない!
と後回しにしていたので…。




長女が生まれて2か月ほどすると、よくひざの上で「ももたろう」を話して聞かせていました。
長女を抱いているので本は持てませんし、
「ももたろう」なら、最初から最後まで絵本がなくても、お話できると思ったので、毎日ひたすら「ももたろう」ばかり。

時々「かちかちやま」も話してみたんですが、やっぱり「ももたろう」が一番話しやすかったです。




ちなみに私が、長女のために買った一番最初の本は、
ナツメ社の『母と子のおやすみまえの小さなお話365』です。
お腹にいる時に買いました。

今でも時々、夜のお話に読んでいます。
やさしいピンクのカバーの本、ずっとずっと大切に本棚にあります。




今は新版がでています。



今日は、長女おすすめの本をご紹介🍀

宗田理さんの『不思議堂古書店三代目のベストセラー大作戦 痛快!天才キッズ・ミッチー』



夜桜見物

2023-03-30 22:19:29 | おすすめの本


夜桜見物に行ってきました。
夕方6時からライトアップだったので、
それに合わせて出発!


この桜、なんだか丸っぽいかたまりになって咲いていました。
ソメイヨシノ…ではないですよね?
どなたかお分かりの方いらっしゃいますか?







寒いだろうと思って、着込んでいきましたが、やっぱり寒くて、30分が限界…。
こどもたちは、おにごっこをして遊んでいましたが、
母は寒さにがまんできませんでした。
ごめんね、またお昼に来ようね。





長期休みは、たっぷり時間があるので、
夜のおはなしは、こどもたちが自分ではなかなか読まない、長めの本を選んでいます。
毎日3冊ほど、少しずつ読み進めています。
この春休みに選んだ一冊が、
大石真さんの『チョコレート戦争』です。


この本、もう何年も前に義母がプレゼントしてくれたものですが、
こどもたちの手に取られず、本棚にずっと眠ったままでした。
せっかくなので、春休みの一冊に選びました。
読んでみると、おもしろかったようで、

長女👧長男👦
「続きが気になるから、もっと読んで!」
と言っております。

母👩
「毎日少しずつだから、どうしても気になるなら、自分で読んでね~」



みなさんも春休みの読書にいかがでしょうか?



今日のおやすみ前の一冊をご紹介🍀

大石真さんの『チョコレート戦争』



漢字の覚え方

2023-03-29 17:01:45 | おすすめの本


まだまだ満開ではありませんが、午後からこどもたちと桜並木がある公園へ。




最近頭痛がひどくて、今日も朝から絶不調。
お昼ごはんのあと、もう今日は外遊びしたくないと投げやりな気持ちに…。

でもお外は、とってもいいお天気。
みなさんのブログの桜を見ていると、
家に閉じこもっているのがもったいない!
と思い、水筒にお茶を入れて出発!


やっぱり来てよかったです。
お日さまと桜からパワーをもらいました。

次女👧「ねえ!すごい蕾があるよ!写真撮ってあげる!!」
アスレチックの上から撮ってくれました。
植物も春になって元気いっぱいですね。
私も自分で気持ちを持ち直さなくちゃ。





さて、今日のお話は漢字にまつわることです。

みなさん、漢字ってどうやって覚えますか?
小学生の頃、「頭」という漢字の覚え方を、母や先生から、

「一、口、ソ、一、一、ノ、目、ハ
(いち、くち、そ、いち、いち、の、め、は(わ))

と覚えるように言われました。




だんなさんお気に入りの、でっちのかめきちは、漢字がまだ読めません。
しかも、言われたことをすぐ忘れてしまいます。


ある日、だんなさんから、となり町の平林さんへおつかいを頼まれましたが、
かめきちは、歩いているうちに、
平林さんの名前をすぐに忘れてしまいました。
困ったかめきちは、手紙に書かれた
「平林」という字を、
町のみんなに読んでもらうのですが…


さあ、かめきちは無事に、平林さんのところへたどり着けるのでしょうか?



今日のおやすみ前の一冊をご紹介🍀

「桂文我のでっち絵本シリーズ」より
文 桂文我さん・絵 長野ヒデ子さん
『いちはちじゅうのもぉくもく』