Charme de France

小さなフランス語教室の主宰者の個人的なブログです。(*^-^*)

若葉の頃の仲間由紀恵さんにときめいて...☆にゃむ~っと祝「トリック十周年」(*^-^*)

2010年05月11日 | 仲間由紀恵さん

皆さん、ゴールデンウィークは如何お過ごしでしたか。私は、今年はずっと家にいて、庭の手入れや自宅の大掃除をして過ごしました。教室の真面目なお話はまたホームページでお知らせしますので、私としては、今週はやはり、夜な夜な出現する天女様兼観音様兼乙姫様こと仲間由紀恵さんのお話をしたいです。(「ぷっすま」にも「スマステ」にも「夜毎の美女」は姿を現しました。初めて観た番組ばかりでしたが、面白かったですぅ



さて、私が仲間由紀恵さんを見初めたのは中山美穂さん主演の「2000年の恋」というドラマでした。由紀恵さんは美穂さんの妹役だったのですが、不良っぽい女の子の役柄で、「こんな妹がいるとつらい」という気持ちになって最初はあまり妹に注意がいかなかったのですが、話が進むにつれて「なんかこうこの妹役の少女にはたまらない魅力がある」と私は感じ始め、名前さえ知らなかった翳りのある美少女にドラマ終盤ではすっかり魅了され、ついには「仲間由紀恵ちゃんが出るドラマは今度も絶対観よう」と思うに至り、次に観たドラマが「トリック」でした。


まだあどけない由紀恵ちゃんの笑顔が可愛い


「2000年の恋」とはがらりと違うイメージの由紀恵ちゃんを観て、「きっとこの少女は大女優になる」と私は確信しました。そして、私の予言通り、仲間由紀恵さんはその後大躍進しました。が、先日、2000年に放送された懐かしい「トリック」の再放送を観て、予言もへったくれもないわということに気が付きました。自分では「ダイヤモンドの原石」を発掘した目利きのつもりで自惚れていましたが、再放送を観れば、当時から仲間由紀恵さんは「鑑定書付きのダイヤモンド」そのものでした。憂いを帯びた端正で彫の深い美少女の天衣無縫の演技はそれほど輝いていました。当時は内心、こんな妙なドラマ、由紀恵ちゃんのファン以外でいったいどの位の人が観ているのだろうと心配さえしながら観ていたのですが、時を経て俯瞰すると、仲間由紀恵さんのコメディを演じる時のテンポ、間、アドリブ、勢い、何とも言えぬ序破急で魅せる軽妙洒脱の演技力は天性の才能で光っています。奇奇怪怪とも言える斬新なストーリーを紡ぎ出す堤監督の手腕と並々ならぬ情熱ゆえに「トリック」十周年という快挙が成し遂げられたと思うのですが、こんなにも摩訶不思議なマニエリスム物語のぶっきらぼうな主人公をまるっと10年間、にゃむ~っと力わざを発揮して、うひゃひゃひゃひゃエヘっと力まず軽やかにくるくるっと演じてきた仲間由紀恵さんに、私はどうしても拍手喝采、熱い声援を(かまずに)送りたいです。勿論、相棒の阿部寛さんを始め、共演者の皆さんも素晴らしいです。そしてずっと応援し続けたファンの皆さんも立派です。



若葉の頃の由紀恵ちゃんは小悪魔系の妖しい魅力が漂っていて、悪戯っ子のような可愛さもあり、またどことなく危うい雰囲気もあったのですが、そこから道を踏み外さず、よくぞ逸れずに王道を歩みました。そして、今や仲間由紀恵さんは、威風堂々の美しい大女優に成長しました。(それでも尚お茶目で天然ちゃんの部分を残しているのはさすが大物の証です



謙虚で努力を惜しまない仲間由紀恵さんと、温かくその活躍を見守って来た健全なファンのお陰で、現在の仲間由紀恵さんがあるのかと思うと感慨ひとしおです。今年は、映画「Flowers」の後は「武士の家計簿」があります。古風な仲間さんも大好きな私は、武士の妻役の由紀恵さんの姿を今から楽しみにしています。「人には相応しい贈り物を...」という諺がありますが、仲間由紀恵さんに相応しい作品、そして美しい贈り物がこれからも沢山授かりますように。


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