Charme de France

小さなフランス語教室の主宰者の個人的なブログです。(*^-^*)

仲間由紀恵さん主演の「武士の家計簿」に静かに感動!☆仲間さん、美しすぎます!(*^-^*)

2010年12月22日 | 仲間由紀恵さん

先日、友人と映画「武士の家計簿」を観に行きました。大きなスクリーンで仲間由紀恵さんを観るのは久しぶりで、あまりの美しさに筋が理解出来なくなるのではと心配したほどですが、話は実はシンプルで、でもその静かで地味なストーリーの中にも、繊細な人情の機微が丁寧に描かれていて、心に沁みる秀作でした。

江戸時代と言うと、まず殺陣のシーンが付き物のように思ってしまいますが、この映画には、そういった場面が全くなく、御算用者(経理係)として仕えた実直な一人の男性とその家族が幕末をどのように生きたか、その日常の細部が丹念に活写されていて、私達の心にじかに伝わって来る生活がそこにあります。

私達は、鎖国が終わり、明治時代、西洋の文化を取り入れることで、日本は洗練され、進歩したと考えがちですが、私はこの映画を観て、江戸時代にすでにどれほど日本人が豊かな感性と深い知性を宿していたか改めて実感して、御先祖様の日本人が誇らしく思えました。

和算は高度な数学であったと思いますし、寺小屋では、小さな子供達が面白い本で自由に学べたのですから、教育のレベルは当時の西洋に勝るとも劣ることはなく、日常の家具調度品や娯楽・遊びの中には、粋で雅なセンスが伺え、そして何より、お互いに助け合い、穏やかで温かい人情を大切にする人達の暮らしがあったのですから、最も大切なものがすでに日本には古くからしっかり根付いていたと言えるでしょう。



仲間由紀恵さんはそんな時代の優しく、忍耐強く、健気な女性を好演しています。微妙な表情や奥ゆかしい仕草がどうしようもなく美しく、またしても仲間さんにめろめろになってしまいました。

年配の方々が熱心に鑑賞しておられて、ロングランヒットを続けている「武士の家計簿」は、古き良き日本を愛する人達に観て頂きたい作品です。このような真っ当で控えめな映画がヒットする日本は、やはり捨てたものではない、素晴らしいと嬉しく思っています。



またもや、やっかいな大阪のおばちゃん登場
「いやちゃうねん、映画は感動してん。うちかて、由紀恵ちゃんの美貌にはクラっときたし、「武士の家計簿」はホンマ名作や思うわ。いやさ、そのことちゃうねん。由紀恵ちゃんが紅白歌合戦の審査員に選ばれたっちゅうから、うんもぅ~、今年は紅白観やんと寝よ思てたのに、今年も休まれへんやんか~。嬉しいような、辛いような~、どないしょちゅうこっちゃがな由紀恵ちゃん、もうこないなったら、最後は白組に投票しぃ。うちも今年は絶対、白組に投票するわ。誰が司会しても白組が勝つっちゅうところ見せよや、この際。せやけど、由紀恵ちゃんは天使やから、紅組に入れそうやん。それが心配で年末もおちおちしてられへんちゅうねん
おばちゃんの友人からお約束の駄目出し
「あんた、どんなけ暇やねん

La Bonne Année 2011
大阪のおばちゃんの予想通り、やっぱり仲間由紀恵さんは紅組に投票しましたね。松下奈緒さんも落ち着いた司会をなさっていて、私は正直、紅組に勝たせてあげたいと思いましたし、もうそろそろ「紅白歌合戦」を「年末歌謡祭(ニューイヤーイヴ・フェスティヴァル)」にして欲しいです。
ところで、来年四月からBSで始まる仲間由紀恵さん主演の「テンペスト」は今から楽しみです。「坂の上の雲」も素晴らしいですし、NHKは良質のドラマをつくりますね。また、時間のゆとりのある時に投稿しますので、今年もどうぞ宜しくお願いします。皆さんにとって今年が素晴らしい一年になりますように。


最新の画像もっと見る