最近は、天気予報も良く当たる‥
もう、一週間も前から今日の日曜日は一日雨…と、
そう思いながら一週間を過ごした。
今の季節はフィルムカメラにとっては受難の日々、、
陽の時間短いし、一桁の気温になると機械は鈍くなる、、
それでも休みの日には、フィルムを入れて撮りたいと思う。
昨日の夜、明日は何をしようか?と‥
デジカメにオールドレンズを付けて‥?とは思ったが、、
フィルムを使いだすと‥
何かに、、負けたような気になってしまう、、
そんなことを考えながら‥
雨の日‥ 傘を持ちながら ストリートを撮るって‥?
使えるのは右手だけ…
軽く小さく‥ 色々シュミレーションをしてみると
二つのカメラしかないな…と。
色々考えた挙句‥ Lordにフィルムを入れた。
クラカメのレンジファインダーでは
シャッタースピードが最高で1/500くらい、、
なので、ISO100のフィルムを多く使う。
じゃ、、増感をしようかと‥
増感?‥
デジカメの時代になってから
こんなことは自動的にカメラ自体が勝手に合わせてくれる。
増感とは?
フィルムには感度があり、
ISO100なら 使用中に変更することは出来ない、、
通常メーカーの感度種類としてはISO100、200、400、が多い。
天気の良い屋外であればISO100、
陽が出ないような曇りの屋外や明るい屋内であればISO400。
夜であればフラッシュが必須いとなる。
それ以外の方法として、今回試してみたのが増感。
通常増感は出来ることで、
メーカー推奨としては100→200とか、100→400くらいまでで
現像時間を1.5倍くら長くして現像をする。
メーカーデータも公開されている。
でも今回は無謀ともいえる超増感を試みた。
ISO100→1.600へ。。
フィルムはロモのEARL GREY100。。
現像液は‥?
これが悩んだ、、自分が持っている現像液は
D76、ID11、SPD、ミクロファインの四種類、、
フィルムと現像液の相性、現像時間‥ まして液温度や撹拌、、
無限に表現が変わっていく。。
とりあえず、一番慣れているフジのSPDを使うことにした。
当然、メーカー推奨されているデータは無い、、
ロモ関係のサイトを漁っていくと
EARL GREY100とD76、1.600のデータを見つけた。
そこからSPDへの予測時間を考えてみた…
これなら、スピードが1/100、絞りF5.6前後でシャッターが押せる。
さて、どんな絵が出たのやら‥
通常ISO100のフィルムをISO1.600までの増感‥
あまりにも無謀‥ と思っていた。
粒状も破綻して絵はボロボロと思っていたが、、
超ハイコントラスト…
不思議な雨の絵となった。。
#LordⅣ B(1955、岡谷光学)
Lomography EARL GREY 100 / フジSPD 1:1 16分 20℃ / 1.600 増感