年末年始を振り返る

久々のブログ更新。
あまりにも放置しすぎて若干もうどうでもよくなりかけましたが、なんとか復活です。

今年の年末年始は、風邪をひいて寝込んでおりました。
27日の夜あたりから寒気がするなぁと思っていて、28日の内幸町ホールでの「桂吉弥、柳家三三ふたり会」では頭痛と寒気でもう最後まで席についているのがやっと、と言った感じで、家に帰るなりバッタリと倒れてしまいました。

それからは38度の熱に耐えながらひたすら寝て、起きて、テレビ観て、また寝て、という生活を5日間送ってました。

考えてみたらこんなに家でゆっくり過ごすお正月は5年位前に年末にインフルエンザにかかって以来かもしれません。
熱が出て辛かったけど、神様が普段遊び歩いてばかりの私にゆっくり休みなさいって言ってくれているんだ、と思うことにしました。

おかげでのんびりと大好きなテレビを観たり、本を読んだりして過ごすことができたのでそれなりにいいお正月だったのかもしれません。

テレビはひたすら伝統芸能系と、あと嵐を観ていました。

年末は18年位前の橋田壽賀子ドラマ「源氏物語」前・後編にはまってました。
これ全部で8時間くらいある長大作で、若き日の光源氏に少年隊のヒガシ、壮年期の光源氏を片岡孝夫（今の仁左衛門さん）が演じてるんですが、ヒガシも仁左衛門さんも超絶男前！！！

ヒガシは今と見た目が全然変わらないのに驚きだし、仁左衛門さんの物腰の柔らかさとムンムンの色気はあまりに素敵すぎて、興奮で熱がさらに上がってしまいそうな勢いでした。

きっと私が30年前に生まれてたら完全に仁左衛門さんの追っかけをやっていただろうなーなんて思っちゃいました。それか海老様かどっちか。

ドラマ自体もなかなか興味深く、源氏物語ってこういうお話だったよね、って感じでいい復習になりましたし、衣装監修が玉様でしたので豪華な衣装も見物でした。

しかし橋田先生脚本だけあって、出演者が渡る世間オールスターズって感じで笑っちゃいました。
いくら豪華衣装を身にまとっていても、渡鬼の印象が抜けないから変な感じだったなぁ。

その他に「寧々～おんな太閤記」の亀ちゃんをチラ見し（松也くんも出てたのね～）、NHK正月時代劇「陽炎の辻SP」で山本くんの雄姿に惚れぼれし、「必殺仕事人」で大倉くんのかわいさにヤラレタという相変わらずミーハー目線で時代劇を堪能。
日曜の妻夫木くんを見忘れたのが痛かった。土曜の再放送観なくっちゃ。


歌舞伎は以前に録画していた勘三郎の「東海道四谷怪談」「三人吉三」、年末にやっていた松録の舞踊、2日の「古式顔寄せ手打ち式」、3日の国立劇場の「初春歌舞伎公演」をちょっとずつ観ました。

200人の歌舞伎役者が舞台に一堂に揃う手打ち式は圧巻でした。あの場に行って観たかったなぁ。
人間国宝3人による「老松」もとても良かったです。


本も歌舞伎系の本を3冊読了。先日amazonで注文した菊五郎、三津五郎、団十郎の本。
ただぼけーっと歌舞伎を見るよりも、色々と勉強してから観た方が歌舞伎は断然面白くなるんだな～っていうのが感想。
今年は図書館に通って色んな歌舞伎の本を読んでみようと思います。


最後に嵐。
年末年始は「実験SP」に「ジャニーズカウントダウン」、「翔ちゃんのサッカー対決」、「めちゃイケの色取り忍者」と十分楽しませてもらいました。

カウントダウンでは、2年連続の司会、去年はハラハラしたけど今年はとても頼もしく観ました。
TOKIOとV6はもうレギュラーじゃなくなっちゃったのかな？あの2組がいないと嵐は最年長グループになっちゃうんですね。

私の中ではまだまだかわいい子達って認識だけど、もう10周年でベテランの域なんですね、なんか不思議～。
色取り忍者は、智君のイジられキャラと、鬘が異様に似合うにのがツボでした。

あとCM捕獲大作戦＆WS！
相葉ちゃんの「バーモントカレー」と翔ちゃんの「エイブル」はいくつも引っかかったけど、翔ちゃんの年始CMはダメでした・・・厳しかったなぁ。

WSは色々捕獲したけど、どれも同じ感じで残念。
タッキーの「新春滝沢革命」が気になりました。タッキーのソロ曲「愛・革命」のインパクトったらないですね、もう大爆笑。私の2009年初笑でした・・・。タッキーは天才だわ。やばいCD買っちゃうかも。

NEWSのドームコンも楽しそうでした。なんかNEWSって今どきっていうかオシャレなんですよね。曲も結構いいし。一度コンサート行ってみたいなぁ。


こんな感じでテレビっ子でしたが、3日には歌舞伎始めに行ってきました。
毎年歌舞伎始めは浅草歌舞伎と決めていたのですが、今回は悩んだ結果團十郎さんの復帰公演を選びました。
像引は正月らしくおめでたいいい演目だったし、團十郎・三津五郎・芝翫さん・福助・橋之助と豪華メンバーによる鏡開きに獅子舞なども観れてとても良かったです。

4日は浅草歌舞伎第一部。
「一條大蔵譚」と「土蜘蛛」の2つ。若いパワーが凝縮された華やかな舞台でした。
年始ご挨拶は勘太郎くん。
最近の勘太郎君は顔つきが凛々しく、お父様に似て男らしくなってきたな～と思っていたら今朝のスポーツ紙で女優の前田愛さんとの結婚が決まったとか。
公私ともに充実されているようでなによりです。

スポーツ紙にはさらに秋の結婚を機に勘九郎を襲名すると。ほんとですかね？
だとしたら襲名公演とかやりますよね、うーん楽しみ。

浅草寺でも初詣も出来たし（おみくじは“吉”でした）、靖国神社も東京大神宮でもお参りしたし、遅ればせながらもなんとかお正月気分も味わえて良かったかな。

残念ながら風邪のためまたもや着物で歌舞伎の夢は実現できなかったので、今月の歌舞伎座には着て行けるといいなと思っています。


とにかく2009年の第一の目標は「体調管理をしっかりする」。
これに尽きると感じたお正月でした。

さぁ、普段の生活のペースに体を戻していかないとだわ。