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ジャニーズ、特に嵐(相葉さん)をこよなく愛するチャミのブログ。みんな違ってみんなイイ。

ドラマ「Mother」涙の最終回

2010年06月27日 | ドラマ感想
下書きしてたのにアップしてなかったMother最終回の感想です。

今でもこのドラマのことを思い出すと涙ぐんでしまいます。



Mother最終回、最初から最後まで泣きながら観ました。

お母さんに会いたい、ただその一心で、たった一人で遠く離れた奈緒に会いにきたつぐみちゃん。
いけないことだと分かりながら、優しく手を握り迎え入れる奈緒と葉奈。

血が繋がっていなくたって2人はこんなにもお互い強い絆で結ばれているというのに、母と娘になることも、会うことも許されないなんて、悲しすぎです。

きっと最後は離れ離れにならなければならないんだろうなぁと分かっていても、犯罪を犯してでも一緒になって欲しい、とずっと思ってました。

しかし奈緒自身、つぐみのおかげで自分の母親と30年ぶりに再会し、再び親子として分かりあえたことで、たとえ離れていても家族の繋がりは決して消えないということに気づくことができました。

一緒には暮らせない、そのことをだまって受け入れるつぐみちゃん。

本当はお母さんとずっと一緒にいたいのに・・・まだ8歳の女の子には辛すぎる現実。

でもつぐみちゃんは強かった。

12年後、彼女が20歳になったときにまた会おうという奈緒の言葉を信じ、前を向いて歩いて行くつぐみちゃんの表情はとても頼もしく、あぁもうこの家族は大丈夫だ、と思ったらまた嬉しくって涙があふれて止まりませんでした。

奈緒が20歳になったつぐみちゃん宛てて書いた手紙。

すっごく温かくて感動的でした。

つぐみちゃんの母にならなければ、奈緒も葉奈に再会することは出来なかったという運命。

鳥は雛のころに覚えた星の位置が生きる上での道しるべであるように、幼いころ手を取り合った思い出があればそれが道しるべになり、再び会えるということ。

20歳になったつぐみちゃんと一緒に大好きなクリームソーダを飲みたいということ。

つぐみちゃんに会えたこと、母になれたこと。
それが奈緒にとって今のすべてであり、いつか再び出会えることが、これからあける宝箱なんだということ。

最後のシーンは、12年後にクリームソーダを飲みながら手を重ね合わせる奈緒と継美の姿がありました。

つぐみちゃんという一人の女の子が、一人の女性の人生をこんなにも豊かに変えた奇跡、その過程をじっと固唾を飲んで見守ってきた3ヶ月間だったので、このラストシーンで全てが救われた、そう思いました。

本当に考えうる中で一番最良のラストだったのではないでしょうか。

練りこまれた脚本と丁寧な演出、映画のように美しい映像、そしてキャスト陣の素晴しい演技、どれを取っても秀逸で、まだまだ日本のドラマも捨てたもんじゃないなと思うことが出来ました。

こんなにも心が震えるドラマに出会えたことに感謝の気持ちでいっぱいです。

きっとこのドラマはいつまでも私の心の中に深く残る作品になると思います。


最後に、子役の芦田愛菜ちゃん。5歳とは思えない名演技に驚かされっぱなしでした。

彼女がこれからどんな女優さんに成長するのか、見守っていきたいと思います。


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