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ジャニーズ、特に嵐(相葉さん)をこよなく愛するチャミのブログ。みんな違ってみんなイイ。

大銀座落語祭!

2008年07月22日 | 落語
怒涛のエンタメ三連休が終わってただいま抜け殻になっております・・・

木曜から始まった大銀座落語祭には4日間計5公演通いつめ、日曜は法事のあとゴスペラーズのライブで越谷に行き、月曜の昼間は歌舞伎座、とよく体が持ったなと自分を褒めてあげたいです。

体は大して疲れてはいないのですが、その間嵐の国立の当落確認(5日のみ当選してました!)や、週末のテレビチェック(少クラが撮れてなくて大変なことに)、嵐のau&とんがりコーンのCM捕獲作戦(全部捕獲成功!)、舞台のチケ取り、個人的ゴタゴタ等があり、頭の中がシッチャカメッチャカって感じでした。

それでも今の私の心境はもっと遊びたい!ですからもう病気かもしれません。

まぁでもこんなに忙しいのは今週までで、来週からは落ち着く予定なので来週以降ゆっくりしようと思います。

てなことで大銀座落語祭の総まとめです!



これは落語会で一人一つずつ配られるうちわ。正蔵、花禄、志の輔、鶴瓶、昇太、小朝の六人の会の絵が描かれているのですが、小朝のうちわだけ揃えられませんでした。ちょっと悔しい。

★7月18日(金) JUJIYA ホール
いいネ、このにぎやかさ!!
にぎやか亭 オール鳴り物入りの会 その2

林家たけ平「あたま山」
桂よね吉「蛸芝居」
林家染丸「小倉船」
〈仲入り〉
鈴々舎馬桜「植木のお化け」
入船亭扇遊「お菊の皿」

お友達がよね吉さんのことが大好きなので、どんな噺をされる方なのかな~と思ったらかっこいいし、噺も上手いしで私もすっかりファンになってしまいました。
芝居噺(歌舞伎が核になる話)がお得意らしく、「蛸芝居」は歌舞伎好きの私にとってツボ入りまくりでとっても面白かったです!

染丸師匠は上方の古典落語だったのですが、古い言葉が多くなかなか初心者の私には難しかったです。
ご本人も、「昔の人ならここで爆笑なんだけどねぇ」と少し残念そうにおっしゃってました。
これはなんとしてでも古い言葉も勉強しなきゃなー

「植木のお化け」「お菊の皿」は夏らしい怪談話だったのですが、全然怖くないの!幽霊がとってもお茶目で、こんな幽霊ならいてもいいかなって思っちゃいました。
鳴り物のおかげもあって非常に楽しい会でした。

帰り、エレベーターの前でよね吉さんにサインを貰うことができたんですけど、めっちゃ男前でいい方でした!




★7月19日(土) 博品館劇場
東西の実力者が揃いました!

第1部 待ってました! 権太楼自選
この一席!!
柳家甚語楼 「開口一番」
柳家権太楼 長講「居残り佐平次」

第2部 御存知!東西三人会
笑福亭風喬 「牛ほめ」
古今亭志ん橋「錦の袈裟」
柳家小里ん「笠碁」
笑福亭松喬「へっつい幽霊」

今回の会場で一番広い会場でした。よくわからないけど、落語界のベテランの方が揃った会だったようで、お客さんも年配の方や、マニアックな男性落語ファンの方が多かったような気がします。
どれも古典落語の名作で、一つ一つの噺が比較的長く、じっくり聴くことが出来ました。

「居残り佐平次」の詐欺の手口は見事なものだったし、「錦の袈裟」「へっつい幽霊」も話の流れが面白い上にサゲも粋で聴きごたえがありました。

帰り道、後ろを歩いていた落語通っぽい男性2人が、「今日は最高に良かった!この会選択して大正解だったな!」って話してるのを聞いて、私もなんだか嬉しかったです。

この日のランチ。「銀座 立田野」の「サラダうーめん」と夏の和菓子「夏の華」。

  

これだけ毎日暑いとつるつるっと食べれる麺系を選んでしまいます。
もちもちした麺とゴマだれが良く合って美味しかったです。
和菓子も美味しかった~


★7月19日(土) みゆき館
小劇場でコレは贅沢!!
おにぎやか!馬生一座

第1部 らくご会

落語:金原亭馬治
咄:金原亭世之介
落し話:古今亭菊春
音曲話:林家正雀
昔話:蝶花楼馬楽
笑い話:金原亭馬生

第2部 吉例鹿芝居「らくだ」

丁の目の半次:金原亭馬生
屑屋の久六:林家正雀
左官八五郎:金原亭世之介
たらちねお長:金原亭馬吉
たばこ屋お花:林家彦丸
らくだ:金原亭馬治
家主勘兵衛:蝶花楼馬楽

これはちけっとぴあに並んだ時に仲良くなったおじさんに勧められてチケットを買った公演。
第一部は短くて面白い噺をしてくれるのですが、皆さん次の鹿芝居のことで頭がいっぱいって感じなところが面白かったです。

毎年この馬生一座は鹿芝居をやっているそうなのですが、(『鹿芝居』とは、噺家が芸人の面白さや芸達者ぶりを盛り込みながら楽しませてくれる、「噺家芝居」を縮めたもので、明治時代から寄席などで行われてきたもの)、今年は「らくだ」です。これは8月の歌舞伎座で勘三郎さんがやるんですよね。

さっきまで落語やってた人達が着物着て化粧して芝居してるんだからそれだけでも面白いし、内容もバカバカしいもんだから、なんかもうずっと笑ってました。

最後は客席にてぬぐいを配ってくれたのですが、見事馬生師匠のてぬぐいGET!馬生師匠、男前で素敵だったので嬉しかったです。
落語も芝居も楽しめてお得な会でした。




★7月21日(月・祝) JUJIYA ホール
大人気!吉弥登場!!
NHK「ちりとてちん」出演者によるらくご会

トークショー
瀧川鯉斗「開口一番」(前座)
桂よね吉「遊山船」
(仲入り)
松尾貴史「青菜」
桂吉弥「短命」

大銀座落語祭フィナーレはお待ちかねの「ちりとてちん」落語会!
実はもしかしたら草々とか小草若とか四草とかうっかり出ちゃったりする?なんて思ってたんですが、残念ながらそれはありませんでした。
なんですが、前半は3人のトークショーではちりとてちんの裏話や、松尾さんと落語の縁についてなど楽しいおしゃべりで、後半は落語会というなんとも贅沢な構成で非常に楽しかったです。

よね吉さんの「遊山船」、これは先日の吉坊さんの落語会と同じネタでしたが、話し手が変わるとまた印象が違って、比べてみるのも楽しいなぁなんて思いました。
この日も昼間すっごく暑かったので、この噺の夕涼みを想像したらちょっと涼しくなれたような気がしました。

よね吉さんの声や、男らしい話し方、やっぱりいいわ~って思いました。
まくらで「愛宕山」の「ひばりがピーチクパーチク」というくだりは本当は「ひばりがチュンチュン」だって米朝師匠が言い切ったという話をしていて、面白かったです。

松尾さんの「青菜」、これも楽しい噺で、松尾さんが本物の落語家さんじゃないかって思ってしまう位上手なのにびっくりでした。なんでも米朝師匠や故吉朝師匠と交流があって、年に何回か落語をやっているとのこと。
ちりとてちんに出演して、吉朝師匠の弟子の吉弥さんと共演したのには運命的なものを感じたと言ってました。

トリはお待ちかねの吉弥さん!まくらでも「まいご三兄弟」の撮影のことなど、ちりとてネタを沢山してくれて、大満足でした。でもとんかつ屋のカップルの話は以前も聞いたネタでした(^_^;)

なんだかまた丸くなられた?(笑)って気がしたのですがどうなんでしょ?
でも吉弥さんは丸っこい方がかわいらしいというか、見てるだけで癒されるのでいいんではないかなって思います。

よね吉さん、松尾さんと夫婦の噺が続いたので吉弥さんも夫婦の噺ということで「短命」という落語でした。
てっきり「愛宕山」とかやるのかななんて勝手に思ってたので意外な感じでしたが逆に良かったかも。

あらすじは・・・
「伊勢屋に怪奇が続いている」そんな話を、隠居のところに持ち込んできた八五郎。
聞くと、伊勢屋の美しい一人娘が美男子と結婚したのだが、その美男子が結婚後あっという間に弱って死んでしまったというのだ。
次に娘・・・母親が死んだため伊勢屋の主となった彼女と結婚したのは色の黒い醜い男。これもまたあっという間に死んだ。
そして三人目が死んだのが昨日・・・。
不思議がる八五郎に、隠居はこう言った。
「美しい妻と結婚すると旦那は短命に、そうじゃない妻と結婚すると長命になるんだよ」
なるほど、妻が美しいと旦那は・・・。
感心して帰ってきた八五郎は、女房の顔を見て「俺は長命だなぁ・・・。」

なんか日本昔ばなしにありそうな話でしたが、吉弥さんがポンポンとテンポよく(結構早口)しゃべるのでその話術にはまったって感じです。

昨日NHKのトップランナーのゲストが吉弥さんだったので見ましたが、落語は「かぜうどん」と「愛宕山」の2つだったのですが、すごいカットされてて消化不良で面白さが全く伝わってきませんでした。
やっぱり落語は生が一番!です。

とにかくひたすら笑い続けた5日間が終わってしまいました。ほんとに楽しかったなぁ。
噂ではこの落語祭、来年はパワーアップするとかしないとか!?
もし来年もあるなら絶対にまた毎日通い詰めたいと思います!

この日のディナーは「ぴょんぴょん舎」の盛岡冷麺!



盛岡に行った時に食べて以来大好きなお店です。ほのかな甘みのあるあっさりしたスープにコシのある麺!
そこにお好みでキムチを投入するとなんとも言えない美味しさで夢中で食べてしまいました。
たぶんこれ食べてたら絶対夏バテになんかならないだろうなって思います。
食欲ないな~と思っている方に是非オススメの一品です。



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