大銀座落語祭初日、「なんて派手な会なんでしょう! にぎやか亭オール鳴り物入りの会 その1」@時事通信ホールに行ってきました!
大銀座落語祭は7/17から5日間、銀座の様々なホールで東西の落語家の落語が楽しめるというイベントで、今回が5年目、そして今年で最後だそうです。
チケットはほとんどが1000円台とお安いだけに、このイベントが今年で終わってしまうのは少々寂しい気がします。
昨日の落語は鳴り物入り、落語の演出としてお囃子が入る演目を集めたもので、初心者の私でも楽しめるかなと思ってチケットを買ってみました。
座席はなんと1列目。端寄りだったので目線がビシバシ合って少し恥ずかしかったです。
☆演目☆
桂こごろう 「野崎詣り」
古今亭菊之丞「法事の茶」
桂文太 「稽古屋」
〈仲入り〉
桂歌之助 「善光寺骨寄せ」
柳亭市馬 「掛取り」
こごろうさん以外は初めてというのと、演目も全部初めて聴くものだったのですが、どの噺も非常に面白くてあっという間の2時間半でした。
桂こごろう 「野崎詣り」
こごろうさんは上方の落語家さん。
「野崎詣り」は大阪にある観音さまにお参りに行く喜六と清八という二人の男が船に乗り、堤を歩いている人と口げんかをするというただそれだけの噺なのですが、古き佳き時代の大阪の風景を伝える貴重な落語だそうです。
船に乗っている喜六が口喧嘩をふっかけるのだけど、しどろもどろだから全然相手にしてもらえなくて慌てふためく様子がいちいち面白くて、大爆笑でした。
古今亭菊之丞「法事の茶」
太鼓持ちという男芸者が、若旦那のためにあるお茶を点てると、見たいものが現れるという噺。
歌舞伎役者の歌右衛門に談志師匠に、色んな落語家さん(よくわからなかったけど面白かった!)が沢山登場して、まるでモノマネショーって感じでしたが、どれも良く特徴をつかんでいて、芸達者な人なんだな~って感心しちゃいました。
「お茶のほうじが足りない」ってサゲ、なるほど、よく出来てるって思いました。
菊之丞さん、お顔立ちが切れ長で話し方や仕草が上品なので、とっても粋な印象を受けました。
神楽坂の毘沙門天で定期的に寄席をやってるみたいなので、次の寄席には是非行ってみたいと思います。
桂文太 「稽古屋」
この方も上方の噺家さん。
とっても面白そうな噺だったのですが、柔らかい口調のせいか眠くなってしまい、丸々覚えてません・・・ひぃー。
桂歌之助 「善光寺骨寄せ」
歌之助さんも上方の若い噺家さん。「善光寺骨寄せ」は上方の古典落語で、亡くなった師匠さんから受け継いだ落語だそうです。
内容がないというか、ピン芸人のネタみたいな感じなのですが、これがバカバカしくて面白いんです。
この落語の見せ場は会場を暗くすると石川五右衛門の骨が浮き上がってくるっていう大じかけです。
糸でつないだ手作りの骨をひっぱって組み立てるのですが、このくだりがかなりグダグダ。
しかも他の会場では成功しなかったこともあるみたいで、昨日成功した時は拍手が起こってました。
歌之助さんのチャキチャキっとした喋りがテンポが良くて、また他の噺も聴いてみたいなって思いました。
柳亭市馬 「掛取り」
トリだけあって待ってました!の声がかかります。
物腰が柔らかく、優しい笑顔で登場されたので落ち着いた噺家さんだな~と思っていたら大まちがい(笑)
「掛取り」、八五郎の家は大晦日だというのにお金がない。そのことで奥さんとけんかになり、困った八五郎は「狂歌」、「相撲」「芝居」「歌」と借金取りの趣味を話題に言い訳をし、言いくるめ、まんまと借金を延期させることに成功するといった噺。
CDデビューを果たしたという市馬師匠、その自慢の声を存分に発揮した演目でした。
相撲の行司や歌舞伎役者の台詞がすっごく上手で、まるで本物のようです。
そして最後は歌を披露し、お客さんから手拍子も入り独壇場といった感じでした。
ほんとにすっごくすっごく面白かったです。
帰りに銀座コア1Fにある紅茶専門店「ザ・ダージリン」でケーキセットを食べて帰りました。
このお店は世界最高峰のダージリンが飲めるお店で、お洒落で落ち着いていてとてもいい雰囲気でした。
私はエリザベス女王も絶賛したというオカエティ茶園の「オカエティ」と「紅茶とオレンジのタルト」を選択。
お茶は結構濃くって、正直美味しいか分らなかったけど、タルトは紅茶の香りと味がオレンジとよく合っててとっても美味しかったです♪
さて、今日も大銀座落語祭に行ってきます。
今日は「なんて派手な会なんでしょう! にぎやか亭オール鳴り物入りの会 その2」です。
「ちりとてちん」の落語指導をされていた染丸師匠に、万葉亭柳眉役で出演されていた桂よね吉さんに会えます!めっちゃ楽しみです!
発売してたことをすっかり忘れていましたが、会場で「ちりとてちん」のメモリアルブックを買うことができました。「まいご三兄弟」の放送が今から楽しみです。
大銀座落語祭は7/17から5日間、銀座の様々なホールで東西の落語家の落語が楽しめるというイベントで、今回が5年目、そして今年で最後だそうです。
チケットはほとんどが1000円台とお安いだけに、このイベントが今年で終わってしまうのは少々寂しい気がします。
昨日の落語は鳴り物入り、落語の演出としてお囃子が入る演目を集めたもので、初心者の私でも楽しめるかなと思ってチケットを買ってみました。
座席はなんと1列目。端寄りだったので目線がビシバシ合って少し恥ずかしかったです。
☆演目☆
桂こごろう 「野崎詣り」
古今亭菊之丞「法事の茶」
桂文太 「稽古屋」
〈仲入り〉
桂歌之助 「善光寺骨寄せ」
柳亭市馬 「掛取り」
こごろうさん以外は初めてというのと、演目も全部初めて聴くものだったのですが、どの噺も非常に面白くてあっという間の2時間半でした。
桂こごろう 「野崎詣り」
こごろうさんは上方の落語家さん。
「野崎詣り」は大阪にある観音さまにお参りに行く喜六と清八という二人の男が船に乗り、堤を歩いている人と口げんかをするというただそれだけの噺なのですが、古き佳き時代の大阪の風景を伝える貴重な落語だそうです。
船に乗っている喜六が口喧嘩をふっかけるのだけど、しどろもどろだから全然相手にしてもらえなくて慌てふためく様子がいちいち面白くて、大爆笑でした。
古今亭菊之丞「法事の茶」
太鼓持ちという男芸者が、若旦那のためにあるお茶を点てると、見たいものが現れるという噺。
歌舞伎役者の歌右衛門に談志師匠に、色んな落語家さん(よくわからなかったけど面白かった!)が沢山登場して、まるでモノマネショーって感じでしたが、どれも良く特徴をつかんでいて、芸達者な人なんだな~って感心しちゃいました。
「お茶のほうじが足りない」ってサゲ、なるほど、よく出来てるって思いました。
菊之丞さん、お顔立ちが切れ長で話し方や仕草が上品なので、とっても粋な印象を受けました。
神楽坂の毘沙門天で定期的に寄席をやってるみたいなので、次の寄席には是非行ってみたいと思います。
桂文太 「稽古屋」
この方も上方の噺家さん。
とっても面白そうな噺だったのですが、柔らかい口調のせいか眠くなってしまい、丸々覚えてません・・・ひぃー。
桂歌之助 「善光寺骨寄せ」
歌之助さんも上方の若い噺家さん。「善光寺骨寄せ」は上方の古典落語で、亡くなった師匠さんから受け継いだ落語だそうです。
内容がないというか、ピン芸人のネタみたいな感じなのですが、これがバカバカしくて面白いんです。
この落語の見せ場は会場を暗くすると石川五右衛門の骨が浮き上がってくるっていう大じかけです。
糸でつないだ手作りの骨をひっぱって組み立てるのですが、このくだりがかなりグダグダ。
しかも他の会場では成功しなかったこともあるみたいで、昨日成功した時は拍手が起こってました。
歌之助さんのチャキチャキっとした喋りがテンポが良くて、また他の噺も聴いてみたいなって思いました。
柳亭市馬 「掛取り」
トリだけあって待ってました!の声がかかります。
物腰が柔らかく、優しい笑顔で登場されたので落ち着いた噺家さんだな~と思っていたら大まちがい(笑)
「掛取り」、八五郎の家は大晦日だというのにお金がない。そのことで奥さんとけんかになり、困った八五郎は「狂歌」、「相撲」「芝居」「歌」と借金取りの趣味を話題に言い訳をし、言いくるめ、まんまと借金を延期させることに成功するといった噺。
CDデビューを果たしたという市馬師匠、その自慢の声を存分に発揮した演目でした。
相撲の行司や歌舞伎役者の台詞がすっごく上手で、まるで本物のようです。
そして最後は歌を披露し、お客さんから手拍子も入り独壇場といった感じでした。
ほんとにすっごくすっごく面白かったです。
帰りに銀座コア1Fにある紅茶専門店「ザ・ダージリン」でケーキセットを食べて帰りました。
このお店は世界最高峰のダージリンが飲めるお店で、お洒落で落ち着いていてとてもいい雰囲気でした。
私はエリザベス女王も絶賛したというオカエティ茶園の「オカエティ」と「紅茶とオレンジのタルト」を選択。
お茶は結構濃くって、正直美味しいか分らなかったけど、タルトは紅茶の香りと味がオレンジとよく合っててとっても美味しかったです♪
さて、今日も大銀座落語祭に行ってきます。
今日は「なんて派手な会なんでしょう! にぎやか亭オール鳴り物入りの会 その2」です。
「ちりとてちん」の落語指導をされていた染丸師匠に、万葉亭柳眉役で出演されていた桂よね吉さんに会えます!めっちゃ楽しみです!
発売してたことをすっかり忘れていましたが、会場で「ちりとてちん」のメモリアルブックを買うことができました。「まいご三兄弟」の放送が今から楽しみです。