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ジャニーズ、特に嵐(相葉さん)をこよなく愛するチャミのブログ。みんな違ってみんなイイ。

五月大歌舞伎<夜の部>@歌舞伎座

2008年05月09日 | 歌舞伎
5/3、5月大歌舞伎<夜の部>@歌舞伎座に行ってきました!

5月は団菊祭と言って、市川団十郎家と尾上菊五郎家が揃って出演するのですが、今回は私のお目当ての菊之助さんが舞台ご出演のためいないので、観るか迷ったのですがすっごく楽しくて、行ってよかったな、と思いました!!

夜の部は「白波五人男」。
浜松屋の場と、稲瀬川勢揃いの場は今年の浅草歌舞伎で観ていて、それはそれですごく面白かったのですが、今回通しで観れたので全部の流れがわかってすごくすっきりしました。

浅草では浜松屋で弁天小僧が金を巻き上げて帰ったと思ったら、稲瀬川ではいきなり5人で追われてるって展開で、びっくりしつつもまぁいいかって感じで。

今回は5人の泥棒が揃うまでや、浜松屋の養子が実は日本駄右衛門の息子で、浜松屋の息子が実は弁天小僧だった、っていう思わず「ありえねー」と突っ込みたくなるくだりや、弁天小僧の屋根の上での立ち回りが観れて、すっごく満足でした。

配役がこれまた豪華。

弁天小僧菊之助  菊五郎
日本駄右衛門   團十郎
南郷力丸     左團次
赤星十三郎    時 蔵
忠信利平     三津五郎

この5人が白波五人男。稲瀬川勢揃いの場では紫の着物に傘を持った五人がそれぞれ決め台詞を言ってから、見得を切るところがとにかく素敵。
この人達がまさか逃げているなんて思えない(笑)けど、そんなの歌舞伎なので全然OK!

浅草に比べたら若干お年がいっている五人だったけど(笑)菊五郎さんの品があって凛々しいお姿、三津五郎さんの男らしくて粋なお姿に惚れぼれしちゃいました。

あと浜松屋で、弁天小僧が自分を男性だとバラすところの「知らざ~言って聞かせやしょう~」の台詞、かっこよくってスカッとしました!


私が一番楽しみにしてたのが極楽寺屋根立腹の場。
ここは弁天小僧が追い詰められて屋根の上で立ち回りをし、最後立ったまま切腹するという場面。

菊五郎さんの浜松屋に次ぐ見せ場で、菊五郎さんは斜面をもろともせず軽やかに舞うように追手を倒して行きます。
途中さらに屋根の上によじ登って片足立ちで見得を切るところがすごいっ!あんなに不安定なところで、しかも5秒以上はやってました。

腹を切った後、セットが90度後ろに回転するのにはもうビックリ!そしたら下から山門のセットがグイーンって上がってきて、団十郎さんが登場するという仕掛けなんだけど、この大道具さんの技術が江戸時代からあったっていうのが驚き。

ほんっとに歌舞伎って何から何まで素晴らしいなぁって思います。

二つ目は松禄さんの舞踊だったのだけど、15分位と短く、これ別にいらないんじゃない?って思ったけど(爆)松禄さん、ぽちゃっとしててかわいいから好きなんですよね。


歌舞伎で楽しみなのがお弁当。
今回は松屋銀座で買ってみました。



天むすと湯葉と豆腐のおかず盛り合わせ。天むすは一つずつ具が違ってて美味しかったし、おかずは生麩も入ってて豪華でした!

お弁当はいつも三越で買っていたのだけど、4/18に松屋の弁当・惣菜売り場オープンってことで早速行ってみました。
店舗の数も多いし、品ぞろえも豊富で、目移りしちゃうほどでした。
三越ほど混んでないし、次回の歌舞伎の際にも利用しようと思いまーす!



一、通し狂言 

青砥稿花紅彩画(あおとぞうしはなのにしきえ)

白浪五人男

序 幕 初瀬寺花見の場
    神輿ヶ嶽の場
    稲瀬川谷間の場
二幕目 雪の下浜松屋の場
    同 蔵前の場
    稲瀬川勢揃の場
大 詰 極楽寺屋根立腹の場
    同 山門の場
      滑川土橋の場
     
弁天小僧菊之助  菊五郎
日本駄右衛門   團十郎
南郷力丸     左團次
赤星十三郎    時 蔵
忠信利平     三津五郎
浜松屋宗之助   海老蔵
木下川八郎    松江
大須賀五郎    男女蔵
千寿姫      梅枝
川越三郎     市蔵
薩島典蔵     團蔵
伊皿子七郎    友右衛門
浜松屋幸兵衛   東 蔵
柵        田之助
鳶頭清次     梅 玉
青砥左衛門藤綱  富十郎


二、三升猿曲舞(しかくばしらさるのくせまい)

此下兵吉     松 緑





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