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ジャニーズ、特に嵐(相葉さん)をこよなく愛するチャミのブログ。みんな違ってみんなイイ。

桂吉弥のお仕事です。VOL3@内幸町ホール 

2008年07月31日 | 落語
徒然亭草原こと桂吉弥さんの落語会「桂吉弥のお仕事です。VOL3」@内幸町ホール に行ってきました!



この日はCD・DVD発売記念ということもあって、CDかDVDを買うともれなく吉弥さんのサイン&握手会に参加できるというとても貴重な会でした。

金欠なのでDVD一枚のみの購入でしたが、吉弥さんは快くサインと握手をしてくれました。
写真ではわかりずらいけどなんともかわいいサインでびっくり。

吉弥さんはとってもシャイな方のようで、最初なかなか目を合わせてくれなかったのでこっちからベラベラしゃべってしまったのはちょっと反省。

でもちりとてちんを観ていて、これからも応援してますってちゃんと伝えられたので大満足です。
優しそうな笑顔とあったかい手の感触、改めて吉弥さん素敵って思いました。

★演目★
「つる」桂二乗
「七度狐」桂吉の丞
「蛇含草」桂吉弥
「三十石」桂吉弥

二乗さんは桂米二さんのお弟子さん、吉の丞さんは吉朝さんの末の弟子さんで、2人とも若くて勢いがあってとっても面白かったです。

吉の丞さんの「七度狐」は前に聴いたことありました。一度聴いたことある噺だと落語を知ってるような気になってなんとなく嬉しくなっちゃいます。

この噺は上方落語の大河シリーズである「東の旅」のうちの1つで、喜六と清八がお伊勢参りに行く時の珍道中を描いたものです。
幽霊が出てくるところや伊勢音頭を歌うところのはめものがにぎやかで、2回目でも楽しめました。


そしてお待ちかねの吉弥さん!2席続けての登場です。

この日も日帰りではなくホテルを取っているので時間に余裕があるせいかまくらの時間が結構長くて、全国色々な場所で落語が出来てありがたいって話を面白おかしく話してくれ、そのおかげで私たちも十分リラックスして落語を聴くことが出来たのでとてもよかったと思います。
大銀座落語祭の打ち上げの話、TBS落語研究会に初めて出た話が特に面白かったです。

「蛇含草」
町内の隠居さんの軒先に草がぶら下がっている。この草はうわばみ(蛇)が人間なんかを飲み込んだ時に、この草をなめると人間が溶けるというものでまじないのために軒先にぶら下げているのだと隠居は言う。
そこで、この草を半分もらい着ている甚兵衛の紐に結び付けた。

隠居さんが丁度、餅を食べるところだと言うので、餅は大好物で五、六〇個ぐらい朝飯前だと大口をたたく。
最初は調子よく食べ出したが全部食べきれず少し残して家に帰った。家に帰っても腹の調子が悪くなり、床を敷かせて横になるが、気分が悪く胸を撫でている内に、紐に結び付けた草をさわった。

蛇にも胸やけに効くのだから人間にも効くだろうと、むしゃくしゃと草を食べてしまった。
隠居が心配してたずねて来て、寝ている部屋の障子をあけると・・・・
餅が甚兵衛を着てあぐらをかいていた。というちょっとブラックなお話。

熱々のお餅をはふはふしながら美味しそうに食べるところが見どころ。
本当にお餅を食べているみたいで思わず唾を飲み込んでしまいました。
うどんの時も思ったけど、吉弥さんの食べる仕草はリアルですごいなって思います。

「三十石」
この噺は横浜か大銀座の時に染丸師匠に教わっているって言ってて、聴いてみたいなーと思っていたのでラッキーでした。

こちらも上方落語の大河シリーズである「東の旅」のラストの部分にあたる噺。
上方屈指の大ネタのひとつらしく、時間も30分位あったと思います。

主人公二人が京からの帰途、伏見街道を下り、寺田屋の浜から夜舟に乗り、大坂へ帰るまでを描く。
宿の描写、船が出る時のにぎわい、美人が乗ると思い込んだ好色な男の妄想、旅の道中に出会ういろいろなものに触れての軽妙な会話、船頭の物まね、など聴きどころ満載。

特に船頭の舟歌や舟がキィキィ鳴るところははめものが入ったりして風情たっぷり。
情景がぱーっと目の前に広がるようで、まるで自分も船で旅をしているような不思議な感覚になりました。
噺が最後大阪に着くまではやってくれなかったのが少し残念でしたが、充分堪能させていただきました。


これで怒涛の落語会の予定もいったん終了です。
ひたすら笑って、幸せな7月でした。

そんな中、色々と悲しいこともあったけど、好きなものは好きなんだからしょうがない。
周りの中傷なんて気にしません。信じることが全て、だと思います。


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