耳鳴り発症後、無理ができなくなった…
というより無理をしなくなった。
会社では、「天才カリスマ設計士」と異名を持ち、
営業部門、製造部門の大きな期待に応え、
常に先頭を走ってきたカリスにも、休息のときがきた。
カリスは、後継者を何人も育ててきたが、
すべて他社に引き抜かれた…それも超大手企業にだ!
倒れたカリスに肩をかしてくれる後輩は、誰もいない。
孤高の企業戦士として闘ってきたが、
最期の時期(とき)がきたようだ。
少し早いが、耳鳴り怪物と闘いながらでは、
今後の激務に耐えることはできない、
第一線を退こう。
会社、事業部の発展など どうでもいいではないか。
会社は、これからのカリスに期待していたとしても、
カリスは、会社に期待なんかしていない。
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