今は自分をねぎらい、ほめてあげよう。
職場のバイキンどもに病気にされたと思うのではなく、
ダメージを受けたのは、防御力が足りなかった
自分の弱さだと知り、その自分をいたわり、守ってあげよう。
怒り、憎しみを一旦 棚上げし、
スキルアップとか目標達成ではなく、
今は自分の身体を健康な状態にもどすことを
第一優先としよう。
カリスの耳鳴りは、音量調節ができる。
下げる方への調節は、今のところできないが、
上げる方への調節はできる。
1. おもいっきり大きく口をあける。
2. 下あごを前に突き出す。
(下あごを左右に動かしても音量に変化はない。)
3. 首に力を入れる。
(額を手のひらで押す、腹筋をするなど)
どうやら体の“ゆがみ”、それも頚椎(けいつい)の
“ゆがみ”に関係している可能性が高い。
“ゆがみ”の発生要因は、ストレスと過労であろう。
そこに耳鳴り怪物のアジトがあると考えている。
アジトを発見すれば、奇襲攻撃あるのみ!
日本における年間自殺者は、毎年3万人を超えている。
親を自殺で失う子供たちの気持ちは、筆舌に尽くし難い。
「お父さん、生きていて!」…と叫ぶわが子を思うだけで
自殺などとは、ほど遠いカリスがいる。
耳鳴りの大きさが、今の100倍になろうが、
うつ状態になどなるものか!
気が狂いそう…そんなものは、甘えだ!
オレは生き続ける…たとえどんなにつらくても。
たとえ耳鳴り怪物との闘いに敗れたとしても、死ねない…。
耳鳴りに怪物に支配されながらも、
生き続けなければならない。
耳鳴り怪物に負けて、死んでしまったら、
さらに恐ろしい世界が待ち受けている。
耳鳴りの苦しみよりも恐ろしい世界だ。
(下記文献参照)
カリスの人生は、あと30年~40年くらい…
与えられた試練、そして人生をまっとうすれば、
尊敬してやまぬ父、そして祖父母の待つ天国へ行ける…
(と思う)。
5年前の健康診断において、自己診断の項目に、
カリスは「耳鳴り」にチェックを入れている。
次の年は、チェックを入れていない。
かつてカリスは、耳鳴り怪物との闘いに勝利し、
そして封印していたのか!?
そして現在、耳鳴り怪物のリターンマッチに敗北寸前である。
カリスの戦闘力(治癒力+適応力)のダウンか?
それとも耳鳴り怪物が、さらに強大になって復活したのか?
カリスは、絶対に負けない!
必ず再び、耳鳴り怪物を封印してみせる!
今日、仕事は休んでいる。代休である。
朝から鍼灸院に行き、
鍼治療+整体治療を受ける。
その後、鍼灸院の近くのスポーツセンターにて
ヨガのレッスンを受ける。
かなりパワフルなヨガだ。
強靭かつ柔軟な筋肉をもつカリスでもきつい。
カリスは20代の頃、インド人講師直伝の
ヨガ修行を受けていたが、
近くのスポーツセンターのインストラクターの
ヨガは、違った魅力を感じる。
かなりハードではあるが、爽快感がある。
ヨガは、自然治癒力を高めるチカラがあると
信じている。
耳飾さんからの情報である。
カラオケでおもいっきり歌うことで、顎の筋肉が鍛えられ、
同時にストレスも発散することができる。
大声を発することで、身体の新陳代謝がさらに良くなる。
そうすることで“身体のゆがみ”そのものが解消する。
「歌う」という行為が、耳鳴り怪物を弱らせることは間違いない。
私の相談役であるギャレンおばさんも、同じことを言っていた。
カリスも自ら、実験してみることにした。
闘いに勝つには、必ず勝つという自信が必要である。
耳鳴り怪物と闘いにおいて、
「耳鳴りは治らない」という俗説に支配されていては、
必ず負ける。今のカリスのように…
耳鳴りは、自己治癒能力を限界まで高めることで、
治せない症状、病気などではない。
人間の回復力には、驚くべきものがある。
回復力に根拠などいらない!
根拠のない自信を持とうではないか!
耳鳴り怪物は、必ず倒せるのだ。
ある朝 目覚めた時、耳鳴り怪物との闘いは、
終わりを告げているだろう。
40代で耳鳴り怪物と闘うハメになってしまったのは、
100枚に1枚以下のハズレくじである。
他にも、厳しい職場、中途半端な能力、安い収入、
そして病気…ハズレくじは尽きない…。
しかしながらアタリくじも、引いているのではないか?
100枚に1枚どころか、50億枚に1枚の。
人間として、カリスとして生まれきたことが、
アタリくじそのものではないか?
耳鳴り怪物との闘いに勝利するというアタリくじを
引くまでは、一歩も退かない!!
こんなにも優しいカリス、人々の幸せのために闘ってきたカリス、
日本の技術と会社の事業部の発展のために誠実に
勤務してきたカリス、そしてその代償として難聴になり、
耳鳴りを発症してしまったカリスを神様が見捨てるわけがない…
と思いきや、
カリスにとって神とは、もっとも縁遠き存在なのだ。
これまで神に願いをかけて叶ったためしはない。
それは自らの努力を怠り、うまくいかないのを
神のせいにしていたからである。
オレは、五体満足、五感満足で、考える力もあり、
どこへでも行ける。耳鳴り怪物も必ず倒すことができ、
会社での立場も、必ず改善できる。
神は崇めるべき存在であっても、頼りにしてはならない。
最後に頼るのは、このオレ自身の力のみである。
「耳鳴りなど無かった あの日の私に戻りたい!」
…と耳鳴りに支配されている人々は誰もが願っている。
それはカリスも同じ…オレも本当に戻りたいと思う。
不快極まりない耳鳴りから解放され、
快適な状態に戻りたいと考えるのは当然の要求だ。
しかしながら40歳をとっくに過ぎたカリスが、
18歳の若くて強くて美男子のカリスに戻りたいと願っても
叶うだろうか…。
思い出に涙するのは、ひとときだけにしよう。
振り返ることなく、前向きに生きていこう。
カリスは、耳鳴り怪物と闘うことは修行と考えている。
父が言っていた。
「人間に与えられた幸運、不運は皆同じだ。」
「チャンスは皆、平等に与えられている。」
「あの世(天国?)で100年修行しても、
この世の1日の修行にも及ばないのだ。」
若き日のカリスには、父が目標だった。
カリスより強い唯一の存在、それが父だった…
11年前、天国に旅立っていった…。
耳鳴り怪物を封印するチャンスは必ず来る。
耳鳴り怪物と闘うことで、
オレは貴重な修行を積んでいるのだ。
(今日の耳鳴り感度…大)
鍼灸治療は、東洋医学の代表格である。
東洋医学において、診察・診断などは行われない。
耳鳴りの原因がストレスか自律神経の乱れか、
それとも内耳の損傷なのかは関係ない。
経穴(けいけつ=ツボ)への刺激により、
自らの身体の治癒能力を引き出し、治療する方法である。
西洋医学においても、飲み薬や注射が
病気そのものを治すのではない。
薬により治癒能力が引き出され治るのである。
薬や注射が効かないということは、
治癒能力が引き出されていないということである。
治癒能力を最大限に引き出すにはどうすればよいのか?
…つづく
隣のマンションに住んでいる鍼灸師のじいさんから聞いた。
マッサージと鍼で身体をほぐしてから、
薬を飲むと効果が高いそうだ。
今、週に2回、鍼灸整骨院に通っているので、
効かないとあきらめていた薬が、もしかしたら効くかもしれない。
アデホスコーワとメチコバールを、再び服用し始める…。
メチコバールとはビタミンB12である。神経に効く?らしい。
会社の健康相談で看護士さんが、メチコバールを1年間、
服用し耳鳴りが改善された方が知人にいるらしい。
今持っているメチコバールがなくなったら、どうするか?
耳鼻科医に行くと、「耳鳴りは治らないよ。」と言われて、
また症状が悪化する。
「大丈夫、耳鳴り、きっと良くなるよ。」って言ってくれる
耳鼻科医が、どこかにいないかなぁ…。
耳鳴り発症後の経過は、減衰振動の波形をしている。
x軸を時間、y軸を耳鳴りの大きさとする。
通常、耳鳴りは発症後、段階を経て消失するものである。
耳鳴りが気にならないレベルまで、
音量、音質を下げることができれば、
もはや治癒したも同然であろう。
しかしながら、カリスが耳鳴り怪物と1年以上も
闘い続けているのは何故か?
耳鳴りの完治を妨げている第一要因はストレスである。
ストレスとは、精神的な負担によってもたらされる
体の中の「ひずみ」のことである。
何億、何十億円もの物件の設計責任者をしていれば、
ストレスは半端じゃないだろう。
その他の要因としては、緊張、
そして耳鳴りが気になって仕方がない、
耳鳴りが治らないのではないかという不安、
それらすべてが、耳鳴りの治癒を遅らせている原因である。