家の引き出しを見たら、この本を発見。
亭主が買ってきたものか、息子が買ってきたものだろうと思いますが。
流石に韓ドラも疲れてくるときも。
って、訳で、読み始めてみると・・・・面白い。
作者、さくら剛氏は中度の引きこもりであるそうですが。
アフリカから中国までの旅をしていて、
最初、トイレ話や、下痢、南京虫の話ばかりで笑わせてもらっているところに・・・
最後、イスラエルとパレスチナ問題にまで発展するあたり。
凄い。
目線がまるっきり、上からでなく
久しぶりの日本人とあって、グループで列車でトランプなんてできるのかと想像したら、
自分だけ、病院に行ったので、別の列車のチケットになって、アフリカの人たちと同じ座席。
外ばかり向いていて、いやあ~~な奴だったところを、
実は親切なこの横の青年に食べ物を恵んでもらったり、
心の葛藤も。 社交的にしなくちゃいけないんだけど・・・ なかなか出て行けなかったり、
自分より過酷な旅をしている人なんていないと思ったら、さらに凄い礼儀正しい人がいたり・・・
作者の随分テレビばっかり見てきたと思われる
豊富なCMやテレビ情報が ちらちら出てきたり。
学校の教科書に載っている、あれこれが、 ちらほら・・・も。
分かりやすく、大笑いでき。
さらっと読めちゃったのに、
なんだか、残っていて。
トイレ事情は勘弁だけど、アフリカも行ってみたい。
そして、エジプトは絶対に外せない。
で、パレスチナのよい人ぶりには 生でお会いしたいとも。
ああ、やっぱり、自分の足で行くって言う旅は良いね!
ところどころ、
うちの馬鹿息子のようでもあり、
カラキシ、本番ではおどおどしている自分をみているようでもあり。
久しぶりに 良い汗じゃなく・・・良い笑いをさせてもらいました。
彼の他の旅の本も覗いてみたいと思わせてもらいましたね。
一時期さくら剛にものすごくハマり、
立て続けに読んで、旅心を熱くしておりました。
過酷な旅日記、
面白すぎですよね。
ちゃぎさんも旅の達人だから
きっと余計楽しめるのでしょうね。
久しぶりに引っ張り出して読み返してみようかなと思います。
以前、シウさんのブログでこの印象的なタイトルを見たことがありました。
読むまでこんな内容だとは思わず・・・
もっと早く読めば良かったわ!
私も、ちょっと彼の作品を探してみようと思っています。
こんな旅。
してみたいけど、出来ません。
彼を通して疑似体験させてもらって、十分に楽しませてもらいました。