「熱血男児」

■：監督・脚本：イ・ジョンボム
■：出演：ソル・ギョング　チョ・ハンソン　ナ・ムンヒ　ユン・ジェムン
■：2006年

韓国も映画にやくざが登場する事が多いですね。
ちょっと理解しにくい社会なんですが。

ソルギョングが今回も普通でない人を演じています。
人格の壊し方って、どこまでぐらいが普通なのか・・
その辺りのサジ加減だと思うのですけど。
めちゃくちゃ、破壊的かと思うと、ほろりとさせるような一面があったり。

彼にくっついている弟分をチョハンソンが演じているのですが。
かつてテコンドーの選手であったらしい少し影を持つ彼が何故やくざの道に入ったのか、ちょっと解りにくいのですが。
彼自身、自分でこの先どうするか迷っている部分もあり、
このドラマの中ではまともな人間。

そして、二人が探す男の母親が経営する食堂。
このオモニがナ・ムンヒ。
自分の子供が心配であり、
そして、足しげく通う、この出来損ないのやくざの道に入っている男の事も母親として気にかけるようになります。

これに、喫茶店のお姉ちゃんやジムの先輩、
そこに通う子供達が登場して、それぞれ良い味を出しています。

エンディングは、こうなっちゃったか～と思ってしまいましたが。
ま、仕様がないかなあ。
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