上の写真は今回一番楽しかった場所。
高見石小屋主催のスノーシューのイベント。
渋の湯からの送迎と小屋での一泊二日 夕食、朝食に翌日のランチ、夜空の星の観察にもちろんスノーシュー体験が二日付いた物ですが。 (保険も付いて13000円)
行く前は「なんちゃって~」でスノーシューを履いて、その辺りの雪原を歩いて来る物だろうと甘く見ていました。
二日間、目一杯遊ばせていただきました。
一日目・・高見石小屋から丸山(2329m)に登ってパウダースノーの雪原を坂を下りたり、横切ったり・・・ 2h
二日目・・・小屋から丸山に登り、登山道を離れて樹林の中を歩き麦草峠、自動車道路から白駒池、 白駒池を横断してオコジョの庭を通り小屋へ戻る 4・5h
パウダースノーというのがどんな物なのか? サラサラしていて、洋服についても叩いて、落とせます。 水分が残らないので、衣類が湿るという事がありませんでした。
今日は、早速いつもは使わない筋肉が痛くなっています。お尻の下辺りが痛いです。 亭主が顔を見た途端、「疲れが出とるバイ!」。
で、思い通りの青と白の世界。 堪能してきました。 丸山山頂にて・・・ 我ら4名
一日目。
茅野からバスにて渋の湯まで。 渋の湯では小屋のお兄さんが高見石小屋の紙を持って待っています。
参加者は総勢15名。 これに先頭と一番後ろは小屋のスタッフ。 気持ち良い新雪の上を歩きます。
ゆっくり目のペースに休憩を適当に入れてくれて 頑張れました。 小屋着13:50
小屋でラーメン(780円)を注文。 昼ごはんと身支度の後は、スノーシュースタート14:50
初めてのスノーシュー。 ちょっとポーズも。
この日は渋の湯でー8度 丸山山頂では-12度でした。
写真を取る時に 手袋一枚だと 指先が痛くなりました。 大人じゃなかったら泣いたかも。
誰一人足跡をつけていない雪原に来て、 「さ、自由に行ってください」と。
これが なかなか上手く行きません。 思わず、尻餅をついたり、 木の根っこあたりの穴に足がはまったり。
スノーシューというのは 踵が固定されていないので歩きやすく、裏に滑り止めのツメがついているので、斜面を登る時に登りやすいです。
でも、それとこれとは・・・ 急斜面になると 途端に若者軍団に遅れを取る我ら中高年でした。
途中、小屋の人たちが名づけた丸山展望台では美味しい紅茶を頂きました。 ここで見つけた美しい模様 そして雪が火に当たってキラキラ光っています。
小屋着17:00 高見石に登って夕日を堪能。
17:30から夕食。 予約の葉書持参でグループ全員にビールのサービスです。
メンバーの一人が楽しみにしていたどぶろくは注文。
19:00からは 明日のコースの説明。 星の観測。 手作りの望遠鏡で火星を見せてもらいました。 オリオン座が 都会で見るより大きく見えます。 空一杯にビックリするほどの星。
小屋に戻ると、お飲み物の準備と言う事で。 日本酒の一升瓶とお茶が用意されていました。 この飲み口の良い冷たい日本酒、思わずぐいぐい行ったのがいけなかったのか、 頭が痛くなりましたけど・・
美味しかったです。 どうも、サービスという物に弱い私です。
小屋は 夜のみ小屋に併設のトイレで小をすることが出来ます。
想像よりは暖かく過ごせました。
二日目
朝の気温は何とー16度
6:00にパンの朝食。 昼のサンドイッチを各自で受け取って出発7:30
昨日の丸山まではルート通り。 ここからは 各自自由に下りる事になった気持ちの良い坂。 中高年は苦労しました。
下りると、美しい雪の上にテンの足跡。 二つずつ足跡が並んでいるのがテンということ。
静かな樹林を抜けて麦草ヒュッテが見えるようになると、縞枯山、茶臼山も見えてきます。
道路沿いで見つけた、うさぎの足跡、 リスの足跡。
白駒池では、凍っているので、ここを横切ります。 ストックの下では厚い氷が当たります。
樹林を15分ほど歩くと、 先に出発したスタッフが火を起こしてホットワインやお茶を沸かして待っていてくれました。 雪の上でのサンドイッチの昼食です。
ホットワインはワインを温めてサトウを入れたものですが、 とっても美味しかったです。
昼食の後は、足跡の付いていない雪道をルートを作りながら進みます。 ここの景色が今回一番感激した所です。
夏には 岩がごろごろあったり、ハイマツがあって、入り込めない世界へ 雪のあるこの時期、 スノーシューで味わえるのですね。
小屋到着12:30 渋の湯のバスが14:57なので、13:00には出発。 ここからは各自バラバラで解散です。
もちろん今回お世話してくださった小屋のお兄さん達に感謝、感謝です。
張り切って出発した我らでしたが、後からどんどん若者グループに抜かれて、 こういう時、ま、 「やっぱりね」と思ったり。 14:10到着
渋の湯からのバスに 待っている登山客が座ると座席が全部埋まりました。
茅野へ到着後、 ワンゲル上がりのハイカーらしく各停を乗り継いで、帰って来ました。
途中、夕日に映える八ヶ岳、富士山、南アルプスが見え、感激でした。
感謝! 感謝!
お天気に恵まれて、良い仲間と参加できて
楽しかったです。 良かったよね~
一番下の写真の風景は、まるでモーグル競技の試合会場みたい。
こういう場所を見て考え付いたのかしら。
スノーシューは「かんじき」の改良版みたいな感じ?
「誰一人足跡をつけていない雪原」をスノーシューで歩くというのに激しく惹かれますが、晴れた山頂が-12℃と聞いて眩暈がしているようでは(++;)無理かも。
それにしても、山小屋からDMが来るとは知りませんでした。
考えてみれば、この時期がハイシーズンなんでしょうねえ。
そう、雪国の人の履くかんじきのようなものなのでしょうか?
ミニスキーのように滑っていくのかな?
真っ青の空と真っ白の大地、とっても綺麗ですね。
道なき道を歩いていくのは、スキーなんかよりずっと大変そう。
昔はこのシーズン、スキー板担いで、雪山に出かけたりしたもんですが、今はヌクヌクと暖房の部屋から抜け出るのもつらくなりました。
ちゃぎさん、いろいろな体験してうらやましいです。
写真からすると天気が荒れなくてよかったですね。
私もスキーをよくやっていたのですが
スノーシューは見たことありませんでした。
雪質にもよりますが新雪や他の人が立ち入っていない場所は歩くのが表面と内部が違っていたり重かったり逆に軽かったりで大変ではないでしょうか。
1m以上の新雪でスキーしたことがありますが
重力のまま下っても
ヘトヘトでしたから。
ゆっくり休養をとってください。
山小屋からのDMにまんまと引っかかりまして。
あとはどぶろく祭りという秋の催しにも興味が・・
写真は一番下のがやはりお気に入りです。
スノーシューはかんじきの改良版ですね!
今はゲレンデに行ってもスピード出しているスノボーとかスキーヤーが怖いかもです。
カンジキにプラスぎざぎざが付いていて少しオサレでしょうか・・・
この景色見ただけでも、幸せです。
下りでも 踏ん張ったり、
腿の筋肉が疲れました。
まだ雪は70cm 少ないようです。
しっかり積もっている訳ではないので、
雪の下には 木の根っこや岩もあって、
その周りは 空洞の場所があり難所でした。
スキーと違って 滑って下りると言うわけではないのですが、 ムーンウォークのようだという所でしょうか! 不思議な感覚です。
初めての体験の時に天気が悪かったりすると
全然印象が違いますよね。
シウはものすごい雪深いところにいながら
まったくその山の中に踏み込むことがないので
常に道路からみる景色どまりです。
山の中に一歩入れば
まったく違う景色が広がっているのだな~と
あらためて感じました。
でもこうして写真だけでも見せていただけてラッキーです。
「お好きにどうぞ」の新雪の下りは、ちょっとこわかったけど、面白かった。
上げ膳。据え膳のお姫様山だたし。
ただし・・ただ酒には注意と教えられました。反省。