映像が美しいとそのストーリーにどっぷりと入って楽しめます。
この映画、 かな~~り、きわどい場面もありますが、
主役の二人の結ばれる場面など、美しいです。
こんなに美しく描いたものは無いのではないかと感動するほどです。
そして、今年になってから 訪れた安東のロケ現場が思い出されます。
キム・ホンドの家が屏山書院であるところから、映画の中でも多く登場します。
そして、「ファンジニ」でも出た芙蓉台の下の川を船で行くシーンも。 ここでは、キムホンドの家に初めて行くシーン。
「風の絵師」とも同じ時期に出た作品ですが。
こちらの方が、ユンボクという絵かきが何故男装して絵師になったのか、
そして、自由に人間の性的な部分を大らかに描いたのか・・・答えが見えるような作品です。
絵師の家に生まれた妹、兄が書いたと思われた絵は実は彼女が描いていて、ある日、父が自慢して、それを披露してみせる客に
目の前で描くように言われた兄ですが。 兄は出来ずに自殺してしまいます。
そして、女を捨て、兄の代わりにキム・ホンドの家に連れて行かれるのですが・・・・・
自分を偽って生きていくその半面。 自由な人間達の中に普通の者が感じる以上の魅力を感じたのでしょう。
今回も「美人図」にまた不思議な魅力を感じて、ぜひぜひ、本物を見たいという気持ちが強まりました。
**一度目に見た時の感想・・・こちら
濃厚なラブシーンが出てきますが、それはそれは美しくて・・・どうもアジア映画のベッドシーンは汚らしく感じてしまったり目を背けたりしてしまうんですが(汗)描き方が上手でしたよねぇ。
「風の絵師」のドラマもあの師弟の関係を繊細に進めてくれていましたが、この映画は何と言ってもキム・ナムギルの登場で一挙に私のテンションが上がりました。
ユンボクという人物はグニョンちゃんよりこちらの方が近かったのかもしれませんね。
あ~~ぁ、やっぱり安東行きたい!!!
それはそれは、何度も繰り返してみたいほどです。
ナムギル君が若さがほとばしるようで良いですよね。 本当にほれぼれ~~~
ユンボクはグニョンちゃんも良かったけど、
こちらの描き方のほうがわかりやすかったです。
しか~~し、エロさも…すごかったですよね。 (笑)
そして、安東、ぜひぜひ・・・ 行ってください!!