いつか また 韓国?

韓国の似ているところ、違うところが気になります。 そして自然大好き!

お喋りにお付き合いください

モンゴル・ボランティアの旅(水)

2010-07-10 20:58:13 | 旅行
モンゴルでお水は貴重です。

あまり雨の降らない気候。
砂漠も沢山あります。

で、コップ一杯で
歯磨き、顔洗い、皿洗いまでする。

まず、歯を磨き、ゆすいだ水も戻して顔を洗い、その水も含めて皿に注いで皿を洗う。

日本での水の使い方を考えると・・・信じられません。

この井戸がどの家庭にもあるのではなく
井戸を中心に集落が出来るようです。

今回訪れたのは、ウランバートルから車で2時間ほどの村。

そこでは村長さんが この場所は密集しているからということで、
井戸を掘るお手伝いに行ったのです。

この計画はアジア・アフリカ貧民救済のNGOの韓国チーム。モンゴルチーム それに今回この企画を日本でしたNPOの日韓文化交流会の3チームで進められたものです。

実は、井戸から水が出る最後の瞬間は皆で味わうって事だったのですが。
前日に井戸から水が出てしまいました。(笑)
工事が遅れてはいけないって事で頑張るとこういう結果になるようです。

木陰の無い大地から冷たい水がモーターで組み上げられました。
地下80mから出たそうです。

私たちは、実際には、何のお手伝いにもならなかったわけですが、こうやって上の3チームのみなさんのお陰で
このセレモニーに立ち会わせて頂きました。
(もちろん、日韓で集めた募金はこの為に使われました)

今後はタンクを用意してあげて、これに小屋を作ります。
そうすると水を汲みにこれるので、 また新たな集落が出来るようです。

下はすでにラッシュになったとおっしゃった水汲み場。 左の赤い屋根の小屋が井戸です。
ここに水を汲みにやってきます。
  

モンゴルでは牛乳でお祝をするそうで、
皆で回し飲みした後、大地にまきました。

ここは、道路も通っているし、鉄道もあるので、発展してほしいという村長さんの強い意志があります。
365ある村の中のモデルケースになりたいと。

私、 密集たって、東京と比べると大したことないし、 このありのままのモンゴルでいてほしいなんて、考えていました。

畑の無い大地、 牛や羊、山羊、馬が勝手に歩いて来て草を食べている・・・・・  
ここに畑が出来たら、 柵が出来るのでしょうか?
  
優秀な子供を日本に勉強に出して、技術を身につけさせたい
日本の学生もここにきて見てほしい。 専門家も来てほしい。
そして双方でよい考えを出してほしい。という村長さんの気持ちが伝わりました。

素晴らしいモンゴルを残しながら、発展もする・・・・ 祈るばかりです。

私たちは、上のセレモニーに参加の他、 役所に集まって、一人ずつご挨拶もしました

ここでの二日間、水の無い暮らしをしてみて・・・・
もちろん、お金を出せばペット入りの水も買えます。 私たちの我慢はお風呂と顔洗いぐらい。
それも、日本から持って行ったウエットティッシュでしのげます・・・
が、きっと長くは我慢出来なかったでしょう。

二日間お世話になった幼稚園。 人数分のベッドが用意されています。 寝具なども心が込められて準備されていました。

ウランバートルへ戻って、サウナに連れて行ってもらって
ジャアジャア流れるシャワーに感動しました。
ウランバートルでは高い日本車も走り、高いビルも建設中、
若者のファッションもあまり変わらず、 
驚いたことに、このサウナにやってきている現地の人が
水を垂れ流しにしていたこと。 
人間が便利なものを知るとそのありがたみが薄らぐのは早いようです。

先ほどの小さなバインソムで
他にペンキ塗りのお手伝いもさせていただきました。

木の無いこの地方で
暑い時間帯にすぐに蒸発するペンキを塗りながら、
モンゴルのドリームチーム、
それからジュースを差し入れしてくれた地元の人と交流が出来ました。 


さらに、二日目の夕方は村長の提案でバレーボールも

ここでの結果は2:1で負けましたが。

夜は村から羊の丸焼きのごちそうが出され、ウォッカ・ジンギスカンで乾杯。
   歌の交流もありました。
この日は 羊の匂いになれてきて、美味しく頂くことが出来ました。 ウォッカはめちゃ美味しいですし(モンゴルへ来て初酒)

帰りには、感謝状を頂きました。


コメント (2)    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« モンゴル・ボランティアの旅 | トップ | モンゴル・ボランティアの旅... »
最新の画像もっと見る

2 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
Unknown (ぶー)
2010-07-10 19:25:09
素晴らしい体験をなさったのですね。
自然との共生、本当は自然を破壊することなく美しいありのままの姿を残したまま生活していって欲しいなんて、何でも機械に頼り楽チンな暮らしをしているような私が言ったら罰が当たるかもしれないけれど・・・
生活が楽になればなるほど、失われるものも多いんですよね。
この間マンションの断水で半日水が使えないだけでアタフタしてるようじゃ、コップ1杯の水、湧き出る井戸に感動出来るモンゴルの人達に顔向け出来ません。
返信する
ぶーさん (ちゃぎ)
2010-07-10 20:51:27
正直、
このままの状態でいつまでもあってほしいと思いましたが。
モンゴルは地下資源の豊富な場所なんだそうです。 これから発展する可能性の高い場所だそうです。 周りのごみもきになりましたし、この自然を守りながら発展するって結構難しい問題かなあ!
私たちは水に恵まれていて、本当に良かったと思ったことです。
返信する

コメントを投稿

旅行」カテゴリの最新記事