義母が亡くなって1年が経とうとしています。
その間、実家の相続の手続きは進んでいません。
そもそも、不動産の名義は7年前に亡くなった義父のまま。
義父が亡くなった時、
相続の手続きについて義母に聞いたのですが
「そのままでも良いらしいからやらない」
とのことでした。
夫も義母の意思を尊重したのか
何もしないまま月日が過ぎ、義母が亡くなりました。
さすがに、法律も変わって
何もしない訳にはいかなくて
そうは言っても土地の形状が訳あり、
しかも相続人が独身の義兄と子どものいる夫、
どう名義変更したらいいのか
専門家の意見を求めに行きました。
調べてもらったとことろ
複数の問題が発覚しました。
そのうちの一つが
土地の名義が内務省になっている。
内務省???
何それ???
内務省は昭和22年に廃止になった省庁らしく
実家の土地は内務省と義父の二重登記になっていたのでした。
義父が誰からいつ購入したかも正式な書類でわかるのですが
一方で同じ地番に内務省も登記されてる…
専門家の力を借りて、これを解決しないとなりません。
調査してくださった方も、初めての事例とのこと。
手書きの時代の登記簿謄本なので
内務省の登記が何かの間違いなのではと
法務局に訴えたそうですが拉致があかず
今、上席に相談中とのこと。
どうなるんだ、相続登記…
*内務省の画像です
参照:内務省跡/千代田区文化財サイト (edo-chiyoda.jp)
ホント、内務省ってなに???
すでにいなくなった人を探す、は聞いたことあるけれど、すでになくなった省庁を探す、は初めて聞いたよ。。。
登記の変更がうまく進むといいね。
内務省については少し時間がかかったけれど
解決することとなりました。
お願いした方も、
40年この仕事しているけど
初めてのケース
とのことでした。
そんなレアな問題だったのね