映画 『おくりびと』
「納棺師」の仕事を初めて目にしました。
~ 人生最高の旅立ちのお手伝い ~
映画の中で主人公は始め、自分自身を含め、周りや奥さんから
“もっとマシな仕事を” と言われる。
だけど、私は素晴らしい仕事だと感じた。
ひとつの人生を終えて、新たな旅立ちへと送り出す、旅仕度のお手伝い。
脚本家の小山薫堂氏は言っていた。
取材で現役納棺師の方がこう言っていたそうだ。
≪ 死は究極の平等の世界 ≫
遺体を荼毘に付す焼却炉のおじさんから聞いた話を
アレンジして、実際に脚本に生かした言葉は・・・
≪ 死は、単なる門 ≫
誰もがそこを通り抜けて、また新たな道を歩んでいく。
「死」は決して終わりではなく、新たな旅立ちの際にくぐる 「門」。
【真実】 だからこそ普遍的で、これだけ世界中の人達の心を
惹きつける事ができたのではないかと思う。
映画の中を流れる美しいチェロの音色にも心が洗われた♪
「死」を思うことは、同時に 【生きる】 ことなのだと思う。
【生かされている】 自分を感じることのできる映画だった
・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・
第32回日本アカデミー賞、最優秀作品賞『おくりびと』が10冠獲得
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