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music + apple = musicapple (笑)

スクリャービン 練習曲集より

2008年11月02日 | 音楽
音源アップロード実験その3です。
今回はスクリャービンの練習曲集から4曲ご紹介します(Cephaの音源倉庫)。

*) 嬰ハ短調Op.2-1. 1886年、スクリャービンが14歳の時の作品です。
上昇を志向する旋律がロシア的憂愁を醸し出しています。
Etude cis-moll Op.2 No.1 [2'27''], mp3 2.25MB

*) ロ長調Op.8-4. 1894~95年春、22~23歳時の作品。
左手3(時に4)対右手5を基調とするポリリズムで書かれています。
Etude H-dur Op.8 No.4 [1'30''], mp3 1.38MB

*) 嬰ヘ長調Op.42-4. Op.42は1902~03年春、30~31歳時の作品。
Bowersが「連続した一組の嬰ヘ調の練習曲」と呼んだものの一つで、
柔和で甘美な印象を持つ叙情的な作品です。
Etude Fis-dur Op.42 No.4 [2'27''], mp3 2.24MB

*) 嬰ハ短調Op.42-5. 小生の最も好きな練習曲の一つです。
ピアノ・ソナタ第3番の終楽章など、左手に複雑な演奏技巧を要する作品が多く見られますが、
この練習曲もそうした作品の一つだと思います。
Etude cis-moll Op.42 No.5 [3'22''], mp3 3.09MB

音源は小生がいろいろな所で演奏したものを集めました。
基本的にライブ音源のためお聴き苦しい箇所も多々ありますがご容赦ください。


ドビュッシー(らしくない)「月の光」

2008年10月13日 | 音楽
秋も深まり肌寒くなって参りましたが、
空気はとても澄んでいて、お星さまやお月さまが
とても綺麗に見える今日この頃です。

さて、音源アップロード実験その2ですが、
今回はドビュッシーのベルガマスク組曲から「月の光」を
アップロードしてみました(Cephaの音源倉庫)。
田舎のコンサートホールでのライブ録音ですが、
空き缶(?)が転がる音が入っていたりします^^;;

ドビュッシー「月の光」mp3(128kbps), 4.64MB

あまりドビュッシーらしくありません^^;;

写真はケータイカメラで望遠鏡を覗くようにして(コリメート法)撮影した月です。
ボケていてクレーターが良く見えませんが、まあ月の光ということで。。。

スクリャービン 四つの前奏曲 Op.37

2008年09月24日 | 音楽
音源アップロード実験です(多分初めて)。
20MBまでですが無料のホームページサービスを借りて(Cephaの音源倉庫)mp3ファイルをアップロードしてみました。mp3と書いてあるところをクリックして頂くと聴くことが出来るはずです。。。

Alexander Scriabin 4つの前奏曲 Op.37
No.1 b-moll: Mesto [1'27''], mp3 1.33MB
No.2 Fis-dur: Maestoso, fiero [0'56''], mp3 891KB
No.3 H-dur: Andante [2'08''], mp3 1.96MB
No.4 g-moll: Irato impetuoso [0'52''], mp3 819KB

ラフマ-ニノフとマルファン症候群

2008年06月02日 | 音楽
 現在、映画『ラフマニノフ ある愛の調べ』が劇場公開中で、作曲家のセルゲイ・ラフマニノフがしばしば話題にのぼります。
 ラフマニノフは一説によるとMarfan症候群であったと言われています。これに関しては、イギリスの科学者D A B Youngが"Rachmaninov and Marfan's syndrome"という論文(British Medical Journal, 1986 Dec 20-27;293(6562):1624-6. )の中で詳細に論じているのですが、なかなか面白いことが書いてあります。
 彼はCを第2指として, E, G, C, そしてEを親指を下にして和音を奏することが出来たというのですが、これはMarfan症候群のthumb signではないかというのです。また、ピアノを演奏中に指先に奇妙な打撲傷が見られたというのですが、これは結合組織の異常を示唆しているのかもしれないというわけです。
 しかし、ラフマニノフにはMarfan症候群に特徴的な眼症状である水晶体偏位や、大動脈解離、大動脈弁輪拡張症、大動脈弁閉鎖不全症などの心血管系の異常の有無は確認されておらず、今のところ仮説の域を出ないといってよいのかもしれませんね。




オイラーの「色光ハープシコード(?)」

2008年03月20日 | 音楽
数学者のオイラー(Leonhard Euler, wikipediaは、『ドイツ王女への手紙』の中で、光の色や視覚に言及していますが、とても面白いことに7つの音階と7色の光の対応表があります(文献1))。

C. pourpre
D. rouge
E. orange
F. jaune
G. verd
A. bleu
B. violet

といった具合ですが、スクリャービンの対応表(文献2)):

C. 赤
D. 黄
E. 青白
F. 赤
G. 橙
A. 緑
H. 空色
B. 鋼色
Des. 紫
Es. 金属の色
Fis. 青
As. 菫色

や、カール・ジーツ(Kari Ziets)の色聴に関する説による対応表(文献3)):

ド. 赤
レ. 菫色
ミ. 黄金色
ファ. ピンク
ソ. 空色
ラ. 黄色
シ. 銅色

と比較すると面白いですね。また、文献1)によると「このような音階と色を対応させた光のハープシコード」を説明しているとありますから、色光ピアノならぬ「色光ハープシコード(?)」を発案していたのでありましょうか?!

参考文献・参考サイト
1) 高橋浩樹「オイラー数学の源流08. 偉大なる跳躍-光線-」『理系への数学』2008年4月号pp.19-23, 現代数学社.
2) http://www.osaka-geidai.ac.jp/geidai/laboratory/kiyou/pdf/kiyou25/kiyou25_05.pdf
3) http://www.isop.co.jp/main/sikicho.htm

CASIO3本ペダルユニットSP-30改造

2008年03月19日 | 音楽
出張先での指慣らし用にCASIOのPrivia PX-120を車に積んで運んで使ってますが(本体重量11.4kgととても軽く移動が楽)、折りたたみスタンド使用時のSP-3やSP-20などの1本ペダルではどうも安定感が無いので、3本ペダルユニットSP-30を改造してみました。

このユニットは3本ペダルが横に長い板にネジで固定されており、このままでは折りたたみスタンドと一緒に使うことは出来ません。ネジを外すと簡単に3本ペダル部分のみを取り外すことが出来ますが、ペダル部分のみでは簡単に動いてしまい使い物になりません。

そこで、このペダル部分をファルカタ集成材(600x250x13)に3.8x38さら木ねじで固定してみました(写真)。ファルカタ集成材は重さが軽くまた加工しやすいので木ねじも難なく進みます。基盤が露出していますが、とても安定感のある移動式3本ペダルユニットになりました。




ハンマー軟化剤

2008年03月10日 | 音楽
ハンマー軟化材として有名なものとしては、Pianotek Supply Companyのハンマーソフトナー(Hammer Softener)があります。

Piano Technicians Guildにある報告によると、"lanolin juice"を使っている人もいるようです。ラノリン(lanolin)とは、All About用語集によると「羊毛を刈り取ってウールに仕上げる際に副産物として回収されるウールグリース(毛の根元についた固形油)を精製したもの」なのだそうで、融点40℃付近の淡黄色の蝋状物質です。上の報告では健康食品を扱っているお店で入手可能とあります。fabric softenerは衣料用柔軟剤として出回っているものでしょうか。それで、ラノリンとアルコール、時に蒸留水、またはラノリンとファブリックソフトナーとの混合液などが試みられているようです。

ラノリンの製品としては、日本精化株式会社では、ラノリン ・ ラノリン脂肪酸 ・ ラノリンアルコール ・ ラノリン誘導体など様々な製品があります。

医薬品としては、精製ラノリン(adeps lanae purificatus, anhydrous lanolin)が軟膏基剤として調剤に用いられています(丸石製薬株式会社)。精製ラノリンは一般の薬局で入手可能です。500g、2500円くらいで在庫がなければメーカー取り寄せで10日くらいかかります。化粧品としてはハンドクリームなどに使われているようです。ただ、精製ラノリンは水にほとんど溶けないので、なんらかの工夫が必要なようです。

ここにある報告では、「アルコールと水を1:1で混ぜる」という上の報告に似た試みがあります。


テフロン粉末

2008年03月10日 | 音楽
テフロン(Teflon)は、テトラフルオロエチレン(tetrafluoroethylene)の重合体であるポリテトラフルオロエチレン (polytetrafluoroethylene, PTFE)の米国デュポン社の商品名です(ウィキペディア, Wikipedia)。デュポン社のフッ素樹脂一般を指すこともあるようです。

粉末状のテフロンの製品ですが、三井・デュポンフロロケミカル株式会社の
テフロン®PTFE モールディングパウダー、これは成型用なので粒子径が30-600ミクロンと大きいです。

パワーアクセル社のマイクロフロンΠは、エンジン・オイルやカーワックスに添加する粒子径0.2ミクロンのテフロン系パウダーだそうです。東急ハンズにも売っていました。店員さんに聞いたら実際テフロンが何パーセント含まれているのでしょうね(?)と言われたのですが、「テフロン系オイル添加剤に1g程度しか入っていないP.T.F.E.粉末を120g詰めました」とありますから、100%ということでしょうか?

テフロン樹脂の特性についてはこちら



J.S.バッハ「マタイ受難曲」

2008年03月02日 | 音楽
ライプツィヒ聖トーマス教会合唱団&ゲヴァントハウス管弦楽団によるJ.S.バッハ「マタイ受難曲」全曲演奏会に行きました。指揮はバッハ以後16代目のカントールにあたるゲオルク・クリストフ・ビラー教授(Prof. Georg Christoph Biller, Thomaskantor)。「後期稿」での演奏。字幕付きでレントにふさわしい「礼拝」となりただならぬ感動を覚えました。

プログラムには武満徹氏の娘さんの武満眞樹氏による「父と『マタイ受難曲』」という印象深い文章が掲載されていました。武満さんは作曲に取り掛かる前に『マタイ受難曲』のコラールの旋律をピアノで弾くのを儀式のようにしていたそうですが、亡くなる二日前にたまたまラジオをつけたら『マタイ受難曲』が流れていて全曲聴くことができた、といいいます。

知人の牧会者がたまたま礼拝でマーガレット・F・パワーズの詩あしあとを紹介していました。人生のいちばんつらく悲しい時、ひとつのあしあとしかなかったことを主にお尋ねすると、「あしあとがひとつだったとき、わたしはあなたを背負って歩いていた。」 と答えられた、感動する詩です。ふと、マタイ受難曲の中の"Eli, Eli, lama, asabthani?"を思い出し、神に背負われていたのかな、などと考えてしまいました。