マリア・クリーゲルのイクシォーン・トリオで聴いた「ノットゥルノ」が忘れがたくボザール・トリオ盤(フィリップス)を求めて聴いた。カザルス・ホールでの彼女たちの演奏は,最初は緊張からか固かったがすぐに音楽に乗って美しく,静かなシューベルトを聴かせてくれた。何よりもクリーゲルのチェロが存在感がトリオを支えていたように思う。
その「生の」美しさとは異なるが,このボザール・トリオの演奏も音楽的に極めて高い仕上がりで美しい。弦楽の最初の音から愉悦に満ちているが,どこまでも滑らかに,艶やかなアンサンブルはシューベルトの歌を延々と歌っていくようである。どの楽器も突出することなく,溶け合いながら進行していく音楽は透明で美しい。私は2回も聴いてしまった。
この「夜想曲」は1828年の作品とすれば彼の死の年の作品。この時,シューベルトは何を思って作曲したのだろうか。私の葬式の時に流してもらいたい曲のひとつかな,などとまたもや妄想が暴走してしまったようである。
■F.シューベルト:アダージョ 変ホ長調D.897(遺作)「ノットゥルノ」. ボザール・トリオ.録音1966年.Philips,UCCP-3371/2
このCDには他にシューベルトの弦楽三重奏曲(グリュミオー・トリオ),ピアノ三重奏曲などが含まれていて2枚組1,800円。お買い得。
その「生の」美しさとは異なるが,このボザール・トリオの演奏も音楽的に極めて高い仕上がりで美しい。弦楽の最初の音から愉悦に満ちているが,どこまでも滑らかに,艶やかなアンサンブルはシューベルトの歌を延々と歌っていくようである。どの楽器も突出することなく,溶け合いながら進行していく音楽は透明で美しい。私は2回も聴いてしまった。
この「夜想曲」は1828年の作品とすれば彼の死の年の作品。この時,シューベルトは何を思って作曲したのだろうか。私の葬式の時に流してもらいたい曲のひとつかな,などとまたもや妄想が暴走してしまったようである。
■F.シューベルト:アダージョ 変ホ長調D.897(遺作)「ノットゥルノ」. ボザール・トリオ.録音1966年.Philips,UCCP-3371/2
このCDには他にシューベルトの弦楽三重奏曲(グリュミオー・トリオ),ピアノ三重奏曲などが含まれていて2枚組1,800円。お買い得。
分割して練習するのですね。鉄則のひとつかも。これなら消化不良にならないですね。
「社会人チェロ科」は自分で練習方法も考えないと単位をもらえないところが,天才少年(少女)コースと違うところでしょうか(笑)。でも,この考えることがまたよかったりして(考えすぎている私(爆))。。。
最後に混ぜて弾くのがスリリングで運動神経が必要なところだろうと思います(笑)。
貴重なアドバイスありがとうございます。
ベートーベンのメヌエットはたぶん年末くらいになると思います。
覚えておいて試してみます。
私の説明のしかたが悪かったのです。飛ばしたのは、Bach-Gavottoで、BEETHOVENのメヌエットは、目下、トリオのUP BOWでの3連付のスタッカートだけの練習
とDOWN BOWでのスラーだけの練習を其々やり、最後に
併せて、混ぜて仕上げるという桐朋流のやりかたで練習しています。これが、数回やると利にかなっていて
なるほど、素晴らしい練習の仕方であることに着付きました。やはり、一曲一曲丁寧に自分の音色を磨くことに変わりはないのです。
ひなげしさんも是非、この練習方法渡来してください。
大石