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私のオートバイたち 2

2024年09月06日 | その日その日
あまりにも古くて書類が一切残っていないバイクは記憶に頼る他はないのですが、4台だと思います。
最初は家の用足しに使ったスクーターのタクト(ホンダ)で、その頃はまだ車を持っていませんでした。ですから、乗りたくて乗ったのではなく、あくまでも実用でした。

その後、スクーターでは物足りなく感じたのか、50㏄のスズキのオフロード車ハスラー50を買い足し、DT125(ヤマハ)、SX200(スズキ)と慎重に(笑)ステップアップ。行き先は主に関東周辺の林道で自然を楽しみながらツーリングしていました。当時の愛読誌は『アウトライダー』だったかな。
SX200はタンク容量が大きいので遠出向きで、取り回しも楽で隠れた名車と言ってよいバイクでした。



SX200で房総の林道を走る(上の2葉、1987年頃、千葉県)


DT125(日付、場所不明)

それ以降は、自動車証券で辿れます。オフロードからオンロード主体になります。
1980年代末にはクラシックなGB400TTに、1991年はユニークなAX-1、1993年2月にはジェイド250、1996年にはブロス(以上ホンダ)と乗り継いでいます。短期間によく乗り換えていたものだと思います。地味でしたがどれも乗りやすいバイクでした。現在はすべて廃番です。
そして、忘れもしない、1997年3月、ブロスで事故に遭って宙に舞い、私の単車時代は終わりました。


オートバイからはたくさんのものをもらいました。操縦する楽しみ、ツーリングの楽しみ、バイクでなければ行けない場所、風景、旅先での会話、夜の愉快な宴会、交わしたピースサイン、仲間、名も知らない多くの人たち、どこまでも続くワインディングロード、淋しさが胸に染みる山の道…

バイクとの時間は、たとえ遠い過去になってしまっていても、心の中の深いところで貴重な財産になっているのかも知れません。少なくともそう信じたいけれど、こうして過去との距離を測りつつ老いていくのかな、とも思うのです。(おわり)




上のような文章を書いていると、本当に歳をとったと思います。漫才ではありませんが、ああ、あれから〇十年(笑)。
そんな想いに寄り添うのはこの曲以外ないような… 名曲は時空を超えますね。

ザ・スパイダース 『あの時君は若かった』 1968年


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