先日の夕方、木の根元に目をやると黒い虫がいました。近付くと背中に白い点々が目立ちます。咄嗟にゴマフカミキリかな、と名前が浮かんできました。実物はお目にかかったことはないけれど、そんなカミキリムシがいたはずで、珍しくはない種のはず。
早速、その名でスマホで検索してみると大外れでした。すぐに「カミキリムシ x 白い点々」でやり直し、ゴマダラカミキリと判明しました。フとマダラの区分基準がよく分かりませんが(笑)、とにかく、ゴマダラカミキリ(胡麻斑髪切、Anoplophora malasiaca)でした。うろ覚えは危険ですね。
Wikipediaでは、「国産カミキリムシ中で最もよく知られる種の一つ」とあります。こちらは私の記憶と相違なかったのですが、ではなぜ今までお目にかからなかったのでしょうか。私が気が付かなかっただけなのか、この辺には最近になって進出してきたのか。よく分かりません。
見た目は黒と白のダンディな出で立ちの虫です。「腹や脚、触角に青白い毛があるため黒と青の縞に見える」とWikipediaに書いてあるとおり、触角と脚は青っぽく写っています。涼しげと言うか、クールなカラーリングではあります。
いくらダンディでもカミキリだけあって噛む力はかなり大きいらしいです。むやみに手を出すと痛い目に遭いそうです。
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もうすぐ8月です。虫たちもたくさん出てくるわけですね。
私は夏が嫌いではありません。根底に、子供の頃の虫取りの思い出があるからでしょう。網を持って虫を追いかけて遠くまで行きました。まだ、清水や沢がありました。熱望していたオニヤンマはついに捕獲できませんでしたが、夏一番の幸せな思い出ですね。
もう十分に思うのですが、暑さの本番はまだこれからのようです。皆様もご健康に留意され元気でお過ごしください。∎
ご参考まで
Wikipedia「ゴマダラカミキリ」
Nikon D5600 / AF-S DX Micro NIKKOR 40mm f/2.8G
iPhone SE/2
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夜、と言うことは、このカミキリは夜行性ですね。どうりで、夕方に発見できたわけですね!
またひとつ勉強になりました。