チェロとは別に「本業」があるのだから,いつも都合が良いとは限らないのですが,今回は悪すぎて,先生と私の相互の事情で3回連続キャンセルになりました。4度目の正直(笑)でやっと実現した,お待たせレッスン。前回のレッスンから7週間も空いてしまい,季節は,残暑厳しき砌から秋冷の候へと移ろってしまいました。さて,腕の方は? 例によって先ずはセブシックからです。
セブシック(作品2の1の第5番の)191,192番
何と今回は1回ですんなりOK。これは珍しいこと。反復練習,さらに歩きながら仮想ボーイングをしたお陰か。次の課題は193~195番単純だが,ややこしい運弓。要運動神経(笑)。
アルマンド,クーラント(バッハ無伴奏組曲第3番から)
アルマンドとは長い付き合いになった(笑)。今夜も不揃いな音符たちを生産してしまったが特に32分音符がまずい。7小節目の3,4拍目の前半の山場はクレッシェンドの頂点となるので3拍目の最初のFisは弓を押し付けてアクセントを付けること。続く4拍目の上行音形も粒を揃えてはっきり聞こえるように。だが,崩れてしまう。1-4-1-3-4のフィンガリングの1は弦から離さずに移動のこと。
全体的に言えることだが,上行音形の最後の音と9小節目以降のスラーのかかった音形の最後の音は短めにすると舞曲らしく,軽く聞こえる。そしてリズミカルに。
と,説明を聞きながら,もしかしたらこの曲は春の風に揺れる窓辺のレースのカーテンのように弾くべきかなどと妄想してしまった。風に乗って微かにスミレの匂い。軽やかに踊る貴族たち。揺れる裳裾。一転して廃墟のホール。ボロボロのカーテンがゆっくり風をはらんで揺らめく。どこからかスミレの匂い。。。う~ん,タルコフスキーの『鏡』のような(笑)。これは疲労の蓄積のせいかな。(もしかして,レム睡眠に入っていた(爆))
クーラントの方は迷うことなくベタ弾きで弾いたら,ほとんどスタッカートのように弾けという。ご無体な!そんなに急には動きません(笑)。
他にデュナーミクを書いてもらいました。楽譜にたくさんの松葉が張り付いたようになって今回は終わりました。
セブシック(作品2の1の第5番の)191,192番
何と今回は1回ですんなりOK。これは珍しいこと。反復練習,さらに歩きながら仮想ボーイングをしたお陰か。次の課題は193~195番単純だが,ややこしい運弓。要運動神経(笑)。
アルマンド,クーラント(バッハ無伴奏組曲第3番から)
アルマンドとは長い付き合いになった(笑)。今夜も不揃いな音符たちを生産してしまったが特に32分音符がまずい。7小節目の3,4拍目の前半の山場はクレッシェンドの頂点となるので3拍目の最初のFisは弓を押し付けてアクセントを付けること。続く4拍目の上行音形も粒を揃えてはっきり聞こえるように。だが,崩れてしまう。1-4-1-3-4のフィンガリングの1は弦から離さずに移動のこと。
全体的に言えることだが,上行音形の最後の音と9小節目以降のスラーのかかった音形の最後の音は短めにすると舞曲らしく,軽く聞こえる。そしてリズミカルに。
と,説明を聞きながら,もしかしたらこの曲は春の風に揺れる窓辺のレースのカーテンのように弾くべきかなどと妄想してしまった。風に乗って微かにスミレの匂い。軽やかに踊る貴族たち。揺れる裳裾。一転して廃墟のホール。ボロボロのカーテンがゆっくり風をはらんで揺らめく。どこからかスミレの匂い。。。う~ん,タルコフスキーの『鏡』のような(笑)。これは疲労の蓄積のせいかな。(もしかして,レム睡眠に入っていた(爆))
クーラントの方は迷うことなくベタ弾きで弾いたら,ほとんどスタッカートのように弾けという。ご無体な!そんなに急には動きません(笑)。
他にデュナーミクを書いてもらいました。楽譜にたくさんの松葉が張り付いたようになって今回は終わりました。