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転 覧 記

ほぼ展覧会レポ。たまに読書記録。

《ミュージアムグッズ紹介》 皇室の名宝展@東京国立博物館

2009年10月11日 23時20分20秒 | ミュージアムグッズ
今回は番外編。




先週から東博で開催中の「皇室の名宝」展の特設ミュージアムショップから
気になるアイテムをご紹介です。



 個人的なイチオシはこちら。
 酒井抱一の「花鳥十二ヶ月図」2010年版卓上カレンダー。
 半年(6幅)分が1綴りになっています。
 来年は花鳥画で季節を感じてみてはいかがでしょうか。




お次はこちら。若冲の「動植綵絵」全30枚ポストカードセット!
(実際は6枚1セットx5)
全30幅が勢ぞろいしたこの展覧会ならではのアイテムです。

・・・個人的には複製画全30幅のほうが欲しかったけど。
高くても買うのに。




 ピンボケで申し訳ないですが、
 展示作品の部分をコラージュにした竹しおり。

 これもなかなかセンスいいと思いました。




とりあえず、特に良いと思ったもの3点をご紹介しました。

他にも定番のポストカード、複製画、マグネット、一筆箋、クリアファイル、
ボールペン、エコバッグ、Tシャツなどもあり。
個人的には、もっと複製画のバリエーションを揃えて欲しかったところ。

他にも商品の写真をとってきたので、余裕があればアップしていきたいと思います。


10/22 追記

そのほかのグッズはこちらをご覧ください

《ミュージアムグッズ紹介》 世界の自動演奏楽器(音楽CD)

2009年10月07日 00時59分41秒 | ミュージアムグッズ
◆グッズのご紹介

前回に引き続きオルゴールつながりでご紹介するのはこちら。

山梨・六甲にあるオルゴール博物館「Hall of Halls」で展示されている
自動演奏装置が奏でる音楽を収録したCD。



19世紀末~20世紀初頭に作られた、機械仕掛けの楽器たち。
アコーディオンからパイプオルガン、バンジョー、ピアノ、バイオリン、
更にはそれら複数の楽器を同時演奏するジュークボックスタイプのものまで
そのバリエーションは多岐に渡りました。

カフェバーで酒にダンスに興じる当時の若者たちが聞き入ったスウィング・ジャズや
機械的に「録音」された当時の名ピアニストの演奏をお楽しみください。


なおケースはミニブックレットになっており、
自動演奏装置の写真や詳しい解説が掲載されています。



当時の世情・文化などにも言及しており、
読めばより世紀末の雰囲気に感情移入して音楽をお楽しみいただけると思います。


◆どこで買える?

このCDはオンラインでも購入はできます。

ですが、できればやはり現地の博物館に行って、
実際に演奏装置がグリグリ動いて大迫力の演奏を奏でる様子を間近に見て聴いて
音楽に浸っていただきたいなと思います。

そしてその感動を家にお持ち帰りする、と言った形でCDを買って帰るのがお勧めです。

ミュージアムグッズ紹介: オルゴールボール

2009年10月02日 00時00分33秒 | ミュージアムグッズ
◆グッズ紹介

ケルト民族の祈祷師(ドルイド)たちが、瞑想する際に用いたと言われる鈴。

現在は、オルゴールボール、ハーモニーボール、ドルイドベルなど
さまざまな呼ばれ方をしています。





写真は直径2cm、ちょうど1円玉と同じ程度の大きさのもの。
実際のドルイドベルは、もっと大きなものだったようです。

耳元で降ってみると、とても繊細で涼しげな音が鳴ります。
「星降る音」と形容するかたもいらっしゃるようで。

百聞は一聴に如かず。こちらで試聴できますので興味のある方はどうぞ。
http://www.sweet-c.jp/orgelball/
大きさによって異なる音色をお楽しみください。

また、似たようなアイテムで「ガムランボール」というものもあります。
こちらはバリがルーツだとか。

ガムランボールを視聴できるサイトも見つけましたので
オルゴールボールと聴き比べしてみてはいかがでしょうか。
http://www.chantii.jp/audition/


◆どこで買える?

「オルゴールボール」と検索すれば、いたるところでネット販売しています。

ただ、通販の場合は実際に現物を手にとって確かめることはできません。
実はオルゴールボールは手作りなので、音色もデザインも1つ1つ微妙に異なっていて
一品一品それぞれに個性があるのです。

というわけで、現物を触って見て聞いて
自分好みものを手に入れたいなら、ミュージアムショップへGO!

全国のオルゴール博物館のうち、
大きめのショップを併設しているところでは、たいてい置いてあると思います。

ほかにも次の美術館で見かけました
・ポーラ美術館
・Bunkamura ザ・ミュージアム


店先で見かけたらぜひ振って音色を聴いてみてください。

ミュージアムグッズ紹介: ステレオビューア

2009年10月01日 00時57分31秒 | ミュージアムグッズ
◆グッズのご紹介


 このカテゴリではミュージアムショップで見つけた珍しいグッズを
 紹介していきたいと思います。

 第一弾はこの "The Amazing Card" オランダ製。
 レンズから覗くと名画が立体に見える!というシロモノです。




自分のイチオシはこちら、
ルノアールの "Spring Bouquet"です。

丸々とした染付の壺に生けられた色とりどり春の花たちが
それぞれ思い思いに枝を伸ばしている、華やかな一枚。

立体化されるとそのボリュームがさらに強調され
文字通り画面から溢れんばかりの生命感に息を飲むこと請け合いです。

当たり前ですが3Dでお伝えできないのが本当に残念。






 他にも水面の照り返しが美しいモネの「睡蓮」「印象・日の出」や
 実際に舞台袖からバレエの稽古を覗き見しているような気分になれる
 ドガの "Ecole de dance" などもお勧め。

 (左の画像は「印象・日の出」)




フラ・アンジェリコ、ボッシュ、ラファエロ、レンブラント、フェルメールから
ゴッホ、シャガール、クリムト、ダリ、エッシャー、ホッパー、北斎、広重に至るまで、
絵のバリエーションも豊富なので、きっと好みの1枚が見つかるはず。
見慣れた名画の魅力を再発見できるでしょう。


畳まれた状態では丁度ポストカードの大きさになるので
切手を貼れば、そのままグリーティングカードにも使えるそうです。


◆どこで買える?
この "The Amazing Card" は以下の美術館のショップで見かけました。

・Bunkamura ザ・ミュージアム
・ポーラ美術館
・ブリジストン美術館
・埼玉県立近代美術館
・神奈川県立近代美術館
・名古屋市美術館

またウェブ検索すると、下記のショップで販売されているようです。
・宮城県美術館
・河村記念美術館

ネットでも買えますので興味のある方はどうぞ↓。
The Amazing Card 日本語サイト


品揃えが豊富なのは Bunkamura のショップ。
中には上記の日本向けネットショップでは販売していないものも。
推測ですけど、海外から直接取り寄せているのではないでしょうか。

また、ブリジストン美術館、埼玉県立近代美術館で販売しているものは、
同館所蔵コレクションの絵を用いたオリジナル商品。
両館のショップでしか買えない貴重品です。