(写真は、teamLab Exhibition, Walk Through the Crystal Universe @ポーラ ミュージアム アネックス。
とても幻想的で時間を忘れて見入ってしまう展示でした。
※感想※ teamLab Exhibition, Walk Through the Crystal Universe @ポーラ ミュージアム アネックス(銀座))
「今週末はどこへ行こうかな?」
そろそろ週末が楽しみな木曜日。今週末に行ける展覧会・イベントをまとめました。(関東中心)
・今週は『TodaysArt』!オランダで11年目を迎える最先端アートの祭典、日本で初の本格開催です。
・店内にあるもの全てにらくがきできる期間限定カフェバー「GINZA RAKUGAKI Café & Bar by Pentel」がStart!前回開催時にも好評だったのでぜひご予約を入れてお出かけください。
・今週開始の展覧会も多いです。「未来食 食に関する3つのストーリー」、「コタケマン 絵画展」、「産廃サミット」、「天野喜孝展」など。神奈川では、「藤子・F・不二雄ミュージアム 4周年記念フェア」も開催されます。
・「新宿クリエイターズ・フェスタ」は土曜日で終了!「蔡國強 アート・アイランド展」「伝説の洋画家たち 二科100年展」なども今週末で終了してしまうので、お見逃しなく!
※今回も東京とそれ以外で記事を分けました。
東京以外の展示については、
今週末行ける展覧会・イベント(2)【9/5(土)〜9/11(金)】(東京以外の関東)。
を御覧ください。
※個人的に気になっているもの・オススメしたいものをまとめています。
※”今週から開始の展示”には、”今週で終了の展示”には、”私が行ってオススメしたいなと思った展示”にはのマークをつけました。 週末の計画のご参考になれば幸いです。
※展覧会の内容および画像は公式HPまたは紹介記事から引用させていただきました。
●イベント●
<東京>
【EVENT】TodaysArt.JP TOKYO 2015 @寺田倉庫(天王洲アイル)
日程:2015年9月5日(土)~13日(日)
時間・料金:プログラムによる
オランダで11年目を迎える最先端アートの祭典『TodaysArt』が、日本で本格開催される。規模と期間を拡大し、街のいたる所でビジュアルアート、パフォーミングアート、デザイン、建築、先端技術、体験型インタラクティブアートまでを横断的に紹介するイノベーティブかつ実験的なプログラムや展示が開催される。Jeff Millsのパフォーマンス、真鍋大度らによるトーク、珍しいキノコ舞踏団らによるダンス、池田亮司らによるインスタレーション作品など。
【EVENT】東京迂回路研究フォーラム 「対話は可能か?」 わたしたちはいかに「共に」⽣きることができるのか? 対話を通して考える
日程:2015年9月4日(金)~6日(日)
時間・料金:プログラムにより異なる
様々なバックボーンを持つ人々が「共に」⽣きるということを体感し、そのありようについて考える3⽇間のフォーラム。障害、ケア、労働、住処、ジェンダーやセクシュアリティ、国籍など、日常に横たわる複層的な境界線。
様々な境遇の人々を見つめ続けてきた写真家の齋藤陽道(さいとうはるみち)をはじめ、テレビ番組『BAZOOKA!!! 高校生RAP選手権』で話題をさらった「自閉症ラッパー」のGOMESS(ゴメス)、見えない壁に真摯に向き合った著書『在日の恋人』でも知られる現代美術作家の高嶺格(たかみねただす)、大阪の日雇い労働者の町でコミュニティスペースを運営する詩人の上⽥假奈代(うえだかなよ)など、芸術家や研究者、介護士、「おばちゃん」たちが参加する。
●展覧会など●
<東京>
■GINZA RAKUGAKI Café & Bar by Pentel (銀座)
2015.9.06(日)-10.31(土)
カフェ:12:00-17:00
バー:18:30-23:30
チャージ料金:800円
店内にあるもの全てにらくがきできるカフェバー。画材はもちろん「ぺんてる」製。
1. 新築ビルの「壁」「窓」「床」「柱」「テーブル」そしてトイレ、店内の全てがキャンパスとなりらくがきが可能
2. コースターに描いたらくがきが動き出す「ARアプリ」が楽しめる。
3. 誰でも自然にらくがきがしたくなるような接客演出
4. らくがきを楽しめるプレートやパステルカラーのドリンクなど「ぺんてる」らしいメニューが豊富
5. 毎日数回のサプライズな「フラッシュモブ」を実施予定
■清水敏男監修「未来食 食に関する3つのストーリー」謝琳+間島領一+品川明 @LIXILギャラリー(銀座)
会期 2015年9月3日(木)~11月24日(火)
休館日 水曜、9月23日(祝)、11月22日(日)
開館時間 10:00~18:00
入場料 無料
清水敏男氏(アートディレクター)による「未来食 食に関する3つのストーリー」を開催します。食をテーマに創作活動を続ける2名のアーティスト、謝琳(シェリン)氏と間島領一氏による作品展示と"味わい教育"を専門分野とする食の研究家・農学博士 品川 明氏によるトークイベントを通して、未来の「食」について三者三様のストーリーを語ります。
謝琳氏は、お菓子で部屋の一部を実寸大に構築した「Mellow House」や私たちがいつも食べ慣れている食品を別の色彩に替えて提案する「晩餐会」など、「食」の視覚的、文化的イメージを覆すことを作品の手法としている。間島氏は、TVを観ながらラーメンを食べる個食を風刺した「ヌードルボーイ/ガール」、ブロイラーやクローン、遺伝子組替をテーマにした「食欲連鎖」展など、カラフルでポップな明るさの中に批判とユニークさがあふれた作品を制作してきた。(マイナビニュース)
■コタケマン 絵画展 ぬし @mograg gallery(御徒町)
日程:2015年9月5日(土)~27日(日)
時間:14時00分~21時00分
休み:月曜日
料金:入場無料
三戸なつめ『前髪切りすぎた』ミュージックビデオ監督なども務める大阪在住の画家コタケマンの展示。コタケマンは、6年かけて一軒家をまるごと作品として発表したり、大阪新世界にて自らイベント『セルフ祭』を開催したり、インドに間違った相撲を広めに行ったりなど、様々な表現をしているアーティストだ。今回の展示では、新たに描きおろした「ぬし」と名付けられた、人間でも動物でもないモノを描いた作品を中心に、これまでの様々な表現活動が、無意識に描いてきた絵にどう影響をもたらしたのかを、検証する展覧会となる。
2015年9月4日(金)~12日(土)
12:00~20:00 (初日・最終日は最終入場15時まで)
入場無料
産廃サミットとは、廃棄物中間処理業者の株式会社ナカダイが主催する、“ 廃棄物 ” という素材 ( マテリアル ) の様々な使い方を創造する日本で唯一のイベントです。テーマは、“ 廃棄物を言い訳にしないデザイン ”。
1. 80組のクリエイターによる、廃棄物を言い訳にしない100作品
2.ナカダイマテリアル約 100 種類
3. マテリアルリサイクル加工品
4. プラスとナカダイで運用する中古オフィス家具リユース市場“MRC”のご案内とナカダイのリサイクルシステムなど
2015年9月5日(土)~9月13日(日)(水曜休)
16:00~23:00
入場無料
GIFアニメーションは、GIFフォーマットの複数の画像を順に表示することにより、動画を表現しています。動画のアプリケーションがまだ一般的ではなかった時代から、PCのプラットフォームに依存せず、ブラウザ上で閲覧することができ、更にファイルサイズが小さいことから、インターネット黎明期より広くウェブ上の表現に使われてきました。音声を扱うことができず、使用できる色数も最大256色までですが、現在でも最もミニマムな動画形式としてその制約を生かした表現が生み出されています。
本展は、そんなGIFアニメーションに魅入られた、アーティスト、イラストレーター、デザイナーと、幅広い分野で活躍するメンバーからなるグループ展です。アニメーションの他、原画や平面作品の展示販売もございます。従来の発想にとらわれない新しい表現をお楽しみください。
■70’s 原風景 原宿 vol.2 Fashion & Music 出会うことが、青春 @BA-TSU ART GALLERY(原宿)
日程:2015年9月4日(金)~8日(火)
時間:10時00分~17時00分(土曜日、日曜日、最終日は16時まで)
写真展は入場無料
スタイリスト中村のんが主催する、原宿の70年代の風景を写真とトークショーで振り返る展示の第2弾がBA-TSU ART GALLERYにて開催。今回は「Fashion & Music」がテーマとなり、70年代の原宿を、当時若者だった有名写真家たちの作品と当時のヒット曲によって蘇らせる。トークショーでは、 ハービー山口、野上眞宏、高橋靖子、藤原ヒロシなどが登場。(Time Out Tokyo)
■天野喜孝展「AURUM」@ミヅマアートギャラリー(市ヶ谷)
日程:2015年9月2日(水)~10月3日(土)
時間:11:00~19:00
休廊日:日、月曜、祝日
料金:無料
天野喜孝は、15歳でアニメ制作会社タツノコプロに入社。「タイムボカン」シリーズや「科学忍者隊ガッチャマン」など数多くのキャラクターデザインに関わりました。
今展は絵画や陶器など、さまざまな手法の作品により構成され、多くの日本的な題材もその特色となっています。風神雷神図や百鬼夜行図、月に見立てた壷や中に秘密を内包した箱など、それぞれに輝きを含みもった作品の数々を、ぜひご高覧下さい。
■手帳のことば展 This is my LIFE. @渋谷LOFT(渋谷)
開催期間:2015年9月1日(火)~8日(火)
時間:10:00~21:00
会場:渋谷ロフト6F特設会場
入場料:無料
店内では、ほぼ日手帳に書かれた「日々のことば」の展示が行われるほか、「手帳のことば」にまつわる会場限定グッズも販売される。また、WEBサイト「ほぼ日刊イトイ新聞」では、募集した「手帳のことば」とエピソードも展示。初日である9月1日(火)には作詞家の松本隆を迎え、糸井重里と“ことば”について語るトークイベントを開催。
■ 村上仁一写真展「雲隠れ温泉行」 @ガーディアン・ガーデン(銀座)
会期:2015.8.31 月- 9.17 木
時間:11:00a.m.-7:00p.m.
日曜休館 入場無料
本シリーズは、若手表現者を応援するガーディアン・ガーデンの公募展入選者の中から、各界で活躍する作家の、その後の活動を伝えるための展覧会です。
村上は、2000年に公募展の第16回『ひとつぼ展』写真部門でグランプリを受賞しました。その後、二十代後半、現実から逃避するように世間から姿を消していた時期に、人知れず日本各地の温泉地を巡り、そこで出会った風景を撮影した作品の数々を、本展覧会で展示します。
時間が止まっているような山間の温泉地の情景を、白と黒の世界で写した写真には、温泉というハレとケが混在する場での、青年の孤独と人の温もりを求めるアンビバレントな心情が見え隠れしています。
第2部:2015年8月29日(土)~9月26日(土)[日・月・祝休]
11:00~19:00
無料
会期を2つに分けて開催する同展では、1970年代後半から90年代初めまでの田名網の軌跡を回顧。7月11日から開催される第1部では、「擬似庭園」というコンセプトのもと、1977年から1992年にかけて制作された木彫作品を配置したインスタレーション、ペインティング、プリント作品、実験映像作品を展示する。8月29日から開催される第2部では、2004年にgrafとのコラボレーションで制作された大型の家具や、1980年代のペインティング、プリント作品などを紹介する。
(CINRA.NET)
■回向 ― つながる縁起 @P3 art and environment(新宿御苑前)
2015年7月11日(土)~10月12日(月・祝)
開館日:毎週月・金・土・日 特別開館:7/14(火)-7/16(木)、9/22(火)-9/24(木)
休館日:毎週火・水・木 8/14(金)〜8/17(月)
会場:P3 art and environment
時間:11:00-17:00 *金曜日および夜イベント開催時は19:00までオープン
料金:無料
曹洞宗萬亀山東長寺の新たな幕開けとなる本展では、大乗仏教の「回向」をテーマに、東長寺が新たに提案する、次代の寺院のありようをご紹介致します。《継ぐ》《結う》《紡ぐ》《響く》《繫ぐ》《続く》の6つの観点から「回向」を捉え、作品展示、トークイベント、音楽ライブ、ワークショップなどの多彩なプログラムを通して、「人と社会を結び、次代の文化・地域を創造する」これからの東長寺の思想と諸活動をご体感いただきます。
■ 新宿クリエイターズ・フェスタ2015 @新宿駅周辺各所及び歌舞伎町など
2015年8月21日(金)〜9月6日(日)
新宿駅周辺各所及び歌舞伎町を中心とした会場で、著名アーティストの展覧会や子ども向けアートイベント、“まち中アート”などが展開される。
■ teamLab Exhibition, Walk Through the Crystal Universe @ポーラミュージアムアネックス(銀座)
2015年8月21日(金)~9月27日(日)
11:00~20:00
無料
同展では、3次元の動く立体物をリアルタイムで立体のまま映し出すことができるチームラボ独自の「インタラクティブ4Dビジョン」を使った新作インスタレーション『Crystal Universe』を展示。無数の光を空間に粒子として配置し、宇宙空間における光の動きを表現した作品だ。鑑賞者は、スマートフォンを使用して同作が生み出す宇宙空間を構成する要素を作ることが可能。さらに、鑑賞者が空間の中を歩き回ることによって空間全体が変容していくという。
(私の感想など:teamLab Exhibition, Walk Through the Crystal Universe @ポーラ ミュージアム アネックス(銀座))
■百年の愚行展 @3331 Arts Chiyoda(末広町)
会場:3331 Arts Chiyoda 1F 3331ギャラリー →地図
期間:2015年8月22日(土)〜9月27日(日)
時間:12:00-20:00(期間中無休)
料金:無料
同展は、書籍『百年の愚行』および同書の続編となる『続・百年の愚行』の展覧会。2002年に刊行された『百年の愚行』は、20世紀に人類が犯した愚行を10に分類し、写真やエッセイ、コラムで紹介した書籍。会期中の毎週金曜に様々なトークイベントを開催予定。
■オーガニック・コントラスト – 薄黒の仕事展@ディーゼル アート ギャラリー(渋谷)
開催期間:2015年8月21日(金)〜11月13日(金)
会場:ディーゼル アート ギャラリー
開館時間:11:30〜21:00
入場料:無料
休館日:不定休
90年代初頭からアンダーグラウンド・ミュージックシーンに携わりながら絵描きとしての活動をスタートし、音楽やスケートカルチャー、アパレルデザインなどにまつわるアートを通じて国境を超えた活動を着実に広げていったUSUGROW。
10年ぶりの国内開催となる本展では、USUGROWのトレードマークとも言える点描によるイラストレーション、カリグラフィ作品、新しいスタイルとなる墨による作品など合わせて40点近い作品を展示。
■ 47 麺 MARKET -47都道府県のローカルな麺集めました- @d47 MUSEUM (渋谷)
会 期2015年8月 6日(木) - 2015年10月25日(日)
時 間11:00 - 20:00(入場は19:30まで) ※9月7日(月)・8日(火)は休館
場 所d47 MUSEUM
d47 MUSEUMでは「 旅」「物産」「地域問題」など、毎回様々なテーマで、47の日本の個性を47の常設展示台を使い紹介してきました。13回目の企画展となる今回は、「47 麺 MARKET」として、47都道府県のうどん、そば、ラーメン、パスタなどの「麺」を紹介します。その麺が誕生した背景や地元での食べ方の流儀など、それぞれの麺の個性を紹介しながら、実際に商品を買って楽しむことのできる、マーケット型の展覧会です。
■ メカニックデザイナー 大河原邦男展 @上野の森美術館(上野)
2015年8月8日(土)から9月27日(日) ※休館日なし
10:00〜17:00
一般 1,500円
大河原邦男は、「タイムボカンシリーズ」「機動戦士ガンダム」「装甲騎兵ボトムズ」など、誰もがあこがれ、夢中になったアニメーションに登場する数々のロボットデザインを手掛けた日本初のメカニックデザイナー。大河原がこれまでに描いたイラストや設定資料、本展のために描き下ろした作品など約500点を一挙に展示し、40年以上に渡る仕事の歴史を紹介。憧れのメカが夢の共演を果たすのも注目。(FashionPress)
■ 塩田千春 新作展 - 家のかたち @ケンジタキギャラリー(新宿)
2015年7月17日(金)- 9月26日(土)(月、祝 および8/7~8/24 休み)
12:00 - 19:00
今年のヴェネチア・ビエンナーレ 日本館 で展示中の塩田千春さんの新作展。
■蔡國強(ツァイ・グオチャン) アート・アイランド展@アートフロントギャラリー(代官山)
2015年7月28日(火)~9月6日(日)(月曜、8月13日(木)~17日(月)休)
11:00~19:00
入場無料
北京オリンピック開会式の花火の演出で記憶されている方も多いかと思いますが、2015年、蔡國強(ツァイ・グオチャン) は、京都、横浜、そして越後妻有と日本で話題の展覧会に次々と参加いたします。
この度その一連の流れと同時並行でアートフロントギャラリーにおいては、より身近に作品を鑑賞する機会をご用意しました。
■ 『境界』高山明+小泉明郎」展 @銀座メゾンエルメス フォーラム(銀座)
2015年7月31日(金)~10月12日(月・祝)会期中無休
月~土曜11:00~20:00(最終入場19:30)
日曜11:00~19:00(最終入場18:30)
エルメス財団は7月31日~10月12日、銀座メゾンエルメス フォーラムで「『境界』高山明+小泉明郎」展を開催する。二人の作家は自分と他者、過去と現在といった、境界に揺さぶりをかけて表現される新作を発表する。ゲストキュレーター住友文彦は同展を通して、近代合理主義が作り上げた集中や管理に対し、葛藤や違和感を覚える人が増えている現代における新たな芸術の可能性を問いかける。
■ 自然の造形美展2「ウニのない人生なんて」@(PLACE) by method(渋谷)
2015年7月31日(金)〜9月5日(土) (※閉廊:日・祝日※夏期休業:8月9日(日)〜8月16日(日))
12:00~19:00
京都を拠点に「自然の造形美」を伝える活動を展開するウサギノネドコ。本展示はそのウサギノネドコによる「自然の造形美展」の第2弾にあたります。展示テーマは「ウニ」の造形美。全世界から集めた100種類近くの希少で美しいウニの魅力に迫ります。アクリル封入、立体スキャン、3Dプリントなどのテクノロジーを駆使して引き出された、美しいウニ世界をご堪能下さい。
■ アーティスト・ファイル 2015 隣の部屋――日本と韓国の作家たち @国立新美術館
2015年7月29日(水)~10月12日(月・祝)(火曜休)
10:00~18:00 金曜日は20:00まで
1,000円(一般) 500円(大学生)
2008年から国立新美術館が開催してきた「アーティスト・ファイル」展は、いまもっとも新鮮で充実した活動を行っている現代美術家を、個展の集合体の形で紹介するグループ展です。
イム・フンスン / キ・スルギ / 小林耕平 / イ・ヘイン / イ・ソンミ /イ・ウォノ / 南川史門 / 百瀬文 / 手塚愛子 / 冨井大裕 / ヤン・ジョンウク / 横溝静
■ 伝説の洋画家たち 二科100年展 @東京都美術館 (上野)
・2015年7月18日(土)~9月6日(日)(月曜休)
・9:30~17:30(金曜は21:00まで、入室は閉室の30分前まで)
・一般1,500円 学生1,200円
1914年に創設された公募展『二科展』が、今年で100回目の開催を迎えることを記念した展覧会。第1回から『二科展』に出品された作品を全国各地の美術館や所蔵家から集め、作品が描かれた時代背景やエピソードを織り交ぜながら紹介するほか、展覧会の歴史を「草創期」「揺籃期」「発展そして解散」「再興期」の4期に分けて明らかにするという。
出品作家は、岡本太郎、岸田劉生、小出楢重、佐伯祐三、坂本繁二郎、関根正二、東郷青児、中川一政、藤田嗣治ら約100人。
2015年7月25日(土)-10月12日(月・祝)
10:00–22:00(火曜日のみ、17:00まで)
一般1,800円、学生(高校・大学生)1,200円
ベトナム人アーティスト、ディン・Q・レのアジアにおける初の大規模個展。
ディン・Q・レはカンボジアとの国境付近のハーティエンに生まれ、10歳の時、ポル・ポト派の侵攻を逃れるため、家族とともに渡米しました。
ベトナム戦争終結から40年、日本にとっては戦後70年の節目を迎えたいま、国家や社会の「公式な」歴史の陰で語られることのなかった市井の人々の名もなき物語を読み直しつつ、アートと社会のより密接な関わりを探ることはきわめて重要な課題ではないでしょうか。本展ではディン・Q・レの作品とユニークな活動を通して、私たちの過去と現在、そして未来について考えます
■ ビューティーグラフィクス展 “バトル” @資生堂銀座ビル(銀座)
2015年7月13日(月)〜9月30日(水)
休館日:土日、7月20日、8月10日〜14日、9月21日〜23日
9:00〜18:00
入場無料
■ キュッパの美術館ーみつめて、あつめて、しらべて、ならべて @東京都美術館(上野)
2015年7月18日(土)~10月4日(日)(月曜日、7月21日(火)休)
9:30〜17:30(金曜日は9:30〜21:00)
一般 800円、団体(20名以上) 600円、65歳以上 500円、学生400円
この展覧会は「物を見つめ、集め、並べてみることから始まる、私たちの住む世界とのコミュニケーション」がテーマです。『キュッパのはくぶつかん』のお話を導入にしながら、物を収集する過程の、そのワクワクした気持ちが伝わってくるようなコレクションや、何かを観察し、収集し、並べることを含むアーティストの作品を紹介します。
(私の感想など:自分で博物館を作ったら…何を置く?どう見せる? ー「キュッパのびじゅつかん」@東京都美術館(上野))
2015年7月18日(土) 〜 10月12日(月祝)[月曜休]
10:00〜18:00
夏休みにあわせた子どものための展覧会。本年度は、わたしたちの住む社会が抱えるさまざまな問題について、親子で考えるための展覧会を行います。ヨーガン・ レール、岡乾二郎、会田家(会田誠、岡田裕子、会田寅次郎)、アルフレド&イザベル・アキリザンの4組のアーティストの道案内に従い、環境や教育、グローバリズムなど、数々の問題について、親子それぞれの立場で眼差しながら、ありうるべき未来の社会とはどんなすがたをしているのか、さらには子どもとは 社会の中でどのような存在なのかを、じっくり考えてみませんか。
■ パルコキノシタ スウィート・ヒアアフター @府中市美術館 (府中)
2015年7月18日(土曜日)から11月3日(火曜日・祝日)[月曜休]
10:00-17:00
パルコキノシタは、1980年代末から、画家、イラストレーター、漫画家として、一貫してグラフィックな作品を手がけるとともに、ワークショップやパフォーマンスなど社会的アクションで、私たちの生きる時代と積極的に関わり表現活動を行ってきました。ときに奇抜でありながらも、ペーソスのあるユーモアを失わず、逆説的にしか示せない社会の隠された真実を浮かび上がらせるパルコキノシタ。震災から4年にして、私たちが生きる「いま」を静かに問いかけます。
■ 鈴木理策写真展 意識の流れ @東京オペラシティアートギャラリー(初台)
2015年7月18日[土]─ 9月23日[水・祝]
11:00-19:00
本展では鈴木の新作および未発表作を中心に、写真作品約100点と映像作品3点を展示します。タイトルの「意識の流れ」は「見るという行為に身をゆだねると、とりとめのない記憶やさまざまな意識が浮かんできて、やがてひとつのうねりのような感情をもたらすことがある」という鈴木自身の経験に基づいてつけられました。鈴木の見た時間を追体験すること、それによって私たちは純粋に見ることへと誘われるでしょう。
■ ポケモン研究所~キミにもできる!新たな発見~ @科学未来館(お台場)
2015年7月8日(水)~10月12日(月・祝)(7月14日(火)、9月1日(火)、9月8日(火)、9月15日(火)、9月29日(火)、10月6日(火)休)
午前10時~午後5時
大人(19歳以上)1600円、中人(小学生~18歳以下)1200円、中人土曜1100円、小人(3歳~小学生未満)500円
親しみのある「ポケモン」を題材として、「観察」や「分類」という科学的な手法やプロセスを楽しみながら体験できる企画展です。
会場となる「ポケモン研究所」で、来場者はこの研究所にやってきた1日研究員となり、手渡されたモンスターボールの中にどんなポケモンが入っているかをさまざまな観察マシンで分析しながら、つきとめていきます。
■ アートアクアリウム 2015 〜江戸・金魚の涼〜 &ナイトアクアリウム @日本橋三井ホール(日本橋)
・2015年7月10日(金)-9月23日(水・祝)(会期中 無休)
・11:00-23:30(最終入場:23:00)
・当日:大人 1,000円/子供(小学生 以下)600円
『アートアクアリウム展 〜金魚シリーズ〜』の真髄とも言える独自の“前例を見ない斬新な発想”のもと、最新演出(照明や映像、音楽、香りなど)を用いた新作を多数、発表いたします。
■ ファッション・イラストレーター 森本美由紀展 @弥生美術館(根津)
2015年7月3日(金)~9月27日(日)[月曜休]
午前10時~午後5時
ファッションイラストレーター森本美由紀の、初となる展覧会。
2013年に54歳の若さで急逝するまで、女の子の憧れのファッションを描き続けた。本展では、アトリエに残された作品を一挙公開し、30年の軌跡をたどる。(TimeOutTokyo)
■ 動きのカガク展 @21_21 DESIGN SIGHT(六本木)
2015年6月19日(金)- 9月27日(日)[火曜休]
10:00 - 19:00
本展では、世界的に知られるメディアアーティストのジモウンやニルズ・フェルカーの日本初公開作品をはじめ、クワクボリョウタが大規模な「LOST」シリーズの新作、ユークリッド(佐藤雅彦+桐山孝司)が脳と体を結びつける新感覚の体験型作品を発表します。
出展作家: アトリエオモヤ、生永麻衣+安住仁史、菅野 創+やんツー、岸 遼、クワクボリョウタ、ジモウン、鈴木太朗、パンタグラフ、ニルズ・フェルカー、沼倉真理、ユークリッド(佐藤雅彦+桐山孝司)、他
(私の感想など:仕組みはシンプル、表現は無限! ー動きのカガク展 @21_21 DESIGN SIGHT(六本木))
■No Museum, No Life?―これからの美術館事典 国立美術館コレクションによる展覧会 @東京国立近代美術館(竹橋)
2015年6月16日(火)〜9月13日(日)
この展覧会では、A〜Zのキーワードにそって、作品はもちろん美術館の設備や活動、そこに集う人々まで、多面的に美術館そのものを紹介。例えば【A】ならばアーティストについて、【G】はガード、すなわち警備について、【M】ならばお金の問題など、まるで辞典を紐解くように私たちの疑問に答えてくれる。(FASHION PRESS)
(私の感想など:美術館って一体なに? —No Museum, No Life?―これからの美術館事典@国立近代美術館)
2015年5月30日(土)~9月13日(日)(月曜休)
ワタリウム美術館のコレクションを紹介する「アイ・ラブ・アート」シリーズの第13弾となる同展。同美術館の現代アートコレクションを中心に、インスタレーションや彫刻、絵画、ドローイング、写真、映像作品など約250点が展示される。
2015年5月23日(土)—2016年3月6日(日)[月曜休]
メディア・アートにおける代表的な作品、先端技術を取り入れた作品、批評的な観点を持つ作品、さらに研究機関で進行中のプロジェクトなどを展示。作品を楽しむだけでなく、その背景にある現代の多様化したメディアやコミュニケーションの在り方、現代社会における問題、未来への展望や、さらに新しい感性や美意識について考えるきっかけとなることをめざしている。
岩井俊雄, 菅野創+やんツー, スズキユウリ, セミトランスペアレント・デザイン, 高谷史郎, グレゴリー・バーサミアン, 平川紀道, Filament(Sachiko M,大友良英), ビル・フォンタナ, 藤幡正樹, 和田永
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