千代田「獅子の会」の歩み

千代田区民の声を議会に届けよう!区民の為の議会を求めましょう!

緊急のお知らせ

2015-01-29 16:17:38 | 日記
1月31日(土)に勉強会を開催します。
お知らせが前々日となり、申し訳ありません。
昨年までは、政調費の使い方に関し意見交換をしてきました。「獅子の会」として、住民監査請求⇒住民訴訟を起こし、現在係争中です。また別の区民の方から、政調費条例改正に関する「陳情」「請願」が提出されました。他にも政調費の住民監査請求←住民訴訟が提訴されました。私たちの勉強会を通じて、多くの区民の皆様が関心を抱いてくださったことに感謝致します。
今回の勉強会では、今までの「使い方」の意見交換ではなく、これからの「政調費」について話し合いたと考えています。条例改正を議会で取り上げてもらうためには、どんな方法があるのか?何を変えて欲しいか?を、皆様から伺いたいと企画しました。
4月には選挙があります。大切な1票を投じる時の参考になったらイイなと思っています。
議員の皆様も区民の率直な意見を聞きにいらっしゃいませんか!
ご出席いただけるようでしたら下記メールアドレ宛返信お願いします。


場所;九段生涯学習館5階音楽試聴室 http://www.city.chiyoda.lg.jp/shisetsu/bunka/005.html
時間;1月31日(土)18時30分より20時30分予定

千代田「獅子の会」
Mail;ccnokai@muse.ocn.ne.jp
山口

委員会傍聴して

2015-01-17 19:04:10 | 日記
三つの常任委員会には、企画総務委員会・生活福祉委員会・環境文教委員会がある。役所の担当部署との関連により区分される。委員会は議員と執行機関・議会事務局とで通常行われる
定例会本会議は質問事項も答弁内容も事前に提出されたものを読み上げるだけだが、委員会は議員が活発な議論をする場であると、議員は言う。ハタシテそうだろうか?
私の感じた「ありのまま」を書く。
①議員が執行機関に嫌がらせしているのか、虐めているのかなと感じること。本題・本質から外れて揚げ足取り的発言に終止する場面に出会う事がある。「御免なさい」「議員のおっしゃる通りです」とでも言わせたいのかと勘ぐってしまう。
②議員同士が主張を言い続ける場であると思えること。言い続けていては合意に至ることはない。区民のためには一つ一つの議案を決めていかなければならないはずだ。議事録に残るように。 多数会派主体で議事進行しているようにも感じる。国の「党」とは違い議員個人の意見を尊重しあうのが地方議会であるはずだ。同じ会派で意見が分かれても良いのではないか。
③特定の議員が話し続けること、全く発言しない議員がいることにも異様さがある。特定議員の委員会かと間違えそうになる。委員長が円滑な議事進行を心がけ、各委員が意見を出しやすい場作りが大切だと思う。
④いつの間にか休憩になっていること。休憩中は議事録に残らないから。委員同士でもいつ休憩になったか分かっていない場合がある。「あれ、いま休憩中だっけ」と。特定委員が休憩を求めると委員長はそれに従う。委員長失格である。でも、委員長手当はチャント貰うから不思議だ。なぜ休憩するのか?それは、お互いの意見調整がうまくいかない、具合が悪いときだ。時には数十分から数時間に及ぶことがある。一般的会議では考えられない事であり、会議の冒頭あらかじめ時間を決めるか、会議が長引いた時にトイレ休憩を取るぐらいだろう。ところが最も大切な事柄が、この休憩時間中になんとなく決められてしまうようだ。議事録に残さないために。
委員長にはもっとしっかりしてもらいたいものだ!高いギャラを区民は払っているんだから!同じ会派の委員の肩を持つことなく、フラットな姿勢でいてほしいと思う

議会運営委員がある。議員12名・議会事務局・担当幹部職員で、年50~60回開催。
これがすごい!ほとんどが1~3分で終了である。10分前後の会を含めて90%以である。 
30分以上は年数回あるかどうかである。時間の無駄であり経費の無駄である。毎回20名以上が委員会室に集合、委員長と議会事務局が発言して終わりである。委員は承諾の意思表示だけ。大概は定例会などの議事進行状況の確認作業である。本当に必要な委員会なのだろうか?

                  「獅子の会」 山口

委員会

2015-01-05 16:17:09 | 日記
議会には三常任委員会と議院運営員会が常設としてある。ほかに特別委員会が現在は四つある。必要に応じて三常任委員会連合審査会がある。ここまでは公式委員会であり議事録も公開される。特別委員会も通年設置されているのが現状だ。
委員長は月額6万1千円年額73万2千円、副委員長には月額3万1千円年額37万2千円が支払われる。これらは議員報酬に上乗せされる。ちなもに議員報酬は月額61万6千円である。議長は月額30万5千円プラス議員報酬・副議長19万円プラス議員報酬だ。
それでも議員たちは足りないと息巻く(審査会議事録より)。
特別委員会が通年設置されるわけだ。
議事録の残らない非公式会議がある。各派協議会・全員協議会・条件整備検討会等が存在する。議会で特別な問題が起きると「懲罰委員会」「百条委員会(地方自治法100条規定からこう呼ばれる)」が設けられる。この委員会に手当が支給されるかは不明だが。
議長・委員長は多数会派や当選回数の多い議員から選出されるのが慣例となっているようだ。私の傍聴時の感想としては副委員長は不必要であると思う。区議会議長は委員会に所属せず、委員長に事情が生じたら議長が副委員長の代行すれば足りることだ。
議会は現在も三委員会常設にこだわっているが、地方自治法の改正により条例で定めればよくなったのだから大いに議論すべきである。特別委員会等も同様だ。非公式会議を廃止して全てが区民に知らされるようにすべきだ。議員は公人であるから。
古参議員による新人議員に対する対応にも問題がある。慣例的な手順・手続きをタテに、新人は何も知らないのだから、解っていないのだから黙っていろと。これではいつまでたっても議会は変わらない。
今年の選挙では区民の皆様が議会に関心を持って、大切な一票を投じていただきたいと願っています。                      
                            獅子の会 山口  

今年は千代田区議会議員選挙の年

2015-01-03 20:22:30 | 日記
昨年は「政務調査研究費(現政務活動費)」について書いてきました。今年は議会に感じていることを書いていきます。

今の議会は、慣例化・形骸化が著しい。
本会議を傍聴してまず驚くのが、議員・理事者(副区長・区職員)が演壇へ向かうとき、質問する議員は議長にそして区長・理事者席へと順番にお辞儀をし、区長・理事者は議長・議員席へと同様に頭を下げる、これだけなら挨拶で済むが、質問者は変わるたびに、区長・理事者は答弁の度に同じ儀式を繰り返すことだ。奇妙な光景だ。最近はネット配信しているが、この光景は映されことはない。議長席や議員席・理事者席をネット中継すれば臨場感が増すことだろう。居眠り議員もいなくなるだろう。
議員質問は時間制である。質問内容は事前に通告されている文書を読み上げるだけだ。過去には役所サイドに質問文書を作成させた猛者もいたそうだ。質問事項の状況説明と自説にかなりの時間をさき、終盤に「そこでお尋ねいたします。・・・・明快なる答弁をお願いいたします」と、どの議員も同じ締め方をする(・・・は箇条の質問事項)。質問用の雛形があるように感じる。答弁も用意されているそうだ。 「儀式」と感じるのは私だけだろうか?
代表質問と一般質問に分けられている。代表と一般では質問時間が違う。だが、二人会派で代表もないだろうに。国会の真似事をしていると思うのは私だけかな!
数時間休憩で中断したことがある。夕方から午後10時ぐらいだったと思う。傍聴席には何時に再開するかは全く知らされなかった。途中食事に出て戻ろうとするとエレベーターが使えない。階段も使えない。1階警備室へいき事務局を呼んでもらいなんとか傍聴席へたどりついた。私は休憩前から傍聴しており休憩中であることを知っていたから入ることができたが、知らない区民が傍聴しようとしたら傍聴席へは行けなかった。これは大問題である。公開の原則に違反しているのだ。しかし議会も事務局も知らん顔で終わってしまった。
質問事項がどれだけ区民に還元されたかフォローしている議員はいるのかなと、疑問に思う。年4回の本会議。相当数の質問事項になる。質問することが仕事になっているのではないか。どうしても提案したい事項であれば次の本会議質問で、現状を役所に質すべきである。

多くの方に議会を傍聴していただき現実を知っていただきたいと思います。
                         
                           「獅子の会」 山口 
    

明けましておめでとうございます

2015-01-01 20:25:16 | 日記
新しい年の幕開け! 初心を忘れることなく頑張っていきます!
でも、新年早々お詫びです。大晦日のブログに誤字がありましたこと。

私たちの始まりは、議員定数問題で「多くない」「そうだね多いよね」と飲みながらの話題だった。「じゃあ調べてみようよ」「勉強も必要だよね」とかなり大雑把な感じでのスタート。法政大学のセミナーに参加したり、本を読んだりして、徐々に「定数問題」を議論することが、いかに難しいかを知ることとなる。仲間から「もっと議会のこと勉強しよう」と意見があり、政務調査費を知り、調べ始める。すると、様々な疑問が生まれ益々知識が必要と痛感するに至り、ネットで地方自治法や千代田区の条例をを見たが、読みこなすことができない。素人の浅はかさか?
仲間と議論し、意見の違いがあったり時には喧嘩しながらも支えあって挫けることなく今日まで続けてきた。最も大きく力付けられたのは勉強会に来てくれた区民の皆様だ。第1回は24年12月だった。区内各区民館を周り昨年11月には18回を数えるまでになる。少しでも区議会のこと議員のことを知ってもらいたかったからだ。40名以上参加の会も数度はあった。
陳情・監査請求・住民訴訟と進んできた。マスコミの取材もあった。テレビでは2度、新聞各紙でも取り上げてもらうことができた。昨年3月の朝日新聞は強烈なインパクトがあった。テレビ放映後は千代田区民からの接触があり、他区民からの電話やメールもかなりあった。新聞・テレビを観て勉強会へ足を運んでくれた方もいる。
素敵な弁護士さんたちにも出会えた。今ではともに戦う大切な仲間のような気がする。ちょっと生意気かな?
昨年までを振り返ってみました。
今年も「獅子の会」を宜しくお願い致します。 仲間一同