千代田「獅子の会」の歩み

千代田区民の声を議会に届けよう!区民の為の議会を求めましょう!

今年は千代田区議会議員選挙の年

2015-01-03 20:22:30 | 日記
昨年は「政務調査研究費(現政務活動費)」について書いてきました。今年は議会に感じていることを書いていきます。

今の議会は、慣例化・形骸化が著しい。
本会議を傍聴してまず驚くのが、議員・理事者(副区長・区職員)が演壇へ向かうとき、質問する議員は議長にそして区長・理事者席へと順番にお辞儀をし、区長・理事者は議長・議員席へと同様に頭を下げる、これだけなら挨拶で済むが、質問者は変わるたびに、区長・理事者は答弁の度に同じ儀式を繰り返すことだ。奇妙な光景だ。最近はネット配信しているが、この光景は映されことはない。議長席や議員席・理事者席をネット中継すれば臨場感が増すことだろう。居眠り議員もいなくなるだろう。
議員質問は時間制である。質問内容は事前に通告されている文書を読み上げるだけだ。過去には役所サイドに質問文書を作成させた猛者もいたそうだ。質問事項の状況説明と自説にかなりの時間をさき、終盤に「そこでお尋ねいたします。・・・・明快なる答弁をお願いいたします」と、どの議員も同じ締め方をする(・・・は箇条の質問事項)。質問用の雛形があるように感じる。答弁も用意されているそうだ。 「儀式」と感じるのは私だけだろうか?
代表質問と一般質問に分けられている。代表と一般では質問時間が違う。だが、二人会派で代表もないだろうに。国会の真似事をしていると思うのは私だけかな!
数時間休憩で中断したことがある。夕方から午後10時ぐらいだったと思う。傍聴席には何時に再開するかは全く知らされなかった。途中食事に出て戻ろうとするとエレベーターが使えない。階段も使えない。1階警備室へいき事務局を呼んでもらいなんとか傍聴席へたどりついた。私は休憩前から傍聴しており休憩中であることを知っていたから入ることができたが、知らない区民が傍聴しようとしたら傍聴席へは行けなかった。これは大問題である。公開の原則に違反しているのだ。しかし議会も事務局も知らん顔で終わってしまった。
質問事項がどれだけ区民に還元されたかフォローしている議員はいるのかなと、疑問に思う。年4回の本会議。相当数の質問事項になる。質問することが仕事になっているのではないか。どうしても提案したい事項であれば次の本会議質問で、現状を役所に質すべきである。

多くの方に議会を傍聴していただき現実を知っていただきたいと思います。
                         
                           「獅子の会」 山口